Web版ひであき日記

2008年09月

  (未定稿)福田総理、突然の辞任表明!!
09/01 (月)

panda.gif 播但線で姫路。朝の街頭演説。「病気になって大きな手術をした。今から病院へ行く」という老夫婦や「この秋の大会で組合役員を降りる」「北欧に行っていたんだね」「久し振り」などと多くの方にお声掛け頂く。ありがたいことである。今回は警察常任委員会の報告。前回の警察署調査でわかった地域ごとの犯罪発生の特性や件数、検挙率などについて報告。

その後、新快速等で神戸・元町。県庁。議会控室。その後、三宮のセンタープラザビル。近くの歩道(公道)上に自転車パーキングが設置されていた。環境対策として自転車優遇施策を進めるコペンハーゲン市では無料だったが、坂の多い神戸では同様の施策はとりにくいだろう。地下の吉兵衛でカツ丼。美味。混雑する時間をはずして行ったつもりが行列。さすがである。


歩道(公道)上に設けられた自転車パーキング(三宮・センタービル付近)



パーキング以外の場所にとめていると放置自転車とされるようだが、依然多い。自転車利用者数に比べてはるかにパーキングの数が少ないことも原因だろう。



吉兵衛のかつ丼


その後、ジュンク堂書店。今朝M代議士がすすめてくれた中公新書「日本の統治構造」(飯尾潤著)を購入。その後、議会控室へ戻り、会派の行革特委員の打ち合わせ。その後、県土整備部から姫路警察署の工事再開の説明を受ける。現在2ヶ月遅れだが、今後挽回していくという。行き場のない下請け企業の声や施工管理の確実性について意見。その後、会派の議員団総会。行革第二次案に対する会派意見の集約、9月議会の本会議代表質問の内容説明、日程確認など。終了後も控室で行革関係の資料作成、海外調査報告資料の作業。

その後、新快速車中でメールあり。福田総理辞任の記者会見があるという。大いに驚く。一ヶ月前の内閣改造や今月スタートする臨時国会、経済対策等は何だったのか。二代続けての政権投げ出しである。記者会見では民主党に対する恨み節が目立っていたが、今更の話である。先週末に辞任を決意したということだが、政権内部、特に公明党が政権離脱をちらつかせながら提案した定額減税に抗しきれなかったことと、国会の会期や期間設定も自分の思うようにいかなかったことが直接の引き金になったと思う。最後まで景気対策の財源として赤字国債の発行を認めないという立場は堅持していた福田総理である。消費税率上げを本当は自分の内閣で実現したいとも考えていたのである。党内からも強い反発が出て消費税アップは先送りしたものの、選挙後の消費税の引き上げが規定路線のようにいわれる中で、選挙直前に定額減税を実施するということを飲まされたのは、選挙のためとはいえきつかったと思う。

臨時国会の運営が、自分の意思が通らないというより厳しいものになると予想できたため放り出したのだと思う。それも国会冒頭で投げ出した安倍前総理より少し前に。週末の日経新聞の世論調査でも支持率が再度低下する中で、政権内部、つまり後ろから弾が飛んできたことで、これ以上やっていられないということだろう。これでまた政治不信が高まる。イライラする。

「福田総理はお父さんができなかった自国でのサミットをやることが最大の目標。サミットが終ればいつ辞めるかわからない」とある代議士が語っていたことを思い出す。一国の最高責任者が突然その責任者の立場を放棄する。
デンマークでも安倍前総理が政権を投げ出したことは知られており、既に同氏がテレビの政治番組で外交を語ったり、表舞台で他党の批判をしたり、先輩の政治家と論争を始めているていると説明すると本当に驚いていた。なぜ厚顔なのかと聞かれたが、それは選挙に強いから、代々培った地盤があるからである。福田総理は記者会見でも安倍総理とは退任理由が全く違うと相当意識していた。次の選挙では息子さんに選挙区を譲るような気がする。総理秘書官は長男、次男も民間企業をやめ秘書になっているそうだ。世襲を一概に否定するつもりはないが、二代続けてこれでは。親から引き継いだ強い地盤があるだけで労せずして国会で活動できる。外国からも政情不安定のよくわからない国と思われるだろう。

今日買った「日本の統治構造」では、大統領制(二元代表制)と議院内閣制(一元代表制)を比較すると、本来は議院内閣制で選ばれた首相の方が、大統領・議会ともに住民代表を主張する大統領制より権力を行使できる仕組みであるとあった。日本の場合はこうなっていないとあったが、その国の国民性や慣習にあった制度を考える必要がある。何度となく提唱されてきたものの、実現にいたっていない首相公選制。本当に考えなければならないかも知れない。

  (未定稿)警察常任委員会、但馬・丹波管内調査へ!!
09/02 (火)

kocchi.gif 車で県庁。遅れられない時は車で山陽道を使うようにしている。新神戸トンネル経由で行けば全く渋滞がない。警察常任委員会の管内調査。県内48署を年間4回にわけて調査に出向くことになっている。今回は対象となる署が但馬・丹波地域ということで2泊3日である。委員のほか、県警本部のM参事官、F調査官、議会事務局のM主査、Y政務調査員も同行。


神戸北警察署


まず県庁から神戸北警察署。神戸北署と有馬署の合同調査。署状概況の聴取。有馬署では、神戸市内各署の中では比較的平穏なことこともあり、特に県警を担う若手警察官を育てるため、「1警ら5職質」という目標を課すなど取り組んでいる。その後、質疑応答。Q.自白偏重が冤罪を生んだとされる志布志、富山事件を受けて、取り調べの監督制が導入されたが、録画・録音することは自供・自白に影響が出るという指摘もある。現場ではどうか? A.(神戸北署)副署長が1日2回以上監督するこことした。これが機能すれば自白供述の任意性は確保される。(以下も特徴的な質疑のみ取り上げる)。

その後、三田警察署。今年1月から7月までの検挙率が75%とこれまで見たことのないような高い検挙率。昨年、一昨年と「自動販売機ねらい」が管内で多発していたが、プロジェクトチームをつくり、聞き込みや前歴者の洗い出しを実施するなど粘り強く取り組み、県内他2署と鳥取県警との合同捜査本部を設置して捜査をしていたところ、4名の犯罪グループを検挙。770件という大量の余罪をみつけるなど大きな成果をあげたという。県内全署の玄関には暴力団対策のほか、街頭犯罪の取り締まりを重点実施するという趣旨の木製看板が掲げられている。成果が出ている。


三田警察署


その後、三田市立藍市民センター。スタウス講習の見学。スタウスとは県警本部交通企画課に平成12年に設置された高齢者交通安全教育隊(Safety Traffic Unit for Senior citizen)の略称。車で走っていると道路の電光掲示等で「平成19年度 交通事故による高齢者死者数ワースト1」というものを見たことがあるかもしれないが、本県の交通事故の特徴には高齢者の死者が特に多いという特徴がある。本20年度も全国ワースト2位の状態という。各種機材や実技を通じて高齢者の方に安全を意識してもらうという取り組みである。せっかくの講習だったが、最後の最後に安全確認を怠った参加者があり、指導されている警察官も寂しそうだった。

 
スタウス講習


終了後、豊岡方面へ。

  (未定稿)但馬・丹波管内調査2日目!
09/03 (水)

kumori.gif バスで但馬空港。但馬空港管理事務所長から説明など。今日はサンテレビの県議会広報番組「県議会レポート」の取材も。


放送日は9月28日(日)10:00〜


なぜ但馬空港なのかというと、飛行機に乗るためには手荷物検査を受ける必要があるが、この検査立会いを行っているのが豊岡南署である。テロ対策、アメリカの要請もあり、どの空港でも検査が厳しくなっている。ただ、この但馬空港では空港内への不法侵入や事件などは起こっていないという。


デンマークでも特に厳しくボールペン一本でもチェックされました


現在、この空港は年間約2000機が利用しているが、そのうち定期便は大阪(伊丹)空港との間を1日2便運行している日本エアコミューター(JAC)のプロペラ機(36人乗りのSAAB製)だけ。東京直通便を飛ばすため羽田空港の発着枠を狙っているが、枠については今年度の搭乗率が参考となるようで、豊岡市では70%の搭乗率を目指した運動をしているという。今年8月の搭乗率は83.7%、今年全体でも66%と昨19年の搭乗率58.6%を大きく上回っているという(就航率は91.1%。積雪等で欠航になる場合があるため)現在、普通運賃が片道12,400円のところ、豊岡市が4,500円、関係自治体でつくる但馬空港推進協議会が2,500円を補助する利用促進策があり、5,400円で乗れるそうだ。また搭乗前日までに券を購入すると7,900円となる特便割引もあり、補助を受けると自己負担は4,000円とJR料金とほぼ同額となる優遇策も。住民だけでなく、豊岡市に来るビジネス客や京都の丹後地方にも補助を拡大させているという。必死なことはよくわかるが…。

観光客が利用することが決って先に予約が入っている場合、ビジネス客が使えない場合もあるらしく、もう少し大型の飛行機を飛ばしたい意向もあるようだが、ジェット機を運行させる場合、滑走路の延長も必要となるようだ。先の県会政務調査会では、県としては滑走路の延長を含む二期工事には着手しない方針が明確に説明されていた。この空港は1994年開港。建設費は180億円だったという。他会派のT議員の配慮で、いろいろ勉強になった。


但馬⇔大阪を2機がそれぞれ朝晩運行。1往復ずつしている



コウノトリのイラスト。イラスト入り機体は1機だが、他の路線にも就航して人気を呼んでいるという



伊丹に向けて離陸


その後、豊岡南警察署。豊岡南署と豊岡北署の合同調査。署状概況の聴取。豊岡北署管内の城崎町は昭和45年からの官民一体の暴力団追放運動が成功した土地。現在も「土地・家・軒下を貸さない」という3ない運動は実施しているという。地域柄、刑法犯の発生率も低い。いまだに鍵をかけずに外出する人も多いらしく、「鍵閉め」を呼びかけているという。他には特に問題がない。


豊岡南警察署



コンクリート製橋脚に生まれ変わるため工事中の余部鉄橋を超えて



鳥取県境まで車で10分という美方警察署。周囲を黄金色の稲穂が囲んでいる



地図を使っての署状概況の説明


美方警察署では、日本海の海岸線34kmも所管。昭和55年には香住町から北朝鮮へ密出国しようとしていた2人を逮捕したこともある。県の財政難による行革の影響について質問。光熱費節減対策として部屋の蛍光灯を3分の1ほど抜いたり、冬場の暖房にについてもぎりぎりまで我慢しているようだ。給与カットについては署長が率先してそのカット額を朝礼等で明らかにすることで他の署員と気持ちを共有するとともに家族の方にも理解を得るために説明しているという。

その後、但馬運転免許センター。但馬地域唯一の免許更新即日交付ができる運転免許センター(ただし日曜日のみ。他の曜日は違反者講習や試験を実施。更新の場合、即日交付でなければ豊岡南、美方署で平日に手続き可能。)。即日交付の導入や北近畿自動車道ができたこともあり、丹波からの更新希望者や宍粟市や福崎町からの利用者も増えているという。姫路で即日交付が導入されていないことが問題である。

交通安全協会を含む各窓口の説明や施設見学の後、私たちも模擬運転マシーンで夜間視認性の検査。無理な追い越しをして減点される(苦笑)。

  (未定稿)警察常任委員会、管内調査終了!!
09/04 (木)

puri.gif 豊岡市出石町からバスに乗って養父市の養父警察署。


養父警察署


管内の高齢化率が県下最高の31.4%(県内平均21.2%)。今年7月までの交通事故死者数4人全てが高齢者という。うち3名は崖への転落や衝突など自爆型の事故。今後加害者になる可能性もあり、署長自らケーブルテレビに出演するなどして、運転免許返納の呼びかけを実施。昨年は3名、今年は9名の免許返納があった。また一昨日視察した高齢者対象のスタウス講習を行ったりしているという。

また管内に県内最高峰1510メートルの氷ノ山や鉢伏高原を有し、入山者が年間36万人にもなるため、地元ロッジなどの関係者でつくる山岳協力隊と連携するとともに、山岳警備体制として全署員を3班にわけ、新たに配置された署員全員にベテランと組ませて氷ノ山登山を行うなど訓練しているという。

地元のF議員の話では、各種データ上は治安が良いということになっているが、警察に通報することを恥と捉える風潮がまだ残っている地域ということで、隠れた事件や事故があるかも知れないと心配しているという。また高齢者の免許返納についても、公共交通機関である全但バスが減便や路線廃止を進める中で簡単ではないことも説明された。過疎地の課題が複合的に絡み合っている。難しい問題である。


朝来警察署


その後、朝来市の朝来警察署(旧和田山署)。朝来市は和田山町、生野町など旧朝来郡4町が合併してつくられた市。合併と同時に署の名称も変更された。朝来市も高齢化率は28%と高い。運転免許保有者の最高齢は98歳。昨年は交通事故死者数ゼロを達成したが、今年は6月までの半年間で3名が死亡。全員が80歳以上という。原因は徒歩で道路横断中というもののほか、車でカーブを曲がりきれずにセンターラインを超えてトラックと衝突したなど。また、今年に入り、空き巣被害が増加しているらしく、昨年1年間で7件が今年に入り現在までで既に17件発生、3倍のペースであるという。

質疑応答では、Q.降雪時の影響はあるか? A.地元の人間は雪になれているが、外部の人間は雪に対する準備ができていないため、積雪があってもノーマルタイヤでそのまま走る。物損事故が増えたり、道路の途中で立ち行かなくなる。幅員が狭い道路では交通をストップさせてしまい、多くの署員を現場に向かわせ対応させなければならなくなる。Q.非行少年等の検挙・補導件数が昨年比で半減しているがなぜか? A.大型店の万引き対策強化などの効果や警戒の強化も一因だが、多くは1人で何度も検挙される事例があり、その人間が成人になったりして少年からはずれると数値が劇的に減少したりするというもの。データの見方も気をつけなければならないということである。

また駐在所員とその家族の取り組みとして、保育士出身の家族の方がいて、地域の子供たちに紙芝居をしたり、ゲームをしたりする事例の説明もあった。駐在所の場合、警察官だけではなく家族の協力も不可欠という署長の説明である。

終了後、北近畿豊岡自動車道へ。途中、山東町のインターで昼食。その後、丹波警察署(旧柏原警察署)へ。


丹波警察署


丹波市は氷上郡6町が合併してできた市。合併と同時に柏原署の名称を丹波署に変更。署状概況の説明の中で署長から「都市化も進展しつつある」という説明があったが、周囲の雰囲気が先ほどまでいた但馬地域とは明らかに違っている。刑法犯発生率も、平成19年度の1署員あたりの刑法犯認知件数は、ほぼ同じ警察官数の美方署が2.70であったのに対して、その2倍強の7.76とデータ上も現れている。とはいえ、県南部の臨海部に比べて犯罪数は格段に低く、治安のいい地域である。

特徴としては県内48署の中で最も多い数の26もの駐在所がある。その特性から夜間の警戒力が弱いという側面があり、その対策として、深夜シフト勤務や輪番飲酒禁止対応などで対応しているという。

質疑応答ではQ.地域の治安を支えている駐在所だが、県警本部長が実情を視察することはあったか? A.8月には県警本部長の視察もあったほか、警務部長と駐在所員、その家族との懇談会もあり、意気に感じて現場の士気は上がっている。Q.駐在所員と地域の関係は? A.野球チームのコーチをしたり、剣道の達人がいて子供たちを指導したりしている所員もいるなど地域に入り込んでいる。

また、駐在所の中にはミニパトカーの配置がないところがあり、降雪時など単車での活動が危険であることから早期の導入が課題としてあげられていた。その通りだと思う。(後刻、本部からの情報で全駐在所への導入が年次計画により進められているという説明も)、


質疑応答の様子


その後、舞鶴若狭自動車道を通って篠山警察署。いよいよ今回の但馬・丹波地域最後の警察署訪問である。


篠山警察署。平成18年に供用開始した最新の警察署。丹波篠山城のイメージをモチーフに設計された白壁の警察署である。こうした特徴ある建物の警察署は今回はこれが初めて


署状概況の聴取のあと、質疑応答。昨19年の交通事故死者数が10人(うち高齢者が9人。10年前比2倍)と高齢者の交通事故死者数の激増が見られたため、その対応策として、今年7月から運転免許の自主返納を促進するために、優遇制度を地元篠山市と連携して創設。自主返納した高齢者には、路線バスの利用券等を交付するというもの。

以前は6名の返納しかなかったが、この制度がスタートして2ヶ月で50名もの自主返納があったという(男女比30名・20名。返納者の最高年齢90歳、最低年齢69歳)。この対策や事故防止の広報のおかげで、本年は交通事故による志望者はゼロという。

また、車上狙いも続発しているようで、その手口の解明と重点的な対策を要望。交通の発達で外部からの犯罪目的の侵入者がいるようだ。また、篠山ABCマラソン、デカンショ祭り、県高校駅伝大会、丹波焼陶器まつりなどイベントも多くあり、通常の犯罪捜査だけではなく、雑踏警備や交通規制などにも忙しそうである。警察官数が64名と少ない警察署である。本部等と連携した大型イベント等の警備も必要であろう。


留置施設概観


終了後、そのまま隣の留置施設を視察。篠山署と同じ敷地内にあり、渡り廊下でつながっているものの「県警本部総務部留置管理課篠山留置施設」という所管の全く違う施設である。詳しくは記載できないが、県内、特に阪神・神戸ブロックの警察署などで、逮捕した容疑者を拘留するための留置施設がいっぱいになる状況が続いたため、篠山署と同時に建設された。弁護士等との面会室や取調室もある。取調室等の内部も視察。現在19名を収容中とのことである。犯罪は減少傾向にあるとはいえ、まだまだなくならない現実を見た。


留置施設内部に入る



これにて但馬・丹波地域の各警察署等の調査は終了


終了後、神戸の県庁へ。今回は署長の説明が簡潔であり、質疑時間も確保されていた。前回の教訓が活かされたものとなっていた。大変素晴らしいことである。

その後、県庁。17:00到着。県庁到着と同時に当日記を更新。最近遅れ気味だったが、リアルタイムに追いついた。その後、行革特について委員と打ち合わせ。その後、Y政務調査員と打ち合わせ。その後、帰宅。少し疲れた。

  (未定稿)行革特、各会派から意見表明!!
09/05 (金)

kocchi.gif 車で神戸の県庁。播但道、姫路バイパス、加古川バイパス、第二神明を通り、阪神高速の柳原で降りてという通常コースだが、なぜか2号線の三宮を迂回する橋上道路に入ってしまい、県庁周辺を通り越して生田川周辺へ。同じ道間違いは3回目ぐらいかもしれない。会派の行革特別委員の打ち合わせに少し遅刻…。

控室で打ち合わせ。行革第二次案に対する会派意見陳述の内容を確定させる。その後、財政課参事をはじめ何人かの方が来訪。また昨日までの警察常任委員会の調査で使用したカメラを神姫バス車中に忘れたことが判明…。同社社営業所に置いてもらっているそうだ。情けない。その後、三宮方面へ。何を食べるか迷った後、いつぞや神戸勤務だったMくんに連れて行ってもらったことがある「うを勢総本店」。ネタが大きい。


すし12カンのBランチ(870円)。小鉢、赤だしもつく。


その後、県議会大会議室。行財政構造改革調査特別委員会。今回は両副知事だけでなくI知事も出席。自民、民主、公明、共産の順で各会派から意見開陳。民主は神戸市灘区選出の石井健一郎議員が陳述。他会派の意見については誰が書いているのかを考えながら聞く。

時間は14時から18時前まで。途中15分の休憩を挟んだとはいうものの4時間もの間陳述を聞く県幹部も大変である。最後にI知事から、県民局の再編については地域特性を考えて検討すること、9月中旬を目途に先の行革一次案と今回の二次案をあわせて最終案をつくり、あわせて(仮称)行革条例を9月議会の提案に向けて、現在の基本計画議決条例との関係を精査しながら準備する旨の発言があった。

終了後、議会関係者らと夕食懇談。久方振りに楽しい会。

  (未定稿)民主党兵庫県連、政治スクール開校!!鳩山幹事長も来神
09/06 (土)

kocchi.gif 播但線で姫路。神戸線ホームで駅そば。電車までの時間が迫っていることと9月に入り少し落ち着いていた暑さもぶりかえしているということで冷やし駅そば。やはり熱い方が美味である。新快速等で元町。徒歩で兵庫県連。


姫路駅の冷やし駅そば(380円)


民主党兵庫県連青年局の役員と政治スクールについて打ち合わせ。視察の連続で他の役員に迷惑をかけている。その後、兵庫県連の常任幹事会。

衆院選の最短日程等の確認、対策など。その後、Y県議ら地方議員の面々と県庁北のEuf(ウフ)でロコモコ。ロコモコを食べるのは初めてだがハワイ料理らしい。その後、兵庫県民会館。兵庫県社会保険労務士政治連盟と民主党兵庫県連との政策懇談会。鳩山由紀夫幹事長も参加。法改正要望や地方対応可能な事項等について意見交換など。


社労士政治連盟の方々に挨拶する鳩山由紀夫幹事長


その後、ラッセホール。民主党兵庫政治スクール開校式。松本たけあき校長の開会挨拶。




その後、鳩山幹事長の基調講演(以下、要訳)。


鳩山幹事長


政治家としてのリーダーの条件とは。一つはこういう日本、こういうふるさとにしたいというビジョンを持っていること。そのために命を懸けるという覚悟を持つこと。福田さんには両方ともなかったと結論づけたい。最後までどんな日本をつくりたいのか私にはわからなかった。「自立と共生」という思いを私も主張してきたが、福田さんも同じ言葉を使ったが、最後まで駄目だった。何かをしたいという思い、拉致問題の解決などまだ安倍さんの方があった。もともと総理を引き受けるべきではなかったと思う。

今日集まった人は、市会や県会に挑戦したいという人もいるかと思うが、しっかりビジョンを身につけてからやってほしい。政治家には私心を捨てる無私の態度が最も大切だと思う。(自民党内には)「福田さんは辞めるタイミングがよかった。民主党の代表選挙をつぶした」とほくそえんでいるという説もあるが、民主党の代表選挙をつぶしたとかそんなお祭り騒ぎ、関心をひきつければ自民党は勝ちなんてていう話は甚だ寂しい。国益という観点では北朝鮮からも笑い声が聞こえてきそうだ。形だけの(拉致問題の)再調査をするという話までも先送りされるのでは。この点だけでも国益を損ねている。(神戸開催も検討されていた)日中韓の首脳会談も吹っ飛んでしまった。更に経済的な損失も大きい。お祭り騒ぎで国民の中で盛り上がっても経済界は浮かれていない。政治が停滞することで株価にも影響がある。政治の混乱が経済も混乱させているのに、そんな意識もない。今日は批判をするつもりで来た訳ではないが、時の総理が政権を投げ出すことの意味をあまりにわかっていないのでこんな話をした。

それでは私たちはどんな社会を目指すのか。
自由な社会がいい。悔しいが自由民主党という名前はいい(笑)。結果的には一党の支配が続いて今日を迎えた。「勝った者が偉い」だけでは真の自由とはいえない。己の良心に従って行動しうる状態が自由。自分に恥じない、自分一人だけが良くても駄目。負ける人たちもいる。相手に対しても良心に従って行動できる状態をつくってあげること。これが私たちの目標である。手本は私の祖父の鳩山一郎。昭和21年3月に「お互いの尊厳、お互い人格を尊重しながら家族的な友愛国家をつくりたい」と著している。これが自民党を作っていった男の、この国のビジョンだったと思う。これが成り立てば自由を謳歌できると思う。残念ながら、今はとてもそんな状態にはなっていない。そのために「チェンジ」が必要なのである。

祖父が1955年につくった政党が自民党。最初の理念が間違っていたとは思わない。今は自民党も公明党におんぶに抱っこだが、なぜこうなったのか。なぜこうなったのか。結論は野党が弱すぎたからである。片方が間違えれば代わって政権を受けていくことがなかった。西側と東側の(イデオロギーの)考えに分かれた二大政党では政権交代にはいたらなかった。東西冷戦の構造が崩れた後は、二大政党による政権交代が行われなければならなかった。この国の不幸は一党独裁である。それが官僚と政治家の馴れ合いを生んだ。頭のいい官僚のつくるペーパーでこの国がリードされてきたといあうことだ。しかし、官僚だけを責めることはできない。官僚は忙しいので国民の苦しみみたいなものが理解できない。役に立たないダム、無駄な道路、結果として退職した天下り機構がいつの間にか出来上がっていった。政治家はその機構の上にあぐらをかいてきた。政治家は国民の声を受けるために選挙で選ばれている。官僚をうまくコントロールする能力が必要。なのに官僚任せになってしまった。官僚機構をリードする政治家より当選回数を求め、ポストを求める政治家ばかりであった。

私は初当選時、竹下派に属した。時の中曽根総理から挨拶があり「君たちの目標は2期生になることだ」といわれた。1回生は役に立たないから当選回数を重ねることが任務であると。また、最初の国対(国会対策)の会議では、予算委員会はテレビに映る。1期生は、出席していない先輩議員の空席を穴埋めするように言われて、その約束をさせられそうになった。その時に「嫌です」と立ち上がったのが武村正義元衆議院議員だった。「私たちは先輩議員の穴埋めのために来たのではない」と。すごい人がいると思ったが、正しい意見だったので、私たちも断った。それがユートピア政治研究会につながっていった(後の新党さきがけ)。

省庁の設置法をなくせばいいという考えもある。自分たち(政治家・内閣)がどういう役所が必要かを考え、現在の役所の力のあり方を変え、よくないところは減らしていくということが可能ではないか(榊原氏の本にも書かれている)。地方分権、国民主権が大切だと考えているが、国の役人は反対だろう。その考えに賛同できない役人には辞めてもらう。政権交代をして内閣がかわる最初にそうしたことをすることが大切である。国会答弁も官僚支配の構造に大きく楔を打ち込むことが必要である。天下りも全面的に禁止をすることが必要となってくる。天下り、ばら撒き政治が蔓延していることがわかってきたからだ。年金問題、道路特定財源、居酒屋タクシーの問題。税金で業界とつるんだ状態が作られ、癒着を生む。国民の大切な税金を扱う財務省が居酒屋タクシーの体たらくである。それが新政権の一丁目一番地だ。

地域でできるものは地域で。国の仕事は外交とか安全保障とか、あるいはどうしても日本の中にいれば統一しなければならないナショナルミニマムは国がやる。補完性の原理に基づき、この国の構造をつくりかえる。道州制の先を行きたい。基礎自治体制といっても4〜50万人。ここに権限と財源を与えてしまう。ほとんどのことをそこでやる。暫定的な道州を認めるが、基本は二層制である。公務員の数も少なくとも半分に減らしていける。国家公務員は3分の1に減らせる。財政健全化もその線で進める。現状を肯定しつつ財源論をいう人がいる(民主党の政策では財源が足りない)が根本が違う。

中国製の冷凍餃子ではじまって、米の転用も発覚しお米の安全性まで疑われている。食料自給率はまずは5割、6割、最終的に100%の自給率を目指すことになるが、戸別所得保障が必要だと思う。農業だけでなく、畜産、酪農、漁業にも戸別所得保障をして一次産業の後継者が生み出されていくという状況をつくらなければならない。また、後期高齢者の問題は、財務省主導で医療費をペーパーの上だけで考えたもの。日本の医療機器は高額と言う話はあるものの、日本の医療費全体は欧米に比べて高いわけではない。命を大切にしなければならない。現政権も「社会保障も聖域ではない」と言って切り込んでいるが、社会保障は命である。命に切り込んでいるということである。

また、増税路線に転じることは間違いである。政治全体が国民の皆さんに信用されていない中で、増税は通る話ではない。総選挙が終って、政権が維持できれば、必ず消費税の増税路線が待ち受けている。国民の皆さんの良識を信じたい。我々の主張をきちんと国民の皆様に受け止めてもらえればと思う。

「政治とはビジョンと覚悟である」。政治スクールに参加していただいた皆様に感謝したい。


福田首相の退陣表明の後ということで、多くのテレビカメラも



その後、スクール生と鳩山幹事長の質疑応答。


司会進行は栗山雅史西宮市議


Q.日本がお手本とすべき国はどこか? 官僚による政策立案でこの国が成り立っているというが、政治家が官僚に丸投げしていた理由は?
A.端的な質問である。いま手本となる国、羅針盤を失ったということである。というのは、これまで日本はアメリカを真似したり、近づくことでご利益に預かってきた。それではいけない。イギリス、フランス、ドイツなどのそれぞれの得意な分野。また年金の問題なら北欧。ノルウェー、スウェーデン、フィンランド、デンマーク。福祉、年金、税金をとられることを信用されている国。これらの国は途上国への国際貢献でも力を発揮している。日本は力になっていない。

官僚への丸投げは、結果として選挙も役所に応援してもらうことにつながる。直接間接に役所をつかうことでも政治家バッジをつけ続けるということになる。その代わりに政策は役所に任せて下さいよという癒着である。官僚機構に頼って政権を維持するということがあってはならない。政策の丸投げは戒めなければならない。いい質問ありがとう。

Q.政治に関心がないというより生活が大変で政治にかかわらないという場合もある。派遣労働など将来の夢や希望がない人もいる。私は教育関係者だが、お金がなくて高校を辞めるという話も出ている。
A.生活が苦しいという人こそ投票してほしい。それが政治の変化につながる。派遣労働の問題は法的整備が必要だと考えている。これまでの教育は教科書に偏りすぎ、一人一人の個性を消してきたのではないか。個々の能力を最大限伸ばせるような教育にしなければならない。学校教育も地域に任せればと思っている。6334制のような基本は国が定めるが、国定教科書は必要なく、地域で決めていけばいいのではないだろうか。

Q.地方分権で逆に地方格差が起こるのではないか? メディアも分散して地域の事件等が取り上げられないという懸念もある。国の保障は?
A.(基礎自治体中心になると)地域格差は出でくる。最初のうち、当分の間は、その差があっていいと思う。隣と比べて優劣が出れば、皆が切磋琢磨するようになる。努力によって格差が埋まっていく。それでもどうしても埋まらない格差については財源の配分など国が配慮していく。


Q.地方分権。若者の政治への関心、低投票率。地方の若者の政治の関心を高めるにはどうすればいいのか?
A.教えてください(笑)。小泉さんの郵政解散の評価できる唯一の点は、国民の皆さんが政治に関心を持ち、一票を投じたこと。政治家が命をかけるという姿が、国民の皆さんに訴えかけた。覚悟を見せきるということが大変重要である。まさに今回の総裁選挙に欠けている点である。とはいえ小泉改革によって日本の崩壊のスピードが速まった。小泉改革は財務省側に立った改革でぼろぼろになる。大蔵と郵政の争いに大蔵が勝ったというだけのもの。
若者の投票率をあげることはいつも最大のテーマである。インターネット、携帯投票というシステムについては、本人確認、機械の故障など難しい点はあるが、若者の関心を高める一助として前向きに議論を高めていきたい。政治スクールでも議論してほしい。

小沢代表は政権交代に命をかけている。若者の皆さんにも通じると思う。


質疑応答終了後、辻泰弘兵庫県連代表(参院議員)から挨拶。


辻泰弘兵庫県連代表の挨拶


その後、スクール生と鳩山幹事長の写真撮影。幹事長随行の党職員Iくんが私にも声をかけてくれたので私も撮影。局地的な党内事情についてもいろいろ教えてもらう。


鳩山由紀夫幹事長を見送る


鳩山幹事長を見送ったのち、「選挙必勝講座」と題したパネルトーク。前回に引き続き不肖私もパネリストに。パネラーは関係した選挙が3勝2敗という東灘区選出の井戸正枝県議(43)、2期連続トップ当選の越田けんじろう川西市議(31)。コーディネーターは尼崎市選出の吉本誠県議(39)。

井戸さんからは故松下幸之助さんが選挙について語った話、越田さんからは若手の選挙のやり方など貴重な話が聞けた。私からは公職選挙法などのほか、持論の『投票は絶対評価ではなく有権者による相対評価である』という話をさせてもらった。

その後、灘区選出の石井健一郎青年局長による挨拶。終了後、井手神戸市議を中心にスクール生との懇親会を開催。

  (未定稿)敬老会!!
09/07 (日)

kocchi.gif 今日も朝から船場本徳寺での船場御坊の楽市、かしのきの里窯出しセール、各種敬老会など多くの行事などにお招きいただいている。豊富小体育館へ。私の場合、代理がいるわけでもないので掛け持ち出席も必要だと思うが、どうも途中退席が苦手である。この年になってもいろいろ克服すべきことも多い。

豊富地区の婦人会が中心になって開催される豊富校区敬老会に出席。直接お電話までいただいたそうだ。M代議士をはじめ、地元のH市議ら多くの来賓の方も出席されていた。敬老会といえば子どもたちをはじめとする出し物である。


豊富中学校筝曲部による筝曲「赤い約束」の演奏



豊富公民館の民謡教室の教室生の皆さんによる「鱈釣り唄」など民謡5曲披露。私の同級生の親御さん夫婦の姿も。参加されているお年寄りの方々も楽しそうである


PTAの女性コーラス、お年寄りも参加する太極拳や総踊りなども行われた。私も太極拳に飛び入り参加。難しい。豊富校区では白鷺校区に続き小中一貫教育を実施するとのことで、共通の知人もいるT校長先生と意見交換。小中一貫というより小中の連携を強化するというそもそもの導入趣旨を様々な場で説明し、理解を得るように努力されているという。フィンランドでは小中一貫だった。現場の先生からは一貫教育を導入する当該校の教諭にのみ増える事務の増加など様々な課題も聞いたことがある。支援が必要だ。

そういえば、大阪では橋下知事が生徒の試験結果を公表するよう市町教委に求めるなど教育問題で議論を巻き起こしている。前提として都道府県単位を基準とする話である。こうしたことも基礎自治体にゆだねられるだろう。橋下知事の話は評論家として結構だし、公表の意義もわかるが、地方分権をすすめる発想に立てば発言そのものが時代錯誤だ。

午前の部終了後、小中グラウンドで開催のパパさんソフトボール大会へ顔出し。選手の皆さんと懇談していると、児童を狙う犯罪が増加していることに対してその対策を強化すること、根本的な違法ビデオの販売規制等について要望があった。また、「竹さん通信」を読んでいただいてい方もいて、いろいろ意見を頂く。実はすみずみまで読んでいただいている方が多いということも今回改めてわかった。話掛けられることの中で最も多いのが私の活動日記、その中でもごく小さな記載のことである(県の財政難を初めて知ったといわれる方も多い)。

HPだけではなく、きちんと紙媒体でも何をしているか、どんな活動をしているかを示すことも大切である。また衆院選に向けてのご意見をいろいろいただく。

その後、豊富地区で自治会から要望のあった箇所の現場確認。現場写真をとっていると突然車が止まるので驚く。決して怪しいものではございませんという前に市のMさんだった。このあたりに住んでおられるそうだ。そういえばこの地区には同じ名字で私の同級生の女医もいる。(なぜか明日[月曜]の朝にも駅前で遭遇…)。

実家、事務所、姫路駅前。山陽百貨店地下のたこ焼き。サティ姫路花北店で父の日用品の買い物。その後、花北のD。お世話になったOさんのお通夜。合掌。

  (未定稿)低投票率を懸念する!
09/08 (月)

puri.gif 朝の街頭演説。テレビなどでも政治に関する報道は多いが、ビラを手にする人の数はいつもより低調である。6年も同じ場所で同じやり方で街頭演説をしたり、ビラを配っていると、天候や雰囲気、政治への関心など様々な要素により、我々に対する視線の温かさや冷たさがわかる。

対民主党という視線もあるし、対政治家という視線の場合もある。今回の騒動では政党支持率に動きがあるという報道だが、実はしらけている感じの方が多いのでは。衆院解散となれば低投票率も予想される。これは危険である。投票日を3連休の谷間11月2日に想定した動きもあるようだ。低投票率が有利なんてマーケティングの世界で非公式に分析するのは自由だが、大手の新聞報道でも当然のように指摘されている。怖いことである。

また福田総理の辞任表明は先週の月曜の夜。1週間たっただけでこの国の政治はどこか違ったものになったように報道されているのも興味深い。内閣総理大臣を指名するのは衆議院。その衆議院議員を選ぶのは国民である。その国民の意思は3年前の小泉郵政選挙で示されてそのままである。有権者が自分たちでこの国のリーダーを選んだという意識にならないのは当然で、しらけてしまうのは仕方がないことかもしれない。

終了後、みゆき通りのはまもとコーヒー。ある経営者の方から不動産、建設関係の景気が相当落ち込んできているという話を聞かせて頂く。

その後、バスで野里。花北のD。告別式。合掌。その後、マイクロバスで事務所。早大鵬志会の後輩K嬢もフィンランドへ行ってきたらしく、ミクシィで日記を載せたというので見る。ただし、同じニックネームの人が数百人で本人確定に難航。(探索中に私の名前で多くの方に足跡をつけてしまったことが後ほど判明。自分のページの閲覧者が誰かわかる足跡機能というのは便利なだけではないということがわかる)。フィンランド人の好物というざりがにを食べていた…。

その後、民主党政治スクールの関係で文書作成ほか、党本部など各関係者と連絡。その後、M代議士のT秘書来訪。打ち合わせなど。

テレビのニュースでは、大相撲の大麻問題や北の湖理事長の責任問題、輸入事故米が焼酎に転用されていた問題、自民党の総裁選挙への立候補表明の話題など。コメンテーターの解説では、大相撲の世界については6年という北の湖体制の無責任体質と相撲界の閉鎖的な体質が原因、事故米転用問題はこれまでも続く食品偽装の一つ、総裁選の立候補表明の表明日や推薦人の調整などは盛り上げるためのシナリオライターがいるという自民党幹部の話も。約50年ほぼ一党で一国を統治してきた党、さすがである。日本は今でも世界の中で住みやすい、いい国だと思う。しかし、いまいい方向に向かっているという人もいないだろう。アメリカではないが、変化しなければならない。まず政治を変えなければならない。

そういえば、事故米が入っている可能性がある焼酎「薩摩宝山」が店頭などから回収されているという話。吉兆宝山や富乃宝山はよく聞くが、薩摩宝山はどこかで聞いた名前だと思ったら、日曜に神戸で飲んだばかりだった。驚く。ちなみに吉兆宝山や富乃宝山は特約店向けの酒で、事故米は使っていないそうである。

昼食はフェスタの地下、御座候FAIR店で餃子280円と野菜入り坦々麺260円。


ジャンボ餃子

  (未定稿)花畑牧場の生キャラメル!
09/09 (火)

puri2.gif 久方振りに事務所で作業。来客対応。昼食は沖縄のレトルトカレーとカップ焼きそばUFO。

その後、M代議士事務所を通じて依頼のあった県道についての陳情調査。その後、治安関係の陳情をいただいていたFさん宅を訪問。

その後、小学時代の後輩Nさんのお母さんと遭遇。昨日必要があって、SNSミクシィにアクセスし、Nさんの北海道行きを偶然知っていたので、お母さんにいうと大変驚かれ、「いま旅行から帰ってきたばかりなのに、なんで知ってるの!」。

家にお邪魔すると北海道のお土産をひろげていた。その中には田中義剛さん経営の花畑牧場の生キャラメルも。運よくそんなに並ばなくても購入できたという。そういえば、同級生のNさんが入手してブログにUPしていたが、楽天市場HPでもすぐ売り切れている入手困難な代物。最近は北海道でも行列に並ばなくてはならないという。そんな大切なものを遠慮せず欲しがり(笑)、お土産として1箱もらう。普段甘いものは食べないが1個食べてみると口の中で溶けた。感謝。


花畑牧場の生キャラメル


夜、父の病院。61歳の誕生日である。そばがらの枕をプレゼント。断続的な発熱もあり、最近は酸素吸入も続いている。過日の演説場所で父の元同僚のSさんと会ったよと言うと喜んでいた。また、久方振りの私に言いたいことがあるらしく、目で合図をしてくる。父は気管切開をしており、話すことは一切できないので、父の目の動きと首の動きで私たちは言いたいことを判断するのだが、今日は特に言いたいことが多い。父が1つの意思や単語を私たちに理解させるまでには大変な労力がかかるので、疲れただろうと思い、今日はこのあたりでと遮ろうとすると、まだ言いたいことがある様子。それが「負担金」という言葉だった。入院費用をきちんと払っているか心配だったようだ。自分が病院で医療事務の仕事をしてきたからだと思う。きちんと払っているので心配するなというと、安心した表情になった。目の動きで意思表示を確認する仕組みは言語療法士の方に教えて頂いたものだが、これができるだけでもありがたいことであると感じた。

  (未定稿)姫路市議会へ
09/10 (水)

kocchi.gif 事務所で作業。その後、中播磨県民局のA県土整備部長ら来訪。中播磨県民局管内の「社会基盤整備プログラム」改訂方針、事業箇所の素案についてヒアリング。その後、自治会、住民の方からいただいていた陳情の要望。

(参考)現在の中播磨地域社会基盤整備の基本方針及びプログラム(社会基盤整備プログラム2006など)

その後、事務所で作業。昼食はレトルトの但馬のどてカレー、おにぎり。その後、安田の姫路市役所。本会議の一般質問日の途中に職員の逮捕、市役所の家宅捜索で混乱している様子。Tさんの市議会への要望に同席。忙しい中、市民クラブのK会長、A議員に時間を取って話を聞いて頂く。感謝。その後、四方山話。その後、事務所。作業。

  (未定稿)五輪銅メダリスト朝原選手の県民報告会!!
09/11 (木)

hare.gif 播但線、新快速等で神戸元町。仁豊野のSさんも神戸に行く用事があるということで話しながら行く。日本の行く末が心配で若い政治家にしっかりしてわしいと語っておられた。徒歩で県庁。日弁連兵庫県支部との懇談会等について打ち合わせ。その後、会派の全議員でI知事、両副知事、教育長、警察本部長らに対して「重要政策提言」を実施。私からも県立大学のあり方について発言。


重要政策提言の模様


終了後、民主党兵庫県連。H大阪府議からの陳情受付。大阪に持参する書類の受け取りなど。その後、県庁西のマルシェ。カツカレー。何度食べても秀逸。その後、会派控室。県警のF調査官と打ち合わせ。その後、県庁1号館中庭。神戸市北区出身で北京オリンピック銅メダリストの朝原宣治選手の県民報告会へ。


朝原宣治選手の挨拶


「誉(ほまれ)」賞の贈呈。知事、朝原選手の挨拶、質疑応答など。朝原選手は昭和47年生まれの36歳。短距離の世界では高齢だと思う。最後にメダルがとれてよかった。引退後は、子どもたちの育成のために貢献していきたいと語っていた。


副賞は兵庫県の誇る「出石焼」


その後、JRで大阪。環状線に乗り換えて桜ノ宮の大阪リバーサイドホテル。民主党近畿ブロックの衆院選実務責任者打ち合わせ会にS幹事長代理、Mさんと共に出席。解散総選挙を想定した実務打ち合わせ。大阪府連のO、F両参議院議員も出席。終了後、再び電車を乗り継ぎ県庁。忘れていたカメラを受け取り、姫路の事務所へ。その後、市外の報道関係者と夕食をとりつつ意見交換会。

  (未定稿)オバマ候補の獲得資金は420億円!!
09/12 (金)

kouji.gif 北条の中播磨県民局。神崎郡選出のU県議と待ち合わせ、県民局長室。S県民局長に対して会派の重要政策提言を行う。その後、知事への政策提言、医療行政、福崎町の都市計画等について意見交換。その後、上郡町光都の西播磨県民局。O県民局長に対して重要政策提言を行う。”テクノ”こと播磨科学公園都市への企業進出、人口、住宅等について意見交換。企業の進出は断続的に続いている。中には姫路へ
進出した松下IPSアルファの波及効果もあるようだ。テクノ施設を使った若者の上映イベントへの支援についてもお願いしておく。


ガラス張りの西播磨県民局。夏はいいが、冬は寒いという話も


その後、姫路キャッスルホテルのバッカス。昼食懇談。その後、政治資金パーティーのチケット購入のお願いに回ったり、事務所でお願いしたり。衆院選を前に先輩議員のパーティーが今月末に予定されている。

自分の券ではなく、尊敬する議員のパーティー券なのでまだ売りやすいが、資金のお願いは私にとっては苦手なことである。ただし他に収入のない専業議員には逆に不可欠かもしれない。多額の給与が支給されていると有権者の皆さんに認識されている一方で、なぜ資金集めが必要なのかと思われるかもしれない。しかし、多くの専業議員の場合、給与にあたる歳費(国会)や議員報酬(地方議員)を通常の政治活動に支出している。地方議員の場合、国会議員のような文書交通通信滞在費のような政治活動にも使える一般活動経費が一切ないため、自らの給与を政治活動費に充当せざるをえない場合が多いのである。給与の多くをそうした通常の経費に充当することになれば生活面で問題が出てくる。そこで政治資金の獲得が必要ということになる。方法としては、政治献金を集めるか政治資金パーティーの開催である。私の場合も寄附の受け入れは立候補前から実施しているが、パーティーの開催なども言われることもあるが、踏み切れないのが実情である。

県会でも国会でも多くの議員が政治資金の獲得で苦労している。議員同士の会話の中では常々、資金獲得についての件が話題にのぼっているのが実情である。こうした話は通常、有権者の皆さんの前で語られることはないだろう。メディアでは政務調査費問題や事務所費問題など政治家のカネの問題が大きく取り上げられているが、逆に指摘された問題点や追及を過度な指摘と捉える声は議員側には根強くあるほどだ。「自らに支給された給与所得(歳費・議員報酬ともに税法上の給与所得。税は源泉徴収される)も政治活動費として支出している。政務調査費でその部分を少し充当しているだけはないか」「自ら政治資金として努力して集めた献金をどう使ってもいいだろう」などという思いである。幾度となく問題がおきてもまだ減らないのは、自らも身を切ったり、努力しているという思い、違法な事実があったとしても言うほど悪質ではないという意識になるからだろう。このあたりも有権者と意識の差が顕著であるし、その両方の意識がわかる。

地方議員の場合、政党に属さない無所属の場合も多いが、現在政党に属さない議員が企業から寄附を受けることは認められていない。政治資金規正法に基づく政治資金パーティーを届け出れば可能であるが、件数はあまり多くないようだ。都道府県議会議員は自由民主党が最も多く1、318人(47.5%)、次いで無所属の605人(21.8%)、民主党の416人(15.0%)、公明党の210人(7.6%)、日本共産党の118人(4.3%)、社会民主党の57人(2.1%)、国民新党の1人(0.0%)。ちなみに都道府県知事は無所属97.9%、市区町村長は無所属が99.9%、市区町村議会議員は無所属が74.1%。無所属の方は個人献金に支えられているのだろうか。

総務省「地方公共団体の議会の議員及び長の所属党派別人員調等について(19.12.31現在)」より


下記リンクはアメリカ大統領選挙の資金状況が公開されているページである。
アメリカ大統領選挙の資金状況

候補ごとに、Candidate(候補者)、Home State(登録州)、Jul'08 Raised(2008年7月獲得額)、Jul'08 Spent(2008年7月支出額)、Total Raised(総獲得額)、Total Spent(総支出額)、Cash on Hand(手持ち資金)、Debts(借金)の順に記載されている。民主党候補のオバマ氏の大統領選挙における獲得資金は昨年2月から今年7月末までで3億8942万ドル、日本円では約420億円(1ドル108円換算)となっている。共和党のマケイン候補は1億7416万ドル、約188億円。

今日公表された日本の政治家の2007年の1年間の獲得資金を資金管理団体の収入と比較すると、最も多い自民党の中川秀直元幹事長で3億4783万円。民主党はトップの鳩山由紀夫幹事長で2億31万円。小沢一郎代表は1億385万円であった。新聞では、自民党総裁選の各候補の資金力も記載されていた。次期総裁とされる麻生太郎幹事長は1億4763万円だった。

日本の場合、昨年の資金集めであることや全国区の大統領選挙ではなく議院内閣制であること、企業献金が政党支部に入ることがあり、アメリカの場合も、大統領選挙の政党全国委員会の資金獲得分については別枠であるため、単純な比較に意味はない。ただし同じリーダーになるためのコストの差は歴然としている。アメリカ大統領という権力を持つためには、長い期間をかけて全国をまわり、まず党内の予備選挙に勝ち抜き、そして再び全国をまわって対立政党の候補者と勝負をする。戦いの内容は候補者の演説、討論を第一として、その裏にテレビCMを中心とした世論対策と優秀な選挙スタッフ獲得がある。これらの資金は、こうした活動を支えるために使われるということ。また、上記の表は公的資金をまだ入っていない。国民の資金面で政治参加については相当な差がある。

オバマ候補の資金獲得は小口のインターネット献金が9割ほど占めているにもかかわらず、党内で争ったヒラリー陣営、共和党の各対立候補も含め、他の候補を圧倒している。また、大統領選挙では制度導入以来初めて、「公的資金」の受け取りも申請しないという。公的資金を申請すると、総額規制がかかったり、資金の使途に制限が加えられるからという。日本でもクレジットカードを通じたインターネット献金について検討が進められているが、法整備が急務だ。

日本では、お金をかけない選挙という人もいるが、有名人タレントや地盤・看板のある世襲候補、街頭演説だけで当選するようなごく一部の選挙を除けば、政策1つ訴えるのにチラシなどを配布したりして広報することや連絡を受けるための事務所や看板、電話などは最低限必要で一定の費用はかかる。私の場合も選挙や政治活動にお金がかかるということは収支報告のほか、竹さん通信でも報告しているが、そのお金をどこから調達するかが重要な問題である。リクルート事件やゼネコン汚職などで、企業などの営利団体から政治家個人への資金提供が賄賂として摘発され、政治不信が高まる中で、公的資金を政党に対して交付する政党助成制度が導入されたのが14年前。個人献金の文化がない日本で、営利企業からの資金ルートを規制する代わりに、国民1人あたり年間250円の浄財を政党に交付するというものであった。今もって政治家への贈賄事件などが減らず、一向に「政治とカネ」の悪い意識が国民の中にある中で、個人献金が広がっていく兆しも見えない。現在の政党助成金額で全ての政治活動を賄えない一方、250円の増額を言える財政状況や国民の同意もない。現行の政党助成の枠内でその改善をするには議員数の削減が不可欠ということだろう。

贈収賄やあっせん利得のような違法な資金の獲得と、合法的な政治資金の獲得の違いは、資金の出し手に特定の見返りがあったかどうかである。とはいえ営利企業が見返りなく資金提供することは背任という指摘もあるほど。難しい問題である。近年、その時点では問題がない献金でも、後日問題が起こった企業から献金を受けていた場合もある。また、外国籍の人から献金を受けていた場合などにも大きく報道される。献金者に「あなたは日本国籍を持っていますか?」なんて聞いている人がいるだろうか。これらが規定された法律は通常生活していて教えられることのない法律であり、地方選管などの公的機関でも理解に差がある。全て結果責任となっている状況だ。

「政治とカネ」の問題、特に献金については、様々な議論の結果、広く薄くなるべく多くの人から献金を受けることが大事であると一般的に言われるが、その点の究極は、公費助成であろう。またあわせて新人の立候補者に対する公費支援も更に充実させることで、現職の既得権にならず機会の平等も担保されるのではないだろうか。

  (未定稿)早稲田の集いへ
09/13 (土)

kocchi.gif 早稲田大学校友会の兵庫県支部総会が姫路で行われるため姫路駅南のホテル日航姫路。桃李で昼食打ち合わせ。一応同窓会の役員をしているが、準備や事前打ち合わせに全く参画していないため心苦しい。開催日だけは受付、接遇など総会スタッフとして終日仕事をさせてもらう。今日は多くの方から衆院選について言われた。


開会。私も協力した大隈講堂改修のための創立125周年募金は目標の200億円を超えたという。兵庫支部の目標達成率はなんと160%。



早稲田大学の白井総長の講演「21世紀型のグローバル大学」。正月の箱根駅伝は今年より強い早稲田が見られるという話も。



OBで文藝春秋社の元編集者 高橋一清さんの講演「文の力 言葉の力 −作家と編集者−」


高橋さん紹介(2008/07/20西日本新聞)


懇親会は姫路早稲田倶楽部 柳谷会長の挨拶でスタート。



早稲田ビールで乾杯



東郷亜由美さん(ソプラノ)、三木麻帆さん(ピアノ)によるアトラクション



応援部OB奥田さんのリードにより校歌「都の西北」、第一応援歌「紺碧の空」



卒業して10年以上たちますが、この時はいつもOBでよかったと思います。ある県立高校の先生の話では、私立を受験させずに地方の国公立大学に行くよう学校として指導方針を決めているという話もきくなど相変わらずな話に驚きましたが…。政治の世界はもちろんのこと勉強以外にも様々な活動を考えているならお薦めします。刺激のある学校です



姫路早稲田倶楽部 浅野副会長の閉会挨拶


終了後も二次会などで懇談。その後、別に意見交換会。遅くまで。

  (未定稿)姫路城観月会へ!!
09/14 (日)

kumori.gif 9月末に予定されている本会議の一般質問を考えなければならない。私の場合、既に予算委員会や行革特別委員会の委員に就任しており、総務常任委員会で財政問題、警察常任委員会で治安・ゆかたまつり警備等の問題を既に取り上げているため、今回は選挙公報に掲げた内容としては、道州制について取り上げ、その他、私なりに考えた諸問題について質問したいと思う(ただし、代表質問や同僚議員と重複する内容については調整します)。

作業をしつつテレビの政治番組を見る。自民党総裁選が中心。お祭り騒ぎという言葉が新聞紙上などでも指摘されているが、確かに大勢で出演して華やかである。しかし、これまでできもしなかったことばかり言っているのには閉口。この15年以上連続して与党であり、党の要職や現職の大臣、最近まで大臣でいた人が堂々と言っている。小泉元総理は、郵政民営化という過去できなかった課題に対して自民党をぶっつぶしてもやると言ったので、私たちはそれを矛盾と言えなかった。

日本は大統領制の国ではない。閣内、省庁内、党内の合意形成ができなかったから、総理でも大臣でも幹事長でもやろうと思ったことでもできなかっただけである。衆院選は近そうだが、この国の政治を変えるにはどうすればいいか、国民の皆さんの冷静な判断を望みたい。ということで同じお祭り騒ぎなら面白いサンデージャポンに変更。資料の読み込み、課題の精査など。

夜、姫路城観月会。揚げたてのヤマサのかまぼこを食べつつ、播磨の地酒も少々。姫路おでんは昨年に引き続き売り切れ。機会ロスである。姫路市議会のT市議会議長(市民クラブ出身)をはじめ市関係者の皆さんとも歓談。県政について厳しい意見を言う方もおられた。ある意味当然である。


ライトアップされた姫路城をバックに琴の演奏



雲の合間にお月さまが。姫路科学館の望遠鏡による出張観月会も開催されていました


その後、実家の母と夕食。私は太っているが、母が痩せてきたので比べられて困る。帰宅後、毎日放送の「世界ウルルン滞在記」最終回・総集編を見る。視聴率の世界の話だけにわからないが、見れば感動させてもらってきただけに終了は本当に残念である。

  (未定稿)衆院選へ向けて
09/15 (月)

kumori.gif 衆院総選挙対策の打ち合わせなど。投票日を11月9日(日)とする説が有力になった時もあったが、総裁選への国民の関心や支持率のトレンド、その後の麻生総理の人気の動向を勘案して、10月26日(日)が有力となってきた。実は11月2日説もごく一部にあるようだ。連休の合間ということで低投票率が期待できるからという。衆院選の投票日を決めるのは与党なので自分たちに有利に設定することができるが、これは権利なのでいいと思うが、人気の下降が早いとか、低投票率とかの議論は、それでいいのかと思う。

「無党派層は寝ていてくれればいい」 と発言した森元総理の発言を思い出す。この発言を受けてもその2000年の選挙の投票率はあまり上がらなかった。民主党も勝てなかった。何よりもこうした狙い通りになってしまうのが一番嫌なことである。

  (未定稿)播但連絡道、値下げへ
09/16 (火)

kocchi.gif
事務所で来客対応。結婚報告も。9月に入り4件目。ラッシュと言ってもいいほど。おめでたいが続いている。香寺町のOさんからは衆院選の取り組みほか、播但道の無料化、一段の値下げを求める要望も。「竹さん通信」でも書いたが、道路建設のための借入金の償還が平成44年終了予定ということで当面の無料化は難しいのだが、今日、県から緊急経済対策として播但道を3割値下げすることが発表された。10月中(日は未定)から約1年の予定という。

県土整備部の話によると、国の高速道路の値下げも発表されているが、今回の措置は県独自の措置。経営合理化等による経費カットにより最終的には負債償還等へ影響がないようにするという。播但道では当初の料金から現在30%の値引きを行ってきたが、今回の措置で新たに30%の値引きとなることから、当初料金の49%という料金設定になる。砥堀・豊富インターが近いことと渋滞がないため私も使うことが多い。砥堀・船津インター間は軽自動車なら50円である。

播但道を3割値下げ 兵庫県が緊急経済対策(神戸新聞20080917)

その後、本会議質問関係の調査など。今日は辛いこともあった。先日ある衆院選対策会議で選挙違反についての質問があり、私が答弁にたったのだが、「政治家からの寄附」についてであった。政治家が選挙区の有権者等に対して自主的に寄付をすることは禁止されているが、有権者が寄附を求めることはそれ自体が駄目である。寄附しなかったら悪い噂を流すなど言われ、寄附を強要されたなどの政治家の被害は表に出ていないので知られていないが、政治家を威迫して寄附を求めるのは明確な犯罪なのである。公職選挙法で明確に規定されているが、一般にはほとんど知られていないと思う。寄附に類似した政治家に金品を要求する行為も公職選挙法の趣旨としては同じことだと思う。票をもらうという立場につけこんではならないという趣旨である。

日本では、市民教育(シティズンシップ教育)、特に政治に関する市民教育は全くと言っていいほど行われていない。戦後の義務教育が労使対立などで混乱したことで、特に政治を扱うこと自体がタブー視されてきたのであろう。不幸なことである。一部のNPO団体や財団などでこうした市民教育の取り組みを推進しているところもあるが、義務教育の段階で実施しておく必要がある。下記の広報誌は議員になって読んでおり勉強になるが、教育現場でこうした教育を取り入れなければならない。それによって、旧来の悪弊もなくなると思う。

財団法人 明るい選挙推進協会の広報誌「私たちの広場」
【イギリスのシティズンシップ教育】の紹介があります。

夜、市関係者来訪。勉強。その後、後輩の引っ越しに伴い、広畑区の新居を訪問。夕食懇談。

  (未定稿)警察委、行革特の後、大阪の関経連へ!!
09/17 (水)

kouji.gif 播但線で姫路。キオスクで赤飯おにぎり。新快速等で元町。座れなかったが、運転席の後ろで風景や運転方法をみていると気分爽快。到着後、徒歩で県庁。控室に警察担当者来訪。その後、警察常任委員会に出席。まず県警本部が当事者となる2つの民事裁判の判決受け入れ報告や明石の雑踏警備事件についての専決処分についての事前説明。前者の判決を受け入れ控訴しないことは了である。裁判の場合、弁護士費用も含めて判断する必要があることを暗に指摘しておく。ただ、一般人には高く見えるが、一線の弁護士にとっては県の顧問料や事件着手金等は高くないらしい。後者については、個別の内容に異論はないが、賠償にかかる金銭負担比率や負担に伴う処分等の問題については事前説明ということで発言は後日ということだった。執行は既に終えているようだが、これに住民の代表たる議会の関与が後回しというのは問題である。専決処分制度が地方議会形骸化の一因であることは既に知られているが、軽微なものを除き、「議会を召集する時間がないから執行機関で独自に決めました」は本来例外中の例外であるという認識をもたなければならない。一般論だが、面倒な案件は議会閉会中の専決処分に回せばいいという風に考える自治体もあるらしいが間違った感覚である。

その後、警察署協議会の運営、情報公開、広報・公聴活動、犯罪被害者に対する支援活動についての調査。私からは、県内の多くのケーブルテレビを活用して県警の広報や管内の犯罪状況を告知している中で、姫路署管内においては夢前ケーブルテレビだけという限られた範囲内での広報となっており、姫路ケーブルテレビを活用していない点について改善を要望。また、死者108名という大惨事となったJR福知山線の列車衝突事故についての県警の被害者支援活動について、満足してもらえない被害者や遺族の方があったとしても積極的に大きな被害を受けた方に送検理由等を説明したことを高く評価。O本部長からは、この事件の現場捜査員の大変な激務や今回の件での関係各方面との調整、本部長自らのこの事件への考えや被害者への思いというものについても答弁してもらった。運転手という被疑者が死亡していること、私訴が認められていないという我が国の刑事訴訟制度の中で、被害者の方が少しでも救われたと思っていただくことも信頼される警察のあり方として間違っていないと思う。アメリカの州では検事が住民から公選で選ばれるところがあるので世論に敏感である。日本の場合、住民の関与としては検察審査会があるが不起訴不当と議決したところで何の強制力もない。公判維持や負けないことが優先されているのであれば、起訴された刑事事件の99%以上が有罪という素晴らしい現実もすんなり受け入れられなくなる。犯罪被害者の方が、その割りを食ってその後の過程で再び悲しみ苦しむことのないような、いい国になってほしいと思う。

委員会終了後、なぜか取材記者の方が私に語りかけてきた。業界の知人からも電話があった。県民の貴重な税金で私は議員の仕事をさせてもらっている。それ以上の仕事をしなければ、またそう思ってもらえなければ辞めなければならないといつも思っている。引続き精進して頑張りたい。

その後、控室でふる里の弁当。その後、議会運営委員会を受けて会派の議員団総会。代表質問の確認や私を含めた一般質問の内容確認など。最初の質問とはいえ、代表質問と重複することが考えられるため難しい質問設定である。同じことばかり聞いても仕方がないし…。

総会終了後、17時15分から、県会行革特別委員会。T知事から「新行革プラン最終案」「行革条例案」について総括的な説明の後、M企画県民部長から内容について説明。後日、当委員会で質疑の予定。18時ごろ終了。その後、姫路へ帰る予定であったが、先輩議員からの依頼により、新快速で大阪。中ノ島の関西経済連合会本部。一部上場企業の部長クラスの関経連地方分権委員会、関西広域機構連合準備室、関経連事務局の面々と兵庫県議会有志議員の「地方分権に関する意見交換会」に出席。

遅れて行ったので黙っていようとも思ったが、関西広域連合への参加が同床異夢となっていることや道州制について、今の霞ヶ関と政府の関係では地方分権が進まないことを発言。普通に考えたらわかるが、霞ヶ関に頼っておんぶにだっこの政権運営をしているのに、その霞ヶ関が嫌がる地方分権を進められるわけがないのである。全党が地方分権を公約にしても一向に進まないのはそういうことである。地方にいると甘く考える。企業の方などは特にこの世界の実情をきいても想像できないと思う。霞ヶ関はそんなに甘くない。中央の政治と官僚の癒着構造はその能力で霞ヶ関優位である。この構図が変わらない中で地方分権はないのである。

終了後、姫路へ。昨日から蟲の居所が悪く、疲れたが、今日は充実感があった。

  (未定稿)終日、事務所
09/18 (木)

acchi.gif 事務所で本会議質問の論点整理、来客対応など。遅くまで。昼食は弁当。

  (未定稿)質問作成続く
09/19 (金)

acchi.gif 事務所。民主党兵庫県連「政治スクール」について関係議員とメーリングリストを通じて意見交換。衆院総選挙の日程が具体化する中で、10、11月の外部講師を招いての勉強会や現場見学等の予定を確定させることができない。国会の状況によっては課程の延期も考えなければならない。その他、私個人の日程でもキャンセルさせていただいたものもある。地方議員とはいえ、この国を変える衆院選は何よりも大事である。

昨日に引き続き、本会議質問の作成作業。途中の来客対応等に対応。資料やデータの精査により、質問内容が増えたり、導入部分の説明が長くなったりして、質問趣旨の不明確化や分散が見られる。毎回同じようなことをやっているのだが、改善がない。自分の勉強にはなるが、戦線拡大を続けすぎると、いくら時間があっても足りない。私の本会議質問は9月30日の午前中の予定である。昼食は弁当。夜遅くまで。

  (未定稿)上京!
09/20 (土)

acchi.gif 自宅で質問作成の続き。25分程度の原稿作成をしなければならないのだが、いつの間にか1時間程度の内容に膨らんでいる。項目を相当入れ替え、17時ごろ無理矢理、新たな調査をストップし質問項目を確定させる。後は大幅なカット作業が必要である。これがまた難しいのだが…。朝昼食なし。

その後、事務所。その後、播但線で姫路。新幹線改札前で駅そば。新幹線車中で数日振りに当日記を更新。夕食はまねき食品の駅弁あなご寿司。美味。

  (未定稿)民主党大会−政権交代という普通の民主国家への道−
09/21 (日)

panda.gif 信松院。亡き義父の七回忌法要。合掌。その後の会食はRに任せ、八王子から中央特快等を乗り継ぎ、東陽町のホテルイースト21東京。民主党代表を正式に選出するための臨時党大会へ。










小沢代表の所信表明

終了後、東京都連の円より子会長、蓮舫、うえまつ恵美子、米長はるのぶ各参議院議員の皆さん、都連青年局の役員の皆さん、インターンの方々と夕食懇談。私と同級生の鈴木けんぽう渋谷区議が副議長に就任しており驚く。

  (未定稿)民主党政治スクール、松本たけあき国会事務所・衆議院国対などを訪問!!
09/22 (月)

puri2.gif


衆議院議員会館の松本たけあき代議士事務所を訪問



国会内の衆議院国会対策委員会室へ




テレビタックルによく出演している安住淳国会対策委員長代理。首班指名の臨時国会を前に与野党による国会前の駆け引きも活発している模様。国会日程について説明して頂く



続いて、国会対策委員長室へ



歴史小説家 山岡荘八を義父にもつ山岡賢次国対委員長と面談



その後、議長応接室。河野洋平議長は今回の選挙で勇退されるそうです。



国会内で記念撮影



民主党本部。K先輩の引率で各部署を訪問したほか、役員会が行われる部屋も見学。



菅直人代表代行曰く「兵庫は前回12敗。東京も1勝24敗だった。今回は全部勝ってくれよ」

  (未定稿)民主井戸まさえ県議の公認申請を決定(衆院兵庫1区)!!
09/23 (火)

puri.gif 昨日は全日程終了後、麻生総裁選出の自民党大会の模様をテレビで見た後、I代議士の部屋に行き、U秘書、Iさんらと懇談。その後、有楽町線で飯田橋へ。早大の先輩が経営する神楽にて割竹メンバーと夕食懇談。皆さん元気そうである。『ネイチャージモン』、参議院総務委員会調査室・出井信夫さんの『図説地方財政データブック 平成20年度版』の献本を受ける。前者は私も何度も行列に並んだことがある足立区鹿浜の名店「スタミナ苑」について、寺門ジモン流の食べ方を紹介した漫画。Rも読んだようだが、苦笑の連続だったらしい。後者は財政についてのデータが満載である。感謝。最終の新幹線で姫路に帰ったのだが、播但線の最終電車にも接続しており便利である。

今日は秋分の日。まず母校姫路西高の体育大会。来賓出席。


選手宣誓で体育大会スタート



新たに製作したというアルミ製の朝礼台。「創立130周年記念 姫路工業高等学校溶接科製作」の文字が見える



騎馬戦にかえて導入された綱引き



全クラス対抗縄跳び。私も来賓・PTAチームで出場。2回という全チーム断トツの最低記録(笑)


昼休憩を機に、本町の姫路東高校体育大会へ。学生食堂の藤原食堂でカレーを食べんとすると私の4人前で売り切れ。ここのカレーは美味だけに残念。と、うどんの行列に並び替え待ったものの、2人前で麺も全て売り切れ。運がない。ということで県立歴史博物館の桜へ。


彩りにきゅうり!が少し入ったカルボナーラ



姫路東高からの姫路城もきれいです



来年100周年を迎える東高ですが、グランドの一角に同窓会を中心に100周年記念館を建設する予定。寄附を募っているそうです



組体操。4層の姫路城



見事完成。こちらの学校でも今年から騎馬戦はなくなったようです。生徒も見る側も残念ですが、いろいろ問題もあるようです。学校側の生徒に対する安全確保義務については落雷事件の判決もあったばかりですが、厳しくなってきています。



リレー競技が盛り上がっていました


終了後、父のいる病院へ。私にいいたいことがたくさんあるようだ。家に帰りたいという思いが強いようだが酸素吸入もずっと続いているだけに厳しい。その後、事務所。

その後、役員の方をピックアップして民主党姫路総支部幹事会。衆院選日程等の想定確認など。ほぼ同時刻に民主党兵庫県連の常任幹事会も。衆議院兵庫1区で「井戸まさえ」さんの公認申請を全員一致で確認。松下政経塾出身で県会民主党の同僚議員。政治活動の姿勢や発言内容から国政での活躍が期待できる方。考えはリベラルに見えるが政経塾員時代は松原仁代議士の選挙事務所スタッフも務めるなど視野は広い。性格も明るく前向きである。実は旦那さんは姫路出身、早大競争部OBでもある。明日党本部で予定される常任幹事会で正式決定の見込み。準備不足は否めないが、それでも正直相当強いと思う。何より『5児の子供を育てる』肝っ玉。祈必勝である。

井戸まさえさんのホームページ

終了後、事務所。その後、姫路。同級生懇談会。

  (未定稿)9月県議会開会!!
09/24 (水)

acchi.gif 9月議会召集日。電車で神戸元町の県庁。まず議員団総会。本会議代表質問・一般質問の確認。私も質問する予定だが、来週30日(火)午前10時40分すぎからの予定。
県議会代表・一般質問の内容

衆院選に関連して、昨日発表された「井戸まさえ」県議の衆院選必勝に向けて全力をあげることを確認。県会民主党では永江一仁さん以来の県議からの衆議院転進・当選が期待される。

その後、本会議。まず、自民党の田中章博県議による去る7月に亡くなった日本共産党の都築研二県議への追悼演説。黙祷。その後、井戸知事の提案理由説明(実質は県政報告と所信表明)。関西広域連合設立への基本合意や決算内容等についても説明があった。

井戸知事の提案理由説明

終了後、控室で地下食堂の中華弁当。その後、M政務調査員と本会議質問の内容調整。内容が多すぎるようだ。実は削る方がよほど難しい。その後、元町。県庁稲門会の役員懇談会。衆院選への転進も噂されるW県議も参加し四方山話。人事等の問題について遅くまで議論。

  (未定稿)姫路市・西播磨市町長会の予算要望会へ!!
09/25 (木)

mail.gif 事務所。その後、手柄のM代議士事務所。連合兵庫のT事務局長、連合姫路のK事務局長、党兵庫県連のK選対委員長、Mさんと11区総支部の打ち合わせ。

その後、県庁へ。途中、マルシェでカツカレー。美味。本会議質問の絞込み、先輩議員と懇談など。その後、姫路へ。まず姫路キャッスルホテル。その後、下寺町の姫路商工会議所。その後、姫路市の予算要望会。I市長や幹部からの要望説明を聞いた後、質疑応答へ。終了後、引き続いて開催された西播磨市町長会の予算要望会。西播磨の各市町長からそれぞれ代表的な要望を2点ずつヒアリング。質疑応答。その後、懇談会。Nたつの市長と大いに懇談。弟さんを知っているが本当によく似ておられる。いろいろな話もでていた。

終了後、急遽設定した市政懇談会。その後、報道関係者の送別会に合流、衆院選等について意見交換。散会後、ある方と面談。少し言い過ぎたかも知れない。反省。

  (未定稿)松本たけあき支援の集い」セミナー&パーティー!!
09/26 (金)

kouji.gif 自宅で本会議質問の作業。その後、姫路商工会議所。その後、事務所。その後、土山のD。合掌。その後、事務所。その後、豊富町。陳情に対応。

その後、姫路キャッスルホテル。「松本たけあき支援の集い」セミナー&パーティーの開催を前に控室で松本たけあき代議士、ジャーナリストの二木啓孝さんと打ち合わせ。第一部は二木啓孝さんによる政局や衆院選日程等についての講演。


中山国土交通大臣の問題発言や麻生内閣の低支持率が今後の政界や衆院選に与える影響を解説する二木啓孝さん



司会は私



松本たけあき代議士が国政報告並びに政策について語る!!


その後、第二部のパーティーへ。I知事やI姫路市長ら来賓によるご挨拶のほか、M代議士による御礼の挨拶、O連合姫路議長による乾杯、懇談と宴は続き、写真撮影や懇談など大いに盛り上がる。その後、私が中締めの挨拶。


東京での話を披露


散会後、スタッフ打ち合わせ。先輩から苦言。最近よく話が長いという苦言を頂く。意識しているものの、いつの間にか話が長くなっているようだ。雰囲気が読めなくなっていることはよくないことである。以後よく注意したい。その後、関係者の皆さんと反省会。しかし、昨日も今日も忙しかったな〜。

  (未定稿)時間だけが過ぎていく
09/27 (土)

puri.gif 本会議質問の内容調整。大幅に削らないといけないのだが、新しい内容で追加しなければならないものも。追加時間だけが過ぎていく…。

  (未定稿)母校砥堀小学校の運動会へ
09/28 (日)

mail.gif 母校砥堀小の運動会に来賓出席。先日姫路西高が今年創立130周年を迎えると書いたが、砥堀小学校はそれより古く、1873年(明治6年)に桃李学校[俗説ではモモとスモモ畑の場所に立てたともいわれるが、『史記』「李将軍列伝」に「桃李不言 下自成蹊」(桃李もの言わざれども下自ずから蹊を成す)]とあり、こうした言葉に由来するのが当時の漢語文化からは適当ではないか。創立135年である。綱引きなど保護者イベントにも参加。皆本気モード。3回戦までとなり、終わった後も、しばらく息が上がっていた。運動不足ここに極まれり。


在籍当時、一番の楽しみだった紅白対抗リレー。懐かしい。背景に写っている「入場門」は私のいた頃と全く同じもの



一番盛り上がったのは5・6年全男女が参加する騎馬戦。勝ち抜き戦では女子が男子に勝つ場合も。県立高校のとりやめは先日の日記にも書きましたが、ここは続けてほしいですね。


昼休憩時に自治会、婦人会、老人クラブ、子ども会の役員の皆さんと懇談。H自治会長さんによると砥堀に縁のある平安時代の歌人在原業平の「播磨路や糸の細道わけゆけば砥堀に見ゆる有明の月」の歌碑が立つそうだ。糸の細道の登り口は私の実家のすぐ近くである。その後、家族の皆さんが弁当を広げている運動場をまわる。多くの方からたくさんのお裾分けをいただき満腹。その後、校舎正面の和辻哲郎大先輩の言葉が刻まれた石碑へ。


砥堀小出身の哲学者 和辻哲郎博士の言葉「成長を欲するものはまず根を確かに下ろさなくてはならぬ。



上に伸びることをのみ欲するな。まず下に食い入ることを努めよ。」


参考 和辻哲郎著「樹の根」より−江戸川学園取手中高のホームページから

当日記でも何度となく取り上げているが、毎年これをみて、自らを戒めなければと思う。毎年の卒業式で卒業生が必ず口にする素晴らしい言葉である。終了後、徒歩で帰宅。昨日徹夜だったため少し眠る。その後、質問修正作業。しかし、なぜこんなに仕事が遅いのか。

  (未定稿)原稿作成終了!
09/29 (月)

kouji.gif 街頭演説は欠席。議会運営委員会・会派幹事会を受けて、議員団総会。 代表質問の最終確認、日程確認など。その後、本会議。代表質問。自民・民主・公明各党の順。民主からは黒田一美政調会長が登壇。昼食は弁当。

本会議終了後、会派での新行革プラン最終案・行革条例案に対する当局への質疑。その後、私の一般質問の通告、最終原稿作成。遅くまで。自民党の某議員来訪。四方山話。その後、最終確定。質問通告の締切は形式上、前日の17時。事務的にはしんどいと思うが、質問が重ならないようにしているのだと思う。事実上の国会の運営に近い。

しかし、私が最後まで残っているのかなと思っていたら、私より遅く残っている議員が自民党にも公明党にもいた。自分の思いを伝えようと少しでもいいものをと手直ししているという。自分の言葉で語る人である。市時代は遅くまでいると十円分ぐらいの電気代云々をかげで言われ、悲しかったのを覚えているが、さすがにここではそういうことは聞かない。今回が本会議初質問なので時間をかけた。いい答弁があればいいのだが。

  (未定稿)初の本会議質問を行う!!
09/30 (火)

panda.gif 県庁。控室で読み原稿の印刷。関係者からの原稿送ってほしいなどの要望に対応。その後、研修として県会の傍聴に来られた企業労組の若手の方々と県会議事堂玄関で記念写真の撮影など。

その後、本会議。大会派順の質問順位ため、私の質問の出番は2番目である。本会議質問といえば、姫路市議会の2006年6月以来だから2年以上振り。やはり緊張する。会派の当選1回議員の中で、先に予算特別委員会や行革特別委員会の委員に就任したことから、途中に会派入りしたM県議を除けば私が最後の本会議登壇となった。

県会本会議竹内質問と答弁

兵庫県議会録画中継



道州制については、昨年の選挙で公報に第一に提示した案件だが、知事とそもそもの考え方が違うこともあり、全くかみ合わず。知事の道州制反対の姿勢は各種アンケートでの態度表明や財界人との論争でもわかるように筋金入りです。関西広域連合長の話はかわされました。全国学力テストの私の出した問題で、間違った議員もいたようです。大人にはひっかけ問題とうつったかもしれません。県立大学の姫路移転は一次候補ではないものの「等(など)」にとどまっていた段階から、表に出すことによって、明確に候補の一つとして検討されることとなりました。猶予期間が少しあるので更に魅力的で具体的な提案がほしいところです。救急医療については民間が関係し、直接の意向を県として正式に確認したものでないため、慎重な言い回しに留まった部分もありますが、申請があれば動ける準備は整えているようです。国の随伴補助等の対応準備もしっかり考えているようです。消防はやはり一部の市町から異論が出ているようです。合併ですから当然のことです。全県の区割り素案が示されたのは今回初めてです。選挙祝い金は強制はできませんが啓発はされるでしょう。例規集は、検討ではなく「前向きに対応」ということで、近いうちに用語検索機能がつくでしょう。提案しておいたgoogleサーバー巡回方式かもしれません。第一歩としてはそれでもいいと思います。

再質問時間が確保できればよかったのですが、実は今回でも48分と与えられた45分の質問時間が3分超過していました。最初の原稿は私の発言だけで1時間分以上あったので、これ以上は削れなかったのです。時間配分に問題がありました。

しかし45分の持ち時間を超過している人も多数おられますが、それを責めることはできません。そもそも本会議の質問時間制限を答弁時間も含めた往復の時間設定としていることに問題があります。時間が正確に終ること以上のメリットはありませんし、国会の本会議の時間設定を含め聞いたことがありません。改善した方がいいと思います。

本会議終了後、多くの方、超党派の議員や職員の方から声を掛けていただいた。また改めて記したい、

その後、本日締め切りのフィンランド報告書の作成、提出。最近、ワイドショーなどで人の論文を丸写しする地方議会も報道されている。学生の卒業論文や国の外郭団体でも同じような問題があった。ネットは便利になったが使い方を誤ると楽に走ってしまう、私は当日記で報告した通りオリジナルで頑張りたい。

その後、姫路へ帰って家族、関係者と夕食反省会。「まだまだ」という厳しい指摘も出るなど近いところの評価は低く、更なる精進が必要ということだが、初の本会議質問を終えて私としては少しほっとした。



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