11/01 (月)
山陽電車姫路駅前。民主党朝の街頭演説。M代議士が副大臣としての職務の関係で今日も既に上京している。ロシアのメドベージェフ大統領が国後島を訪問したことを受け、外務省の対応も必要となっているのだろう。日本は軍事面においては憲法で「国際紛争を解決する手段として国権の発動たる戦争と武力による威嚇又は武力の行使」を否定している国である。これまで優位にあった経済の面で確実にロシアや中国との差が少なくなってきている。こちらが相対的に弱くなり、切るカードもなくなってきているということであろう。前者を変えない以上、経済で頑張るしかない。
その点で貿易の自由化を目指す環太平洋連携協定(TPP)への参加について、菅内閣で議論されている。国内農業を守る観点で、与野党ともに参加に賛否両論があるようだ。議論は大いに結構だが、資源がない貿易立国の日本の結論は決まっているはずだ。資源がないという同じ状況の韓国が輸出産業に力を入れ、サムスン電子などは日本の大手電機メーカーを既に先行している。自動車や電機という製造業が日本の経済を支えているのは疑いようのない事実。雇用もそれによって産まれている。農業の戸別所得補償もその流れの中にある。法人税率の問題以上に手をこまねいていてはいけない問題。木を見て森を見ずであってはならない。
その後、JRで神戸の県庁。県庁にほど近い花隈町の暴力団事務所近くで爆発物が爆発したとの報道。けが人はなかったというが、恐い話である。議会控室で新行革プラン3年目総点検について当局から説明。少し意見を述べる。
その後、姫路の事務所へ戻る。昼食は三宮駅で野菜ジュース。久し振りに日中の電車で寝てしまう。夕刻、下寺町の姫路商工会議所。青年会議所の地域経済活性化予定者委員会。正式には来年スタート予定の委員会のため予定者委員会なのだが、自己紹介などの後、早速委員会の目的、姫路城大修理中の城にかわる観光振興について議論。その後、懇親会。姫路城の修理は姫路だけでなく西播磨全体の観光にも影響を与える。西播磨で連携する必要もあるのではという認識で一致。 |