09/01 (月)
早朝、起床。姫路駅頭で朝の街頭演説。読売新聞のN記者が衆院選取材のため来訪。私と同年齢とのこと。姫路の市民性についての分析を聞くに同感。市民参画の裾野拡大、お上意識の払拭が課題か。読売も政治部の報道姿勢については民主・自由の合併を恣意的に批判するなどナベツネ方針を感じるが、社会部系の記者さんはさにあらず。頑張ってもらいたい。
防災の日ということで、阪神・淡路大震災関連で、先週の記念防災センター視察、当時のボランティア等について演説。昨日の神戸新聞で知った県民の地震に対する意識低下についても言及。
終了後、姫路駅南口。駅ビルの麺処木八でざるそばをかきこみ、市バスで広畑地区公共埠頭。姫路市総合防災訓練に参加。消防局、消防団、自主防災会などの姫路市関係者のみならず、県、自衛隊、海上保安庁、民間企業など多くの関係者が参加。今年のテーマは「山崎断層、南海・東南海地震を想定した住民参加型防災訓練」というもので、近隣の広畑小学校の生徒さんたちも炊き出し作業や地震体験などを行う。水を入れただけで食べられるという非常食アルファ米の五目御飯を試食。案外美味。最後に、消防艇や消防団、企業消防車の一斉放水で終了。毎年9月1日に市内各所で開催しているとのこと。小学生が倒れ、救急車で運ばれるという事態も発生するほどの酷暑の中での開催。消防局をはじめスタッフの方も苦労されたと思う。
その後、バスで市役所。市役所脇のビストロ・シェ・マツでパスタランチ。美味。その後、過去の包括外部監査の報告書を入手(包括外部監査との名称だが、全てを監査しているわけではない)。中核市以上は外部監査が義務付けられており、姫路市が委任(議会承認)した外部監査人が毎年テーマを決めて外部監査を行っている。事後チェック型行政が次代の行政のあるべき姿だと思うが、内部監査という身内の監査に限界があるのは誰もが知りたること。ただ、行政監査を専門にする会計士や監査法人を知らない。もう少し先の課題か。オンブズマン制度も第三者監査ということもできるが、行政が委託するという意味では違う。内容精査は後日。
この監査の件についてもそうだが、市民クラブのN会長には様々なアドバイスを頂いている。過去の議論や市の仕組みなど全てを知っているわけではない私にとって大変ありがたい。調べるより経験ある先輩議員に聞いたほうが圧倒的に時間の無駄がないのだ。全国には、一人会派で頑張るという議員もいるが、政治・行政経験があっても大変だと思う。私の参議院国対時代の経験は以前書いたが、無所属の国会議員より、非議員の私のほうが情報を知リ得たのが事実。一人会派を貫くという姿勢は大切だと思うが、議員としての仕事ができないという悩みを抱える議員も多いだろう。たとえ議会活動せずとも有権者回りだけしておけば当選するというという姿勢には反対。もちろん思想信条が違うから一人という方は、一人でいい(笑)。ところで、オンブズマンで思い出したが、姫路市にもそろそろ動きがあるようだ。
さらに、他会派議員と情報交換。行政執行が歪められた事例を説明してくださる。知っているなら、自分で公開し、問題点を明らかにしてもらいたいのだが…。
残業後、まるよし本店で旬のサンマの塩焼き、唐々鍋9番。店員の皆さんからまかない御飯を頂く。感謝。明日からの議会に備え早めに就寝。 |