11/01 (月)
多くの書類や荷物を持って車で姫路駅前。朝の街頭演説。M代議士、K県議、O秘書。ボランティアは畏兄Yさん、発明家のOさん。私もM代議士も、被災地の復旧は行政の責務。予算云々の問題は違うという趣旨の話をした。
被災地を訪れた小泉総理に「なんとか元の生活を取り戻したい。早く復旧してください」とあたかもお殿様やお代官様に土下座してお願いするような住民の方のTV映像を見た。藁にもすがるという思いはわかるが、少し違和感があった。別の方は対応の遅れを主張し、苦言を呈していた。日本人的には前者が一般的かもしれない。そういえば豊岡市では多数のボランティアを見ながら無視して遊んでいる高校生グループもいた。
ある永田町の住人から直接聞いた話だが、被災直後、国の補助金の存在を知らなかった自治体の担当者が、予算上の都合で被災者に配付する食事の量を少なくし(苦情が発生するほど)、補助金の存在を知ってから、その分増量したという。「こんな(補助金の存在も知らない)程度だから、地方分権には反対」とその方は言っていたが、分権の話は別にして聞くに堪えないお粗末な話。災害対応などは行政の義務的役割、いわば租税の対価として受けるべき住民サービス。私が納税者なら怒り心頭だ。
納税者意識の希薄なお上意識の残る人たちと自分たちだけよければいいという人たち、前者の投票行動は変わらないし、後者は政治や行政に無関心。いずれも全てではないが、これがこの国に政権交代がない要素の一つ。運転中の携帯禁止にも言及。M代議士も市議会の変な話を知っておられた…。○○、千里を走るとはよく言ったものだ。
終了後、傍聴のKさん、ボランティア2人の方と少し歩いて喫茶みち。市政懇談会。Yさんも2日間豊岡にボランティアに行ってきたという。姫路からもバスを連ねて多くの方が駆けつけていたようだ。こういう市民参加の形は素晴らしいことだと思う。
車で市役所。資料作成。議会事務局など。時間なく昼食抜き。同僚のY議員の車に同乗させて頂き、神戸メリケンパークオリエンタルホテル。ETC装備済みの車だけに料金所渋滞とは無縁。車中では私のHPにも話が及ぶ。少し難解なのではとの指摘も。市政の当事者から普通の大学生まで読者は様々。確かに私独特の言い回しに加え、政治用語も使っている。もっと親しみやすい内容にしたいのだが、「もう少し勉強して、職員をうならせるぐらいの内容を書かないと駄目」この某部長の話が結構効いている(苦笑)。その評価は別として、書くために調査し、自分の実になっていることは確か。「議員になってもよく勉強しなさい。勉強しなければ〜と一緒」とも多数の方から聞く。議員になっても勉強しなさいと言ってもらえる私はいい支持者に恵まれていると思う。
N労兵庫総支部主催「情報通信とユキビタス社会」と題した勉強会。NTT兵庫支店のT支店長を講師として、情報通信産業の現状と光ファイバの伸展、架設状況やネット社会の将来予想などについて学ぶ。多数の地方議員が参加していたが、国会レベルの話も多かった。ITに無縁の人にも、きつかっただろう。
N労と言えば高校同級生のFくんは神戸中央分会の役員を退任。会社の方で大成する道を決断したということのようだ。そういえば、高校同級生のNくんから一橋大学の助教授に就任とのメール。まだ29歳だから末恐ろしい。ということで姫路にいない同級生も様々な世界で頑張っている。大いに励みになる。終了後、懇親会。帰りは渋滞。
その後、市役所。和辻哲郎関係のページ作成。写真活用はわかりやすいが、手間がかかる…。相当遅くに退勤。K社の姫路支社。夜勤という中堅幹部のTさんと懇談。私もいいたいことを言う方だが、Tさんは更に激しい。こういう人を敵に回すと怖いかもしれない。ただ味方にするのも難しい。
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