03/02 (木)
車で市役所。9時から会派市民クラブの総会。議会運営委員会の報告。給与条例改正関係の議案が追加提出されるようだ。10時から本会議。今日から2日間は各会派の代表質問が予定されている。今日は創夢会のN会長、市民クラブの山下相談役の順で質問。所属議員数がそれぞれ13、9人。代表質問は大会派順で質問する。
消防の一部事務組合の扱いなど目立たないが将来の姫路市にとって大事な話も。Y議員の質問では、役職者の平均年齢や在職年数(係長45歳23年、課長補佐50歳28年、課長55歳33年など…いずれも平均)を具体的に指摘しつつ、民間企業や国家公務員等に比べても昇進が遅いことを指摘。若年層のモチベーション向上についても言及されていた。最近は指摘年数より改善されているという反論答弁も。ポスト数が限られた中で、同じような年次を同じように管理職に処遇するために、全員を遅らせている。簡単な話である。この方式では、多くがポストにつけるが、管理職として在任する期間はわずかになる。横並びの発想。この仕組みには功罪ある。崩すには、若手を抜擢して年次逆転を認めるか、キャリアのように早期退職制度を導入して組織をピラミッド型にするか。後者が無理なことはわかるが、年次逆転にしてもモチベーションの低下を招く可能性がある。役職給の比率の少なさや身分保障が事情を複雑にしている。
合併関連では、旧町職員の任用について、町の一般職の最高ランクである課長級(8級)を市の課長補佐(在職3年以上)と係長級(同3年末満)に、町の副課長級(7級)は、係長級(在職2年以上)と主任級(同2年未満)に位置づける方針などが説明された。給与水準ももちろん大切だろうが、主任以上に位置づけられるかどうかが大きなポイントか。それは姫路市の主任昇格には筆記試験の合格が必要であるからである。
また、500名を超える定数内職員とは別に、定数外の常勤嘱託88名・非常勤職員8名・臨時職員187名の合計283名の方の処遇についても言及があった。姫路市の常勤嘱託制度はなくなるため、非常勤嘱託(特別職)または臨時職員(一般職)のどちらかだが、前者は、特定の学識または経験に基づいて任用される専門職(逐条地方公務員法)とされるため、一般事務補助の経緯から後者となるのだろう。姫路市の場合、長期臨時職員の再任用は1回である。
交通局については、厳しい質問もあった。一歩踏み込んでいるのだから、その点の答弁もあってもよかったと思うが…。
その後、議会事務局で調査依頼など。その後、Kさん来訪。本会議中は逆に時間があり、諸活動に勤しんでいるようだ。意見交換など。 |