02/10 (水)
先日買い求めた広畑・寿のぶどうぱん。知らなかったのだが、昔からの人気商品らしい。そういえば、子供のころ、父が仕事帰りにドンクの黒糖ぶどうパンを買ってきていた。今もあるのだろうか。
寿のぶどうぱん
行政刷新担当大臣に枝野幸男代議士を任命するという。埼玉県からの入閣は12年振り、松永光蔵相以来というから驚く。人口も多い県だが、都市型・埼玉都民と言われる選挙区事情もあり、当選回数が上がらず長期当選が難しいのも一因か。いずれにしても鳩山内閣とっては久方振りのいい話題。なかなかいい人選、タイミングである。石川代議士の離党決意ということで、民主党にとっていい話がなかっただけにしっかり頑張ってほしい。そういえば、主な仕事として公益法人・独立行政法人等の事業仕分が予定されている。ある意味での原理主義者だけに手腕を発揮されるだろう。
事務所で作業の後、電車で神戸の県庁。 途中、ダイエー出身のK元参議院議員と遭遇。先だって神戸で勉強会を開催するとのことで講師を依頼されたのだが、議会の管内調査の日であったためで残念なことになっていた。久方振りだが、お元気そうで何よりである。
昼食抜き。会派の議員団総会。議員定数等調査特別委員会の報告など。県議会定数の削減については民主・自民・公明の3交渉会派の姿勢がそれぞれ5減、1減、5減(ちなみに共産党は7増)と分かれていたが、正副委員長試案(委員長は自民、副委員長は民主)ではその中間の3減案が示された。
西脇市・多可郡の合区による1減(公職選挙法による強制合区)、豊岡市1減(逆転選挙区の解消)、姫路市・飾磨郡の統合1減(特例選挙区の解消・定数減は任意)により3減というものである。西脇市・多可郡の合区による1減が公職選挙法による強制合区であるため、1減は当然なのだが、3減だけでいいのかというのが正直なところである。
特に、一票の格差という観点では、特例選挙区である佐用町選挙区を台風被害を理由に解消しない(前回に続き先送りする)ことで、議員一人あたりの人口格差は最大の芦屋市(90,590人)と佐用町(21,012人)の4.31倍が放置されることとなる(人口は平成17年国勢調査。実際は更に拡大)。これは昨年の衆院選の一票の格差をめぐる2つの高裁判決でも指摘されているが、有権者の権利に関わる重要な問題である。
この問題については、当HPでも行革による職員定数の3割減とのバランス、質の向上の観点から大幅な定数削減が必要だと度々主張してきたが、会派の定数問題調査委員にもなって姫路の1減をはじめ理論的に削減可能な提案を行ってきた。1減などという実質的な前進がない場合は、地方分権には反する可能性もあるが、国会での地方自治法の改正により特例選挙区の解消を法律で実施してもらうことも検討するなど様々な対応も考えていた。3減をどう見るかだが、半歩前ということもできる。試案は民主の副委員長も提案者である。地方議会の選挙も多数決。このあたりでまとめざるを得ないということだろう。
その後、O企画財政局長から平成22年度当初予算案全体の説明。 その後、民主党・県民連合「集合住宅・土地対策推進議員連盟」の設立総会。その後、企業庁のY総務課長から同庁予算案の説明。
その後、姫路へ戻る。姫路駅前の日航姫路。青年会議所の新入会員歓迎例会、例会など。その後、春のイベントの打ち合わせを兼ねて夕食。なかなか簡単ではなさそうだ。 |