竹内ひであき 4つの提言 

 兵庫県の2009年度決算時の総県債残高は約4兆9千億円(県民一人あたり87万円)あり、この利払いだけで年800億円にもなっていることが私の本会議質問で明らかになりました。一方、県債(借金)に対して貯金にあたる基金は1,600億円しかなく、各種財政指標をみても実質公債費比率で全国ワースト2、将来負担比率でワースト1となっています。

 税収の伸びが期待できない以上、次世代に極力つけを残さず必要な行政サービスを提供するには簡素で効率的な行政システムが不可欠です。

 また、東京一極集中を是正し、地方が活力ある分権社会を目指すため大阪府、京都府など2府5県と関西広域連合を結成しました。都道府県のあり方も大きく変わる可能性がある中、兵庫の新生、県行財政の改革は急務です。そのために以下の政策を推進します。

  
●東京一極集中は限界。
 関西広域連合を地方分権の受け皿に。
●分権による関西復活、地域経済活性化を推進します。

  提言2 資源なき日本の為に         ‐ 地域でできること ‐
●教育・子育て・少子高齢化に投資します。
●ものづくり産業を支援し、産業誘致や雇用確保に努めます。

  提言3 納税者の立場に立って
●税金の使いみちをきちんとチェックし、無駄を排します。
●次世代への借金に歯止めをかけ、財政健全化をはかります。
●国県市の重複行政を排し、簡素で効率的な行政を目指します。

  提言4 議会改革
●議員定数89の大幅削減を目指します。
●議会の質を高め、民間の視点での議員提出条例の実現を目指します。