10/15 (金)
参院予算委のテレビ中継を横目に作業。各省庁から地方自治体へのキャリア官僚を中心とした出向について一川参院議員が質問している。中央集権の改革を念頭に補助金や規制と同様の地方支配手段ではないかとの指摘である。中央省庁の課長クラスが都道府県では副知事をしている事例も例にあげていた。出向者全体では1,617人いるとのこと(省庁別では国土交通省448人、警察庁443人、総務省292人、農林水産省123人など)。出向先の多くは都道府県で1193人と7割を占めているという。
片山総務大臣が鳥取県知事時代に特定の出向を断った時の経験を例に挙げ、その困難性についても述べていた。自治体側も国の人材に依存している側面があるという話も。人事交流を否定するものではないが、権限委譲や補助金の交付金化が進めば自然と減少していくだろう。地方分権が進んでも国会議員を志向する層は変わらないと思うが、公務員の場合は地方志向も少し増えるだろうか。
その後、 灘のけんか祭りを見物するため白浜町へ。松原八幡神社前の桟敷席でまず宮入の見物。友人Kくんの席から見たのだが下から見る景色とまた違う。今回は昨日の民主党秘書会参加メンバーも祭りを見物。参加して良かったと感動している。
松原八幡神社。朝11時ごろ
拝殿から出てきた神輿
その後、松原八幡神社前を出発し、御旅山(おたびやま)へ
御旅山。数万人の観衆
3基の神輿合わせ
ぶつかって倒れています
その後、屋台も続々と広畠の練り場へ入ってきます
各村の屋台の練り合わせが続きます
その後、神輿や屋台は山道をのぼり神社御旅所へ向かいます
山上の神社御旅所。神事が執り行われます
神事の後、山から下りる屋台。日が暮れてきました
練り場に再び戻り、最後の神輿合わせが激しく行われます。神輿はつぶれてしまっています。その後も屋台の練り合わせが続きました
見物に来たことは何度かあったが、初めて座って本格的に見せて頂いた。「灘のけんか祭り」さすがである。伝統を守っているからこそ感動を与えられるのだろう。改めてお招きいただいたKくんや献身的におもてなしをいただいた奥様に感謝したい。 |