歳入予算形骸化(本会議 山下議員質疑応答)


質疑応答[041203本会議議事録]

(山下)

「歳入予算額は、厳しい財政状況の中で、歳入予算額は前年度増を計上することが財政当局として至上命題になっているような気がしてなりません。過去6年間、歳入予算額と収入済額の大幅な相違額が生じています。平成10年度129億円、11年度113億円、12年度97億円、13年度111億円、14年度87億円、15年度105億円、6年間の平均で107億円もの相違額が生じています。
 また、中核市の35市中、30市が歳入予算額を収入済額が上回っていますが、本市は35市中でも歳入予算額に対して収入済額が最低の達成率になっていますので、もう少し歳入額を精査して、市民に信頼される予算編成を組むべきだと考えますが、ご見解をお示しください。

(勝岡総務局長)

「歳入予算の計上につきましては、社会経済情勢や国の地方財政計画等を参考に、また歳出予算の計上に応じた市債などの特定財源をルールに基づき算定いたしているところでございます。
 今後とも、あらゆる資料に基づいて正確にその財源を捕捉し、かつ経済の現実に即応してその収入を算定し、十分に精査した上で予算に計上してまいりたいと考えております。」