Web版ひであき日記

2007年09月

  早稲田へ
09/01 (土)

mail.gif Iさんに案内して頂いた六本木の東京ミッドタウン。六本木ヒルズに続く新名所らしい。東京に10年いたが、当時六本木はほとんど足を踏み入れなかった。


東京ミッドタウン


ちょうど11時のオープン時だったのだが、オープン前から行列。なぜか並んでしまう(苦笑)。ナプレという有名店だったらしいのだが、会計の値段を見て驚き唸る。東京はプチバブルという話を聞くが、そのようである。

その後、独立行政法人国立美術館「国立新美術館」。読売書法展を見学。同級生Hさんの書が読売新聞社賞に入賞したということでご案内頂いていた。


中央が入賞作品
『金叙葬小墳 楊柳寺前村 己断花間信 空帰月下魂
山鶯留曲韻 草露帚啼痕 車馬逢寒食 還来酹酒槽』


少し休んだあと、地下鉄を乗り継ぎ、早稲田大学。大隈講堂横のUNI.Shop&CAFE125。大隈庭園を眺めつつ、京都大と早稲田の共同開発ビール「ホワイトナイル」を飲む。大学は夏休み中ということもあり静か。私も寄附で少しだけ協力したが、創立125周年記念として大隈講堂も改修中。懐しい風景を見つつ、気分転換。県議就任約3か月。少し疲れているかもしれない。卒業して10年だが、やはり落ち着く場所である。その後、東西線で中野。当時の通学路である。新中野のNちゃんを訪問。上京の度に訪問しているかもしれない。夕食懇談。極めて美味。参院選支援の御礼など。

  義兄宅へ
09/02 (日)

acchi.gif 義兄宅を訪問。子育てで大変そうである。新幹線で姫路に戻る。車内でパソコン作業。あっという間に姫路到着。


甥のRちゃん

  諸々!
09/03 (月)

puri2.gif 朝の街頭演説。事務所。Yさん、Kさんら来客対応。市役所、報道関係者など関係各所に電話。その後も来客続く。S社へMさんと同行訪問。G取締役と懇談。その後、事務所で作業。

  事務所駐車場、移動!
09/04 (火)

kocchi.gif A医院。各種手続きほか、医療、姫路出身のY国大使の話などで懇談。その後、事務所。作業。その後、希望軒でラーメン。その後、姫路市役所。議会の市民クラブ控室。I、Y市議らと懇談。その後、父の社会保険関係の手続き。丁寧に教えて頂く。

竹内事務所の駐車場は当事務所北約50メートル西側置に移転しました。ご利用ください。

  偶然!
09/05 (水)

事務所で作業。その後、捜査関係者と懇談。その後、Yくんと共に姫路郵便局。フェスタ地下でたこやき。近くの居酒屋の店長さんが偶然食べに来たので一緒に食べる。昔から好きだそうだ。

その後、珈香王珈琲店。打ち合わせ。その後、事務所。作業。その後、Kさん、Nさんらと意見交換。その後、Mさんと久方振りに話す。

  県民交流広場事業の現場訪問!!
09/06 (木)

box.gif 車で県庁。議会控室。本日から総務常任委員会の管内調査。今回は東播磨・淡路地区。調査内容は県民交流広場事業がメイン。まず、バスで明石大橋を通って洲本市の淡路水産センター2階の淡路県民局の会議室。企画調整部・県税部・県民生活部から管内概要の説明。その後、質疑応答など。

淡路県民局管内概要

終了後、御食国で昼食。その後、洲本市立老人福祉センター「高田屋荘」。県民交流広場事業の現場訪問。簡単にいえば、1000万円の予算で老朽化していた市立老人福祉センターを改修し、300万円で今後5年間ソフト事業を実施するというもの。管理運営は地域団体が行う。現場視察や質疑応答など。


高田屋荘内に張り出された改修前後の写真


終了後、明石市立王子小学校区コミュニティーセンター。これも”県民交流広場事業”の現場。連合自治会が中心となって新たなセンター施設を建設。設置後すぐにセンターの建物を明石市に対して寄付し、明石市の財産となっている。固定資産税や水道光熱費対策の側面もあるらしいが、市に寄付するところに当事業の特徴が出ている。


明石市立王子小学校区コミュニティーセンター


前者の市立施設の改修も、新設物件の市への寄付も、結果としては同じようなこと。今日調査した2件は、県の自主事業というより、市町に対する補助事業である。当事業のあり方についてはこれまでも議論があったようだが、いい勉強になった。夜、関係者と意見交換会。本音と建前の確認もできて少し安堵。

  実大三次元震動破壊実験施設(E-ディフェンス)とは
09/07 (金)

mail.gif 総務常任委員会の管内調査2日目。東播磨県民局からスタート。企画調整部・県税部・県民生活部から概要説明ならびに質疑応答。

県民交流広場事業について、各委員から昨日の現場を見た厳しい感想や質問も。今年設置された県行革有識者会議では「県民交流広場事業は市でやらせてほしい」と発言されていた市もあるそうだ。明石市内で採択された5件すべてが市のコミュニティーセンターの整備に使われている。「地域の皆さんが望まれる形で」市と調整しているという。

東播磨県民局管内概要

その後、加古川市立西神吉会館。ここも県民交流広場事業(モデル事業)で改修。管理者の方は県に大きく感謝しているという。

その後、小野市のそろばん亭で昼食。飽き足りず山田錦米粉カレーパン。その後、加東市社の北播磨県民局。企画調整部・県税部・県民生活部から概要説明ならびに質疑応答。




北播磨県民局管内概要

その後、三木市志染町の三木総合防災公園。県広域防災センター・兵庫県消防学校に隣接設置されている(独)防災科学技術研究所兵庫耐震工学研究センターを訪問。Aセンター長代理から「実大三次元震動破壊実験施設(E-ディフェンス)」についてヒアリング並びに質疑応答。

阪神・淡路大地震でビル、木造家屋、橋、道路、港湾など多くの構造物が被害にあったが、その構造物の破壊過程を調べるために設置された施設。実物大の構造物を破壊させるために必要な性能を有する。実大規模の建物(戸建2棟分、中層建物もそのまま)などに大震災クラスの地震の揺れを前後・左右・上下の三次元に直接与えることで、その揺れや損傷、崩壊の過程を詳細に調べることができる。住宅メーカー等の研究にも使えるという(1日600万円。光熱費等別。データ一般公開なら半額)。




広域防災センター事業概要

消防学校に入校中の方々がバスを敬礼で見送ってくれた。その後、県議会へ。諸雑務後、車で姫路の事務所へ戻る。

本日付けで「産業集積地区促進条例」に基づき、姫路市長より下記の地区について拠点地区形成計画変更の申出があり、拠点地区の区域拡大等の指定したとの報告。

同拠点地区等の資料

新たに出光跡地等を拡大し、指定地区が約360haから約826haに増加。
            
(参考)主な支援策[上記資料から抜粋]
(1) 兵庫県
@ 土地及び建物に係る不動産取得税の不均一課税(1/2軽減・2億円限度)
A 新事業・雇用創出型産業集積促進補助金
ア 雇用基準:新規地元雇用者等に対する補助(補助額:60〜120万円/人、限度額:3億円)
イ 設備基準:先端技術型事業に係る設備投資補助(補助率:投資額(土地除く)の3%以内、限度額:上限なし)
  新エネルギー設備等に対する補助(補助率:1/2、限度額:3億円)
B 拠点地区進出貸付(利率:年1.35%、限度額:25億円(知事特認50億円))

(2) 姫路市
@ 固定資産税相当額の奨励金(3年間、上限なし)
A 事業所税相当額の奨励金(3年間、上限なし)
B 雇用奨励金(3年間、年30万円/人、限度額1億円)
C 緑化奨励金(緑化費用の1/2[平方メートル当り基準あり]限度額5千万円)
D 工場設置資金融資(利率:年1.9%、投下固定資産総額の2/3以内、限度額5億円、期間10年間〔2年据置〕)


姫路市議会でもシャープの堺進出を踏まえて質問が多く出ていた。市も新たな企業誘致支援のための制度拡充策を考えるようだ。

  諸作業!
09/08 (土)

kumori.gif 事務所で作業など。少し休んだ後、皆さんと夕食懇談。

  父、還暦を迎える!!
09/09 (日)

hare.gif 事務所で作業。昼食に船場の希望軒改めホープ軒でラーメン。初めてラーメンを食べた後のスープにご飯を入れてみる。美味しいがこの食べ方は太る…。

その後、山野井町の姫路文学館。スーパーマリオ等の漫画家で黒田家研究家としても有名な本山一城さんの「播磨の黒田官兵衛」特別講演会。昨日の姫路獨協大学播磨学特別講座でも講師を務めたという。

播磨の黒田武士の役員挨拶の後、私も紹介、挨拶させて頂く。また講演会に先立ち、「しの笛(篠笛)の集い−黒田武士を偲ぶ−」と題した演奏会も。本山先生は官兵衛を有名にした司馬遼太郎の「播磨灘物語」とその史観等についても言及していた。質疑応答を含め3時間があっという間。本山先生の著書を購入。

その後、父の入院している病院。今日は父の60歳の誕生日。還暦である。お祝いと言っても、体も動かず、食べ物も水一滴口にすることもできないので限られてくる。暑がりの父だが、冬に備えて羽織るものをプレゼントする。

父が元気だった頃、定年後は私の事務所で働いてもらうことも考えていた。当時から思えば今の状況は残念。ただし、生きていることがありがたいとも思う。その後、お通夜など。

  知事に対して重要政策提言を実施!!
09/10 (月)

kocchi.gif 山陽電車姫路駅前で定例の朝の街頭演説。終了後、新快速等で県庁。県議団幹事会。会派の議会改革調査検討委員会、議会に設置される予定の行財政構造改革調査特別委員会、本日提出する重要政策提言の打ち合わせなど。

その後、特別会議室。I知事に対して「2008年度当初予算編成に対する重要政策提言」を提出(例年、各会派から提出される)。F政調会長から概要説明の後、各議員の個別要望に対し、知事からの回答へと続く。


井戸知事に提言書を手渡す芝野民主党・県民連合幹事長


右から藤井政調会長、吉本政調副会長、私


民主党・県民連合「2008年度当初予算編成に対する重要政策提言」


終了後、議員団総会。会派の議会改革調査特別委員会の報告、方針説明など。その後、兵庫県政記者クラブで「重要政策提言」提出にかかる記者会見。

その後、徒歩で元町は大丸前の森谷商店。コロッケ&メンチカツを買い求め、立ち食いで遅い昼食。美味。このあたりは三宮のセンタープラザの地下食堂街をはじめとしてB級グルメの対象となる店も多い。センタープラザの雰囲気は東京・中野のブロードウェイと似ている。

その後、神戸国際会館などを訪問。その後、控室で作業。T市町振興課長から9月議会に提出予定の県知事選マニフェスト作成用の公費負担導入、西宮市の中核市指定についてヒアリング。

その後、県首脳との意見交換会。県のガバナンスが少しずつ見えてきたような気がする。

  国道250号飾磨バイパス「市川大橋」など!!
09/11 (火)

box.gif Rの運転で姫路市豊富町の神谷(こだに)ダム。県議会建設委員会の中播磨県民局管内調査に地元選出議員として参加。県企業庁姫路利水事務所のT所長から説明を受ける。

当ダムは、黒川ダム(神河町)、長池(福崎町・計画凍結)と共に「船津浄水場」の水源として利用され、姫路市・加西市・市川町・福崎町・太子町の2市3町に水道用水を供給している。市川の流量が豊富な時に船津でポンプを利用して当ダムに引き上げておき、流量が少ない時にはダムの貯留水を流すという仕組みである。市川・船津浄水場と当ダムの位置関係を考えれば当然ながらコストはかかる。


神谷ダムからの眺めは本当にきれいである。


神谷ダム説明パンフレット

当ダムの建設計画時点においては周辺市町の水需要も高かったが、途中でその伸びが鈍化していることがわかり途中中断。しかし、その後に渇水や建設要望もあり建設された。しかし、現実としては今19年度も計画給水量に比べて予定給水量は半分以下にとどまる。節水技術の高まりもあるが、需要予測を高くみていたからである。

当ダムの建設・維持管理コストを含めた資金計画が当初の計画水量をもとに立案され、利用者負担が原則の企業会計事業であることから需要低下は料金の高止まりという結果を生んでしまう。姫路市議会で「県水の値下げ」要求を聞いたことがあるが、難しいのはそのためである。とはいえ、当初の計画量に近い市町ほど有利となる新料金体系を考えているようなので、ほんの少しだけ姫路市は安くなるかもしれない。

神谷ダムだけでなく、この後も管内の県土木事業の内容について勉強するため、I委員長にお願いしてバスに同乗させて頂いた。知らないことが多いからである。

その後、飾東町から国道372号線、同312号線、同2号線へと県の道路事業の説明を受けながら、JR姫路駅へ。

姫路駅ビル屋上でJR山陽本線連続立体交差事業について説明を受ける。播但線・姫新線の高架については、平成20年度のできるだけ早期に完成させたいという決意も。高架後、両線の線路を撤去し、姫新線の高架に伴い船場川線(旧将軍橋)は平面の4車線道路として生まれ変わるという。




その後、三左衛門の竹善で昼食。その後、北条の中播磨県民局。H局長、A県土整備部長らから事務概要をヒアリング。その後、質疑応答。

市川中洲部分(特に阿保橋・姫路バイパスの間)の立木が水流を堰き止める危険性があるという県議の指摘について、「(鳥の野性度が高い地域という主張の)野鳥の会のメンバーを含めた委員会を設置し、協議している。(立木を残すことと水害対策との)両立は難しいため、水利学の先生とも相談しながら、どの木を切り、どの木を残すか、1本1本判断していく」という。市川の洪水についてはハザードマップを見ても危険度が高い。万が一のことがあってはならない。

また、来年開催予定の菓子博について、周辺道路の緑化のほか、多くの観光客の玄関口であるJR姫路駅改札内の現在の南北通路(6m)について、期間中は工事に入り、通行できなくなるという。広く見栄えもよく、スムーズに通れる別の通路を設置すべくJRと調整中のようだ。終了後、地元議員としてK県議が挨拶。

中播磨県民局県土整備部の概要

その後、飾磨は国道250号バイパスの一部として建設中の「市川大橋」(下記写真)へ。国道250号線のこの地点はは衆院選の際にM代議士と共に朝立ちをしたこともある。渋滞と交差の困難性や自転車や歩行者との接触の危険性が高いところである。早く整備してほしいとの現場の声を聞いたが、目に見えるところまで来た。



国道はその名称から国の管理と思われがちだが、国道29号線を除き、姫路市を通る3桁の一般国道(250号・312号・372号線)は兵庫県が管理している。この(仮称)市川大橋は国道250号線の飾磨バイパスに架かる予定。

「一般国道250号は、播磨地域の臨海部を横断する重要な幹線道路であって、飾磨バイパス事業は、姫路市白浜町から飾磨区宮に至る区間の渋滞の解消と、安全・交通の確保を目的に延長2.95kmの区間を4車線に整備する事業」であり、「なかでも(仮称)市川大橋はこの飾磨バイパスの中程に位置し、市川を渡河する最も河口よりに架かる長大橋」である。(下記パンフレットより)

今月20日から「橋桁(はしげた)」部分の送り出しがスタート予定。桁の送り出しの仕組みについては下記リンク資料参照。当事業は平成20年10月完成予定ということである。ただし、姫路市が実施主体となっている(都市計画道路)大日線の南下(250号バイパスとの合流)が遅れる可能性もあり、心配しているそうだ。

国道250号飾磨バイパス「市川大橋」パンフレット

その後、兵庫西流域下水汚泥広域処理場。まず近くで予定されている網干沖の埋め立て事業について説明を受ける(写真)。




中央左下の濃い緑とその上部分が今回の埋め立て地域。姫路市が計画している「エコパークあぼし(新美化センター)」建設予定地に隣接している


その後、兵庫県揖保川浄化センター「兵庫西流域下水汚泥広域処理場」を現地見学。



当施設は市町が運営している下水の終末処理場や皮革の前処理場などから発生する汚泥を最終処理する施設。これまで姫路市の終末処理場や前処理場を視察したことはあったが、その川下にあたる施設である。各施設から持ち込まれた汚泥は、濃縮後、遠心脱水される。脱水処理された最終汚泥は、超高温の溶融炉で溶かされ、有効利用可能なスラグと産業廃棄物等にわけられる。県では、平成16年からスラグを県民局発注道路の整備に使っているそうだ。


兵庫西流域下水汚泥広域処理場資料
そのほか、県民局県土整備部資料も参照。


溶融炉の熱と臭いが伝わってきます



有効利用可能なスラグ



手にとってみるとしっとり感があります


ここで管内調査は終了。現場を見、そして説明を受け、そして質問を受けることで大変勉強になった。播但線で砥堀。事務所で作業。

  安倍総理、辞意表明!?
09/12 (水)

box.gif 事務所で作業。管内・管外調査の後は資料を取りまとめたり、再度見直したりしている。HPにも一定の情報公開をしている。市議時代からこのあたりは意識を持って行っているが、特に周辺から県の事業が何かわからないという声を聞く。納税者から納めた税がどんな事業に使われているか知らないなどと言われることは情けないことである。

住民との距離という問題があるにしても、予算の使われ方や各種事業の広報等を率先して行わなければならない。その上で、無駄な事業はやめ、真に必要な事業を実施をしていくために、議員は働かなければならないと思う。

事務所で資料をまとめながら、ちゃんぽん麺をつくってもらい食べながら作業をしていた。昼なのでテレビも着けている。なぜか毎日放送(TBS)だった。「ピンポン!」という番組だったらしいが、私は見ていなかった。すると、12時50分過ぎだっただろうか、報道フロアから「安倍総理が辞任を表明しました」との第一報である。TBSを信用しないわけではないが、NHKにチャンネルを変える。連ドラ「どんど晴れ」を放送している。ネットを見てもそんな話はない。TBSは再びニュースとして放送。すると何分かたってNHKもニュースに切り替わった。本当なんだ。

第一印象は「何かあったのかな」だった。今日は衆議院本会議で所信表明に対する各党の代表質問が予定されている(衆院本会議の定刻は13時。参院本会議は10時。各党は本会議に先立ち、衆議院の場合は代議士会、参院の場合は議員総会を行い、議運理事等から本会議の議事の説明等を行うことになっている。民主党の場合、代議士会は20分前、参院は30分前)。そのため、12時50分というのは各党の衆議院議員が代議士会に入っていた時間である。本会議の議題も含めすべて設定されている中で、直前の辞意表明は考えられなかったのである…。

おまけに14時から記者会見をするという。ずっとテレビに釘付け。「後継は麻生幹事長かな」と思った。また、辞めた理由としては、中川、川条代議士ら当選1回の小泉チルドレン議員に、2日前の代議士会で自らの面前で罵倒されたのがショックだったのではないかと思った。自民党の総裁や幹事長が大勢の面前で当選1回に突き上げを喰らうなんてありえない光景だし、見たこともなかった。参院選の際に同様の光景はあったが、あれは大臣経験者でまったく意味が違う。

ところが、記者会見での辞任理由は「テロ特措法延長問題で小沢さんに党首会談を断られた」云々。与野党の党首会談を国会の法案審議前から呼び掛けるということ自体も聞いたことがない…。後刻の与謝野官房長官の記者会見では体調不良の問題も出ていた。後に入院…。

「政権を投げ出した」。翌日の朝刊各紙にはこの見出しが躍っていた。安倍総理は8日にシドニーでブッシュ米大統領と会談。自衛隊のインド洋での給油活動の継続を要請され、総理は同法の延長に全力を挙げる考えを表明した。職を賭して取り組むという決断を記者会見で述べた。一昨日の所信表明も何だったのか。国政を大混乱させ、テロ特措法の延長も辞任によって日程的に困難になった。

記者会見では、総理辞任の考えはあっても、議員辞職の話はなかった。参院選の際にも思ったが、普段は「美しい国」「戦後レジームからの脱却」「家族」や東京裁判史観の排除など復古主義色の強い言動をしながら、自らの責任の取り方についてはその復古主義の良い面である"潔さ"がない。なぜだろう。ここがわからない。

総理の会見終了直後、官邸に入ったのは実の弟である岸信夫参院議員。1時間もの間、官邸に入ったままだったという。祖父岸信介元総理の家の跡をついで3年前に初当選した方である。私が奥田先生の事務所にいたころは、奥田先生をはじめ野武士のような議員が数多くいた。悪く言えば、一代で成り上がった人もいた。今回の件や民主党の現状、自分のことを含めて思うが、昔に比べて政治家の線が細くなっている。学歴は高くなり、政治資金の透明性も格段に高まった。汚職なんかも昔に比べて実際はかなり減っていると思う。一方で、二世や三世議員が増えている。地盤・看板を先代から引き継いでいるので当然選挙に強い。安倍総理のように若くして選挙区(山口県)に住むことをせず、東京に住み続けながらも選挙に不安なく勝つブランドを持っている人までいる。そんな土地に生まれた政治と無縁の人が、国を動かしてやろうと政治の世界に入ろうと思っても、現実には厳しい。合法的な活動でそうしたブランドを凌ぐことは難しいからである。成功しても金銭的な報いはあまりない。

江戸時代の末期、大名という支配層に人材がなく、下流武士が動いて明治維新を成功させた。禁じ手も使われたことだろう。政治の世界が先細りしていく、そんな国にしてはならないと思うが、この世界に人を入れていくための方策は簡単ではない。他の世界から引っ張るにしても、他の世界の方が恵まれていることが多いからである。人の幸せを自分の幸せに思えるような、そんな価値観が衰退している。個を優先し、公を投げ出した安倍総理の価値観は世間で言われるような復古主義ではなかったのだろう。

  麻生有利→福田有利へ
09/13 (木)

box.gif 安倍辞任表明翌日の新聞各紙を読む。ニュアンスの違いはあるにせよ、安倍総理の辞任には批判一色。昨日も何人かから問い合わせの電話があり聞かれたので「麻生幹事長が後任では」と予測していたが、間違えたようだ。一晩で流れが福田元官房長官に変わってきている。TVの緊急世論調査では、福田氏を挙げる人は少なかったが、反麻生の流れが永田町ではできているそうだ。派閥の力は弱まったとはいえ厳然としてある。

Yさん事務所来訪。相談あり。夕刻もH自治会長さん来訪。地域の課題について話を伺う。

  県議会総務常任委員会の閉会中調査!!
09/14 (金)

acchi.gif 電車を乗り継ぎ県庁。新快速事故のため、間引き運転。運悪く間引かれたので姫路駅で30分ほど待つ…。早く出ていたので間に合うが、遅延証明を欲している方も。到着後、県議会総務常任委員会の閉会中調査。

知事選挙マニフェスト等の公費負担を可能にする条例改正、退職手当条例の改正、西宮市の中核市指定同意案件という3件の9月議会提出予定議案の説明。議会提出・委員会付託後に質疑応答となる。この事前の趣旨説明は国会と同じ制度。いい取り組みである。もちろん、委員会資料は前日に配布されているほか、多くは事前に説明もある。

その後、カーネギーメロン大学日本校を運営している(財)ひょうご情報教育機構[県出捐法人]の経営状況について説明並びに質疑応答。「情報セキュリティの確保に必要な人材が世界的に大幅に不足しており、その育成が急務とされてきました。この度、米国において情報技術分野でNo.1の教育・研究ノウハウを持つカーネギーメロン大学大学院日本校を神戸に設立し、アジアにおける情報セキュリティ教育研究拠点を目指すこととしました」とHPにもある。当大学に県が1億円出捐(≒出資50%)しているほか、負担金として20億円拠出していることにも質疑がなされた。生徒数を一段と確保する必要がある。しかし、知らないことが多い。その他、実質公債費比率の状況についても説明があった。

その後、県民政策部各課からの説明。青少年課から(財)兵庫県青少年本部の経営状況(出捐法人)について、芸術文化課から芸術文化の振興について。文化関係の施設配置に県域内での地域偏在が見られるため、その補正について考え方を質問。最後に、ふれあいの祭典課からも報告。今後行革の具体化が行われるが、ドラスティックな改革ができる余地は多いと感じる。例外をつくらない普遍的な基準が作れるか。真に必要な事業は何か、普通の感覚で声を出していかなければならない。

今日の総務常任委員会には初の傍聴者。委員会冒頭に委員会に諮って異議なし採決を行う。ちなみに姫路市議会では住所・氏名を書けば誰でも傍聴できる。国会では議員の紹介により申請し、委員長が委員会に諮らずに許可する。しかし、委員会には新聞記者もほとんどいない。だから記事がない…。特に姫路・播磨地域の版が県版となっている新聞は県政の記事が神戸地区に比べてもより少ない…。

昼食後、消費生活課のO課長より兵庫県多重債務対策協議会の設置についてヒアリング。その後、行革について、企画管理部財政課・新行政課から幹事団に対して説明。簡単な質疑。

その後、議会を出て、パレス神戸の大会議室。兵庫県都市計画審議会の説明会。新任ということで自己紹介。その後。議案の説明。うち1つは姫路市が拡幅を予定している都市計画道路新在家線(下記ページ37番)と交差する都市計画道路城北線[予定]の一部変更について。新在家線の当該箇所は先日も通ったばかりだが、車のすれ違いができない箇所。今回の議案は大きな案件ではないが、本体の城北線の整備について質問。「姫路市の方で現在事業中です」というものだった。要は促進要望である。

都市計画道路整備計画図[姫路市]
リンク先の地図の中央の交差点から南南西へ行く狭い道路が拡幅予定

その後、議員団幹事会。各派代表者会、議運等の結果報告、打ち合わせなど。管内調査の宿泊地が選挙区内となる場合の宿泊先を他の委員と同じホテルとすることについて「集団行動として合理性を欠くものではない」という趣旨の監査結果が出て請求を却下したことに鑑み、ホテルに宿泊しては駄目ということではないという意見が出たそうである。私が監査委員でもこの件ではそうした監査結果を出すと思うが、監査結果は議会選任の委員の判断であって司法を含めた結論ではない。お墨付きではないのである。

その後、議員団総会。幹事会の方針等の確認、各種報告。その後、中小企業融資について地域金融課から報告。終了後、地下鉄・山陽電車で手柄。M代議士事務所に立ち寄った後、灘菊。酒蔵繚乱。

姫路駅ビルの建設案等で議論百出。また、参加されていた俳句の会のメンバーの方から「亡くなった妹が竹内さんのお父さんにお世話になったと言っておりました」と。私も子供のころから知っている父の元同僚の方である。偶然とはいえ落涙寸前。

散会後、市政関係者のKさんと懇談。ある案件の説明も。改革で痛い思いをする人がいるのは小泉改革だけではない。痛みがどれぐらいになるのか考えながら、必要なことは嫌われてもやる。残念なのは、改革によって得るものがあった人は、すぐに忘れるということである。

  増位中の体育大会!!
09/16 (日)

ame.gif 昨晩から朝方まで雨。今日は母校姫路市立増位中学校の体育大会。来賓として参加。増位山のふもとにある学校である。ちなみに相撲の元大関増位山の名前はここからとっている。昔ならグラウンドの水はけが悪く、相当なぬかるみだったと思うが、近年改良工事がなされており予定通り挙行された。PTA役員の皆さんらと懇談しつつ観戦。

I校長先生の挨拶の中で「なんとか1週間の練習時間が確保できた」という話があった。ゆとり教育に起因するものだけではないと思うが、学校の拘束時間が減り、いろんなものが犠牲になっている。民生委員の面々とも懇談。地域・年金・生活保護の問題などで意見交換。昼休みに花北モールのあじよしでモダン焼き。


騎馬戦「勝ち抜き戦」の模様。大将同士の戦い


午後の来賓・PTAの参加競技に参加を要請され並んでいると突然の大雨。大分待っていたが、やむ気配なく午後の部は木曜日に順延となった。雨宿りするテントのない生徒の皆さんはびしょ濡れである。

  資産等報告書!
09/18 (火)

acchi.gif 車で県庁。県議団の役員当番。県議の資産等報告書の提出期限。国会議員のほか、県議・政令市以上の首長・地方議員の資産公開が条例で定められている。指定する資金管理団体への個人寄附金が一定の税控除を受けられるかわりの措置でもある。資産といってもほとんどないが、自動車を報告。後日、新聞等で公開されると思う。

明石市選出のK県議と四方山話。元町・鯉川筋のオノコロカリー。普通のカレーライスだが、淡路産の牛肉やたまねぎを使って作っているという。

その後、K災害対策局長から消防広域化検討委員会の設置についてヒアリング。消防庁の示した消防本部体制広域化(自治体消防の統合等による人口30万人以上への広域化)のために県に検討委員会を設置する。姫路市消防本部は消防庁の方針に則り、既に基準より過小であった中播消防本部を吸収し広域化している。所管面積だけを見れば政令市並みである。兵庫県は更なる市町合併を推進するための市町村合併推進審議会を設置していないが、消防の広域化は推進するということでもある。

その後、議会事務局調査課のSさんと10月発行予定の「県議団ニュース」の編集打ち合わせ。8月に関係先に送付したところ何人かの方からご意見を頂いたので、適宜取り入れていきたい。そのほか諸雑務。

姫路の事務所に戻って作業。その後、姫路市議、市役所OBの方々と夕食懇談。

  様々な崩壊
09/19 (水)

acchi.gif 事務所。姫路市役所。市議会の市民クラブ控室。市議の皆さんと懇談。その後、父に関係する手続きなど。もし今、父と離れて東京に住んでいたら、私の家族では手続きができなかっただろうことが多い。それは私が議員であることとまったく関係がなく、年金や福祉制度が複雑であり、申請主義であることで、制度を知らなければ、話が始まらないからである。医療機関、社保事務所、市役所で実務を担当している職員の方でも、個々の知識量にかなり差があるのが現実。私の方が教えてあげる分野もあり驚いている。家族や子供もいないお年寄り夫婦の方など、制度や権利を知らないままの方がいるのではないか。地域社会の絆が失われ、そんな知識を教えてあげる人もいなくなっている。いろんなものが崩壊している。

その後、市役所北のシャンカルでカレー。昨日と同じ。その後、手柄のM代議士事務所。O秘書、Uさんらと懇談。その後、事務所で作業。来客対応など。

  諸業務!!
09/20 (木)

acchi.gif 県庁。県議団当番。昼抜き。途中、議員、議会関係者らと意見交換。その後、地下鉄で板宿。所要を済ませた後、山陽電車で手柄。M代議士事務所。打ち合わせ。その後、大学の後輩Iさん、Nさんと意見交換。

  湊川の赤ちゃん!!
09/21 (金)

mail.gif 事務所。その後、北条の姫路労働会館。関電労組姫路地本定時大会。T参議院議員、同僚県議らと出席。挨拶。その後、県庁に向かう途中に神戸・湊川の赤ちゃん。とんかつ定食。店は綺麗の正反対だが、雰囲気を含め、私の好きなB級グルメの殿堂級の店である。

湊川の赤ちゃん

到着後、県議団幹事会・議会改革調査検討委員会合同会議の結果を聞く。その後、県庁東のパレス神戸大会議室。兵庫県都市計画審議会。会派のI県議と共に出席。前回の会議で疑問点等の質疑が終わっているため、すべて異議なく議決。

その後、会派内議論。その後、事務所。その後、商工会議所。F参議院議員と語る懇談会。

  県立姫路西高、姫路東高の体育大会へ
09/22 (土)

acchi.gif 姫路市北八代の母校姫路西高校。体育大会に来賓出席。全校生による西高体操なる新しい体操が行われている。最近始まったらしい。F校長、S理事長らと四方山話。学校内は、新校舎が来月完成予定ということで、今日も急ピッチで工事が進んでいる。新校舎完成後、北側の校舎の撤去に入り、全てが完了するのは来年10月という。姫路城をモチーフにデザインされているだけあって”石垣”もある。すごい校舎である。


工事中の石垣部分



西高校舎全景



選手宣誓の模様


その後、まねき会館。JR西労組姫路支部定期大会。挨拶。

その後、本町の姫路東高校。体育大会に来賓出席。こちらではアジア体操という独自の体操がある。1958年スタートの伝統ある体操という。食堂が営業中とのことで食堂へ。カレーを食べる。高校時代、弁当だけは足りず、食後に食堂に行ってカレーうどんやカレーそばをよく食べたことを思い出す。よく煮込んであり美味。


東高食堂のカレー


その後、F校長をはじめ、I先生、高校時代の恩師A先生、同級生のSくんらとも話す。PTA席には市政関係者Hさんの姿も。東高の同窓会「東生会」の由来は、姫路東高の”東”と旧高等女学校時代の同窓会「弥生会」の”生”で「東生会」だそうである。昔からの疑問が解けた。東高にゆっくり入るのは初めて。元気な生徒が多かった。


東高から見る姫路城



東高男子の組み体操[4段]


そういえば、先週から運動会が3つ続いたが、暑さ・熱中症対策で3つの中高には違いがあった。生徒の席にもテントがあるかどうかである。あるところでは最初は過保護かなと思ったが、昔に比べて日差しも強く、本当に暑い。各学校で判断されるべきものだと思う。

  運動会続く!!
09/23 (日)

acchi.gif 母校砥堀小の運動会。PTA・来賓の綱引きなどを含めて終日参加。生まれ育った地域だけに、同級生も多い。来賓席から同級生と似ている子供が見えたのだが、やはり娘さんだった。皆、子供の姿を撮るためにビデオを構えている。「どんだけ〜」「おっぱっピー」「おしりかじり虫」などが、応援合戦や踊りなどに取り入れられている。TVを見てないと流行に追いつけない…。


選手入場



玉転がし


途中、保護者席を回っていると住民の方から地域の要望や県議会と市議会の違いなど、様々なことを聞かれる。多くの方に声を掛けていただく。同級生とも話す。楽しい一日。

終了後、事務所に帰る。日焼けで疲れ、そのまま就寝…。

  姫路西高出身の大臣誕生!
09/24 (月)

puri2.gif 福田内閣の組閣を受けて閣僚の顔ぶれや関連の新聞記事を見る。姫路西高出身のT代議士が文部科学大臣に就任された。麻生前幹事長に同大臣の就任依頼を行ったが、断られたという経緯が新聞に書かれている。経緯は別として難問山積の文部科学行政。しっかりやってもらいたい。

  県議会、9月定例会開会!!
09/25 (火)

kocchi.gif 9月議会開会日。電車で県庁。議員団総会。議運報告、意見書調整、政務調査費関係について議論。その後、本会議。I知事の議案提案理由説明。

「年度半ばではありますが、歳入では、県税収入が、そのウエイトの高い法人関係税において、原油や原材料の高騰の影響などから当初予算編成時の見込みよりも伸び悩んでいること、自動車取得税は新車の販売不振が続いていることなどから、当初予算額に比して相当な減収見通しの状況となっています。また、普通交付税は予算額をほぼ確保できたものの、県債については、総務省が本年度から地方債の発行抑制方針を打ち出してきていることが影響して、大幅な不足となる恐れがあり、平成19年度は大幅な歳入欠陥に陥る危険が予想される厳しい状況にあります」との話。「年度後半に実施を予定している事業について、取り止めや翌年度以降への繰り延べなどの検討を行い歳出抑制を図らなければなりません」という話も。予算議決から半年しかたっていないにも関わらず、大変なことになっている。

行財政行革構造改革調査特別委員会(以下、行革特)の設置も議決。

本会議終了後、行革特。委員長・副委員長の互選、委員会の進め方等確認。終了後、各会派政調会長会。その後、議員団総会。その後、県庁近くの帝武陣でカツカレースパ。

その後、幹事会など。政務調査費改革関連。その後、姫路。姫路城三の丸広場で行われている姫路城観月会に参加。


お茶席から望む姫路城。このほか、地酒、お月見団子、千姫弁当、揚げかまぼこ・姫路おでん等のコーナーも

  山陽電車は座れる!
09/26 (水)

kocchi.gif 県庁。県議会行革特2日目。終日、各会派から総括的な質問。民主党からは藤井政調会長が質問。その後、政務調査費条例改正案提出にかかる幹事団協議。その後も議会改革について調査など。

その後、山陽電車で姫路へ。JRに比べて時間は多少かかるが、座れるので疲れたときは山電を使っている。姫路到着も、播但線との接続が悪く、姫路駅前を歩いていると、政治関係者Kさんと遭遇。松葉で軽く夕食懇談。

  議会改革、行政改革!!
09/27 (木)

kouji.gif 砥堀駅で従姉妹の子供Kちゃんと遭遇。永田町ストラップを進呈。一昨日、議長に提出した「議会の機能強化についての提案」等の動きを含む県会の状況が新聞記事に。国会・党レベルだけでなく、地方でも「政治とカネ」の透明化について議論されている。

議長に提出した民主党・県民連合「議会の機能強化についての提案」

「全額領収書添付へ加速 県会政務調査費(神戸新聞)」

県庁。県議会行革特3日目。今日は私の割り当て分野があり、質問(詳細は議事録で)。質問が他の議員と重複すると無駄になるので、特別委員会では会派の議員間で調整している。県会の場合、予算・決算・行革・議会定数などが特別委員会となるが、国会と同じく全員がメンバーではない。昼休憩を挟み17時ごろまで。委員会終了後も、県会の控室では、議会改革に関して様々な動き。

姫路では、政治評論家の有馬晴海氏の講演があったが、出席できないため、Hさんに代理で出席していただいた。感謝。

  県議会、代表質問スタート−歳入不足に厳しい指摘−
09/28 (金)

kouji.gif 県庁へ向かう途中、新快速が事故。私の場合、予定時間から逆算して計画を立てるので到着はぎりぎりが基本。車の渋滞や事故、電車遅れはすぐさま遅刻につながる。最近、早めに出るようにしているので間に合うも最近の公共交通機関の遅れはどうにかならないものか。

まず議員団総会。議運報告。所信表明翌日、代表質問前の一部事業の執行停止についての知事公表に議会軽視との声あり。政務調査費透明化条例の提出通告、説明など。幹事団一任後の幹事会、他会派協議を含めた対応について議論。行革特の報告。

その後、本会議。代表質問。昨日の新聞に「620億円の歳入不足」「兵庫県、歳入不足600億円超」の見出しのほか、今年度予算の一部執行を留保する方針や凍結される具体的事業等の報道が出ていることもあり、冒頭から、代表質問の前提となる政策変更の事実が、所信表明ではなく、質問前日に報道によって明らかになったこと等について、厳しい指摘。知事も陳謝。2兆円規模の予算で620億円の収支不足だが、減額補正(予算)をし、どの事業を凍結するかを議会に説明し、議決させることが最大の説明責任だが。

民主党・県民連合からは神戸市北区選出の藤井政調会長が登壇。予想可能な定年退職者にかかる退職手当の財源確保のための県債発行(退職手当債)など財政運営の問題点等について質問。退職手当債は今後10年間で総額600億円程度の起債見込み。ちなみに18年度150億、19年度250億円。純粋な将来世代への先送りである。

議会改革についての各会派代表者会議が行われる。議会改革は得意分野。その後、幹事・行革特委員打ち合わせ。行革特意見取りまとめについて。その後、急いで姫路。新北京。コムサロン21、16周年記念パーティー。姫路おでん。姫路おでんとはしょうが醤油で食べるおでんだが、ここのおでんは、うずら卵、シュウマイ、ぎょうざ、最後のしめにラーメンと中華食材も使っている。美味。その後、Kさん、就職が決まったYさん、Tさん、結婚予定の後輩Tくんらと懇談。

  保育園運動会!!
09/29 (土)

kocchi.gif 新聞に参院事務局の人事が掲載されている。事務総長、事務次長、議事部長のライン3名。皆さん偉くなるなと感心。

早朝から終日、保育所・保育園の運動会と労組の定期大会など。その後、政治関係者の方と打ち合わせ。



  車パンク…
09/30 (日)

puri.gif 車に乗ろうとしたら後輪がパンクしている。人生初。別の車で神戸の党県連本部。参院選の選対総括会議。衆院選に向け、反省点を出す。姫路に帰る途中に兵庫区のたじま屋。噂はHP等で確認していたが、私の好きなB級の名店である。神戸はB級の名店が多い。



[ホームに戻る]