Web版ひであき日記

2005年09月

  9月議会スタート!
09/01 (木)

kumori.gif 車で選挙事務所。選挙カーで英賀保駅。早朝の挨拶活動。その後、8時から街頭演説。その後、選挙事務所。打ち合わせ。電話で支援依頼など。

その後、市役所。議会控室。市議会本会議。10月5日までの日程で9月議会がスタート。市長、議長の挨拶の後、平成16年度の各会計決算をはじめ、提出議案の提案理由説明。今回の衆院選にかかる経費が補正予算として組まれ、専決処分されている。姫路市だけで1億3800万円。選挙経費はすべて税金で賄われている。投票率が高くなることを願う。その後、議員総会に切り替え、議会改革協議会の設置を決定。

その後、控室でA政策経営部長、A企画総務課長から播磨中央広域行政協議会関連の議案についてヒアリング。その後、選挙事務所。Rや母、妹らも女性会議に出席していた。その後、山陽電車姫路駅前で街頭演説。その後、選挙事務所。打ち合わせ、会議など。

  自分の事務所前でスポット演説!!
09/02 (金)

kocchi.gif 他の市議の後を受けて、マックスバリュー宮西店を起点とする北部・南部の集中スポット演説に同行。連続19箇所。砥堀駅前の私の事務所前の演説では大勢の方に集まって頂いた。サンテレビ取材も。その後も企業訪問など。夕刻まで。

その後、Rの運転で安田の選挙事務所。その後、タクシーで飾磨小学校、飾磨西中学校と個人演説会をはしご。野田佳彦民主党前国対委員長が応援演説。郵政民営化の話をわかりやすく解説。その後、選挙事務所。会議、打ち合わせなど。最近、日焼けの影響と食欲不信の影響か少しだけ痩せたように見えるらしい。候補からもそう言われた。

  的形・妻鹿方面の集中スポット演説に同行!!
09/03 (土)

kocchi.gif 車で選挙事務所。打ち合わせ。その後、Mさん運転の車で的形方面。候補と合流し、選挙カーに乗車。的形・妻鹿方面の集中スポット演説に同行。

その後、選挙事務所。打ち合わせ。その後、情勢調査。しばし休憩後、選挙事務所。会議など。その後、Kさん運転の車で姫路駅。その後、某氏と合流。情勢分析など。28時過ぎまで。

  小泉総理と直接戦っているような感覚
09/04 (日)

puri.gif 自宅で選挙情勢の収集並びに分析。「小泉総理と直接戦っているような感覚」という民主党前職候補のコメントが掲載されている新聞があった。私も同じ感覚。雲をつかむような戦い。

その後、R運転の車で安田の選挙事務所。その後、市内スポット演説(辻立ち)に随行。雨ちらほら。終了後、豊富中学校。北部対象の個人演説会。応援弁士を務める。遠方からの支援者を含め多くの方に参加頂き盛況。散会後、妹M運転の車で実家。その後、車で安田の選挙事務所。会議、打ち合わせ。演説関係の資料作成。24時過ぎ、最後に事務所を出る。

  気合を入れろ!!
09/05 (月)

acchi.gif 早朝、車で選挙事務所。選挙カーで候補を迎え、山陽電車姫路駅前。選挙と関係なく、毎週月曜に実施している定例の街頭演説だが、選挙期間中は8時からでないとスピーカーが使えない。7時から早朝の挨拶行動。京都府選出の松井孝治参議院議員も始発の新快速で応援に駆けつけてくれた。その後も選挙カーに同乗。

その後、安田の選挙事務所。その後、市役所。議会控室。他の議員や関係者と少子化対策、子育て支援事業、保育問題全般の請願の件で打ち合わせ。紹介議員として署名。

その後、会派所属議員と打ち合わせ。情勢分析。連合姫路のO議長からも檄。その後、手柄の安田事務所。モスバーガー。匠バーガーを試してみる。その後、車で少し休んだ後、雨中のスポット演説に同行。熱烈な支援者多し。

その後、選挙カーにて流し演説。20時まで。その後、選対会議。その後、Kくんと打ち合わせ。個人演説会の客観的分析と内容のアドバイスを受ける。気合を入れろとも言われた。

巨大台風が接近中。台風の影響は如何に。

  台風接近−総決起大会中止!!
09/06 (火)

ame.gif 早朝、車で安田の選挙事務所。選挙カーで候補を迎え、姫路バイパス姫路南ランプ交差点。早朝の挨拶活動。旗が強風になびく。

8時から、街頭演説。初めて他の候補の選挙カーと直接遭遇。その後、別の車で安田の選挙事務所。打ち合わせ。

その後、車で市役所。議会控室。会派市民クラブ総会。議会運営委員会の報告や議会改革協議会の内容説明など。議会改革の中心議題は海外視察問題のようだ。…。途中、少し船をこいでしまった。睡眠不足と見えない疲れ。自分が候補者であった市議会選挙と比べると、朝は早く、夜も遥かに遅い。期間も5日間長い。候補だけでなく、スタッフも大変である。夏場の強い日差しは体力の消耗を加速する。大変な選挙である。

その後、Kさんから調査資料について説明を受ける。その後、久方振りに出合ったTさんから「選挙戦に入って、日記の内容が薄い」との指摘を頂いた。ご指摘の通り。公職選挙法の関係で、記載内容に制限があるため、法の範囲内で記載している。インターネットを利用した選挙運動は解禁の方向性が打ち出されているものの、現実には法改正が行われていない。御理解いただきたい。

その後、議長室。F市議会議長と四方山話。その後、市政記者クラブ。懇談。その後、安田の選挙事務所。連合選対のメンバーと懇談。その後、延末のローソン。昼食(肉まん)。これだけで満腹になるほど食が細っている。ただし、体重はそんなに減っていない…。その後、安田のカフェ・ラフィーネ。Nさんと選挙戦の情勢について意見交換。その後、安田の選挙事務所。雨が降り始め、風も少し出てきた。

台風接近のため、今日予定されていた文化センター大ホールの総決起大会は中止。予想より速度が遅く、進路も西側であったので、開催することも可能であったが、参加者に万一のことがあってはならないと候補が判断。現地では、中止連絡がつかず駆けつけてくれた方に候補が直接対応した。自然の力を前に、人間の力は非力である。

台風といえば、新聞による選挙予測では、小泉旋風が続いているようだ。まさに私たちには逆風となっているが、これでいいのか。その後、選対会議など。その後、Yさん、Tさんらと断続的に選挙情勢について意見交換。25時。台風に伴う風は昨年の台風を思い起こさせるが、雨はそれほどでもない。

  厳しい世論調査結果を受けて
09/07 (水)

kocchi.gif 車で選挙事務所。党兵庫県連の選挙スタッフと合流。選挙カーに乗り込み、担当秘書の先導付きで北部を回る。実家周辺でも多くの人からわざわざのお出ましやお手振り、ご声援を頂いた。17時前まで。

その後、市役所。議会控室。作業。世論調査結果を受けて総合選対会議。厳しい状況説明と檄。その後、選対会議。個人演説会ではあふれんばかりの聴衆という報告。

その後、タクシーで姫路駅。Kさんの送別会。社会的公正を知るまじめで人が去っていく。寂しい話だ。

  声が枯れてきた…
09/08 (木)

puri2.gif 無意識のまま目覚ましを止めていた…。少し遅れて大急ぎで自宅を出る。タクシーで選挙事務所を経由して候補宅。オンタイム。

選挙カーに乗り込み、姫路警察前。早朝の挨拶活動。8時から街頭演説。そのまま、選挙カーに同乗し、市内を流し演説、スポット演説、個人演説会の呼び込み。途中、随行車で少し休憩。声が結構枯れてきた。その後、途中で下車し、交代のウグイス嬢と共に選挙事務所。

その後、市役所。議会控室。その後、選挙事務所。その後、みゆき通り脇のLigit。遅い昼食はミートソース。その後、イーグレ姫路。その後、Oさんと打ち合わせ。その後、県労働会館。その後、選挙事務所。選対会議。中止になった総決起大会に代わる魚吹八幡神社の西姫路決起大会が盛況との報告。気合を入れる。

  甘い見方を戒める
09/09 (金)

acchi.gif 車で選挙事務所。その後、市役所。市議会本会議。一般質問初日。今議会は本会議質問はなし。市役所北隣のボギー。Kさんと昼食懇談。その後、選挙事務所。その後、選対会議。その後、仕事帰りのFくんと合流。夕食懇談。Fくんすら甘い見方。戒める。

  選挙戦最終日!!
09/10 (土)

box.gif 車で選挙事務所。ウグイス嬢と合流し、網干方面。候補の地元から、北へ向けて最後の街宣へ出発。大変多くの方から頑張れとの声をいただいた。

広畑付近で下車し、山陽電車姫路駅前の最後の街頭演説に合流。他の候補も同じ場所で実施していた。司会を務める。終了後も、20時ラストまで選挙カーに乗車。20時丁度に選挙事務所に到着。私も声が出なくなった。その後、選対会議。小泉旋風という大変な逆風であったが、運動期間の手ごたえは十分。結果は神のみぞ知る。

  敗北…
09/11 (日)

box.gif 車で砥堀小学校。衆議院小選挙区・比例区・最高裁裁判官の国民審査の投票。記載台の鉛筆が鋭く削られていた。今回は投票記載台に掲げられた候補者表を見て初めて、郵政民営化に賛成する自民党の候補者を見つけて投票する人がいる。この投票行動をする人の数が選挙の当落を左右する。知名度や通常の政治活動に対する評価が通用しにくい、真の無党派層である。新聞よりTVの影響を強く受ける層である。

その後、すぐ安田の選対事務所。投票率は少し高い程度のようだ。テレビ局などマスコミ各社は事前の情勢調査と当日の出口調査によって、最終的な議席予想を実施し、テレビ局の場合、20時からの開票速報番組で放送する。党本部の先輩の情報では、午前中の情勢分析では民主党は最大で120議席程度という。解党的大敗という話も。大変なことになっている。その後、開票立会人と打ち合わせなど。平静を装っていたが、内心かなり不安を感じていた。

その後、20時で投票は終了。その後、投票率の確定情報や情勢も続々と。若干不利の評価が多い。知っている前議員や友人の秘書のいるところも相手に続々と当確が出ている。東京や大阪では特に厳しいようで、菅さんですら競っているらしく、全敗もあるという。そうしていると、23時すぎ、ここ兵庫11区でも、他の候補に当確。大変な結果である。事務所内に動揺が走った。事務所に来てTVを見ている支援者はまさか負けるとは思っていなかっただろう。昨日のほぼ同時刻、同会場で行われた集会を見れば、誰しもそう思ったはずである。

昼前に他の選挙区の候補者からも私に電話があった。新聞等では不利が伝えられているが、前回の選挙よりも手応えが強くあったという。先日も当日記で書いたが、選挙カーに手を振ってくれたり、わざわざ家を出て声を掛けて頂く回数は前回にも増してあった。日常の政治活動にしても、5年間の活動によって、打てば響く方が着実に醸成されていた。それでも負けたのである。

「相手は小泉総理」この意見は他の民主党候補が新聞に寄せたコメントだったが、これは多くの民主党候補が同じ意見だった。小泉総理に負けた。支援の実感や手ごたえを感じながら敗れる。あるベテランの新聞記者は「政治改革」が最大の争点となった93年の総選挙の雰囲気とよく似ているといっていた。結果として細川政権が誕生することになったあの選挙である。今回の争点は政治改革ではなく「郵政民営化」。「政治改革は必要だが、(小選挙区制を導入する)法案は政治改革につながらない」→「『郵政改革』は必要だが、法案には問題がある」。よく似ている。小泉さんは政治改革反対論者だったが、今回は立場が逆。政治改革よりも結果が鮮明に出たのは、郵政賛成派が各小選挙区で一本化されていたことで(政治改革は、新生党、日本新党、さきがけとバラバラで賛成票が割れた)、賛成派は地すべり的大勝となったのであろう。

その後、比例代表でなんとか当選できたが、疲れがどっと出た。他の選挙区情勢も大勢が判明。多くの友人、知人が職を失うことになる。新たな就職先も限定され、路頭に迷う人もいよう。マンションを買ってローンを抱えている友人もいる。自己責任で選んだこの世界であるが、斯くも厳しい。28時ごろ帰宅。

  敗戦を振り返る
09/12 (月)

kouji.gif 少し休んだ後、車で山陽電車姫路駅前。定例の朝の街頭演説。選挙翌日ということで、10人以上の支援者が集まっていた。松本たけあき候補から小選挙区選挙における落選の報告とこれまでの支援に対する御礼の言葉を中心に話があり、比例代表選挙の当選を受けて、今後、心機一転、改めて初心にかえって国会で仕事をしていくとの決意表明があった。その後、私からも支援に対する御礼と支えてきたスタッフとしての力不足をお詫びした。月曜日のこの時間にこの場所を通過される市民の方には、7年間ここで松本候補が演説をしている姿が日常の風景と化しているぐらいだろう。駆け寄って「おめでとう」や「残念だった」という握手をする方が多かった。私は、後者の立場だが、比例で通ったことには感謝しなければならない。

その後、駆けつけてくれていたKくんと神姫バスターミナル内のカフェサンタマリア。結果分析。全国的な敗因を振り返ってみる。民主党が年金や財政問題を争点にしようとしても、いずれも喫緊の課題ではあるものの、今回の衆議院解散の原因が郵政であり、第一の争点にはならなかった。郵政民営化法案の問題点を挙げて説明したり、後で対案を示したところで、有権者には言い訳に映り、逆効果だった。郵政民営化の是非を問われたときに、「いま決める問題ではない」「将来の民営化も検討」のような回答をしていたら勝てるはずがない。ただし、参院否決・解散と事態が動いてから、他に対処方法があったかといえば、思いつかない。「郵政法案否決で解散→自民分裂・総選挙民主勝利」は岡田執行部だけのシナリオではなく、私も含めた大方の見方であった。完全な政局の読み間違いだった。

郵政民営化法案に問題があろうがなかろうが、国民の多数、特に都市部の有権者が「郵政民営化」自体に強く賛成ということを”軽く”見たのは、国民の声を見誤ったということである。小泉総理主導の劇場型政治を云々したり、メディアに責任を転嫁する声も一部聞かれるが、私はそれは問題の本質だとは思わない。やはり、第一の争点となった郵政についての政策の優劣で敗れたのである。

今回、都市部で大敗したことは、これまで小さな政府を掲げ、社会的公正や機会の平等を主張し、都市サラリーマン層を主な支持基盤としてきた民主党が、その支持を失ったということである。自民党がその有力支持基盤の一部を切ったことで、純化されたように見える一方、民主党は憲法問題等でバラバラ批判を受けてきたこともあり、党内融和を優先させ、民主党に好意的であった組織に属さない一般のサラリーマン納税者をはじめとする層をおざなりにしたということかもしれない。

民主党はいま野党であり、挑戦者である。市場原理や公平な機会の平等を党の基本理念に掲げる民主党が、既得権を守るような姿に映れば、今回のように多くの有権者の支持を失ってしまう。今回の大きな敗北から学ばなければならないことは、政権交代のためには民主党に対するバラバラ批判を受けないような候補者を擁立すること。候補者の改廃を含めて純化路線を進められるかである。小選挙区制は、候補者の実力以上に、党の力が試される選挙である。党自体がバラバラに映ったり、既得権を擁護するように映れば、万年野党ということになってしまう。自民党は多くの既得権を持ち、それぞれが業界を構成して独立している。市場原理の適用を受けていない業界や族議員を敵役にすれば、今回のような構図は何度でも引き起こすことも可能だ。その姿は一般国民には既得権体質や古い自民党が壊れると映る。つまり、自民党がこの路線をとるなら、民主党との差がなくなってくる。

小選挙区制の選挙を繰り返すことによって、二大政党の政策に差がなくなってくる。一部の固定層の支持より、多数の支持を受ける政策を掲げる必要があるからである。候補者も自ずと似てくる。政策の差というより、政権を担った党が政権運営に失敗したときに政権が交代する、そんな時代が必ず来る。

その後、車で市役所。市議会控室。その後、本会議。15時前まで。その後、選挙事務所。その後、自宅。久し振りに夫婦で夕食。Rにも選挙事務所やスポット演説、演説会などにきてもらったが、結果が信じられないという。

民主党の基本理念
http://www.dpj.or.jp/seisaku/kihon/rinen.html

  市議会本会議一般質問が終了!!
09/13 (火)

puri.gif Rの運転で市役所。市議会本会議一般質問3日目。市民クラブの松葉正晴議員の質問では、網干沖に建設が予定されている「新美化センター」の附属設備として、温水プールや温浴施設などの健康増進施設、甲子園1個分程度の公園を整備する方針が示された。

また、他の議員の質問では、姫路市土地開発公社の保有土地にかかる金融機関への支払利息の額が質問された。平成16年度末の公社保有土地は、面積で566,000u、価格で380億7,400万円。そのうち5年以上の保有資産は379,000u、304億7,100万円。10年以上の保有資産となると、359,000u、258億7,700万円であることがわかった(いずれも簿価)。これら資産にかかる平成16年度末までの支払利息の累計額は、5年以上の保有資産で35億1,500万円、そのうち10年以上の保有資産で32億1,100万円で、単年度ベースでの利息は、それぞれ2億5,300万円、2億1,600万円。

支払利息は簿価に追加されているので、「取得原価+支払利息=簿価」となっており、時価との差は拡大していると推測される。バランスシート的には含み損が相当発生しているということになる。地価の現状からいえば、損切りの判断は慎重に判断する必要があるが、姫路市に買取義務のある土地だけに、いつまでもほうっておくわけにもいかない。

昼食抜き。一部議案の委員会審査省略採決の後、各議案を委員会に付託。散会後、公営企業決算審査特別委員会に出席。委員長・副委員長の互選。審査日程の確認など。その後、会派控室。来客多し。その後、選挙結果を受けて、姫路に仕事で通っているMさん、Sさんと懇談。

ある人から、「郵政民営化研究会」が小泉総理に提出した緊急提言(松沢成文元民主党代議士・現神奈川県知事HP)のHPを紹介された。
http://www.matsuzawa.com/office/kokkai/tackle31.htm
郵政民営化研究会は松沢さんと小泉総理らが立ち上げた超党派の民営化勉強会だが、今回の選挙で、民営化推進派ともいうべき提案者の多くが落選した。私がお世話になった奥田敬和先生の長男奥田建さんをはじめ、手塚仁雄、鮫島宗明、島聡、小泉俊明、鮫島宗明、小林憲司、松崎公昭の各議員。一つの政策判断が多くの人材を失った。岡田代表の辞任を受けて、新代表選出が必要となっているが、政策的に正しい意見を貫ける強いリーダーが必要だ。

  議員会館の部屋の主が30年ぶりに変わる!
09/14 (水)

acchi.gif 昨晩は久し振りに22時過ぎに寝た。睡眠時間は多かったと思うが、何か見えない疲れに縛られている感じがする。食欲もない。自宅で今回の敗北を改めて振り返った。

衆院解散の先月8日から走り続けてきた。休み云々より、選挙結果が逆なら疲れも出なかっただろう。選挙戦を振り返るワイドショーなどのTVも見た。落選した前議員の衆議院議員会館退去期限は今日14日という。638号室もその主が30年ぶりにどなたかに変わる。急いで引越しや片付けをしている某議員の家族や秘書が映っていた。

政治専業議員や私設秘書の場合、職を失っても退職金制度はない。日本には、落選した議員や政治関係者を受け入れるシンクタンクなどの政治関連産業もほとんどない。「路頭に迷う」という表現があるが、家族を抱える人も多い。改めて厳しい社会だと感じた。

日本国憲法に「公務員を選定し、及びこれを罷免することは、国民固有の権利である」とある。選挙で選ばれたものが政治に責任を負う社会を前提として、官僚や安定したサラリーマンを捨てて、厳しい世界に挑戦する人がいる。「官僚主導から政治主導へ」については、少しずつ進んでいるが、政治任用まではいっていない。今回は路頭に迷う政治家の姿がよくテレビに映っているが、政治側の自己責任の重さに比べ人員・処遇とも不十分であることが、人材供給を阻害する一因となっているのも事実。政党助成のあり方を更に充実させ目などの施策も必要だろう。その後、実家。

  物言えば唇寒し秋の風
09/15 (木)

puri.gif R運転の車で市役所。市議会総務経済委員会。午前中は消防局の審査。来年6月以降、新設住宅に火災警報器の設置が義務づけられるという内容の火災予防条例の改正(既存の住宅にも、その後5年の経過措置を設け、平成23年6月から義務付け/いずれも罰則なし)では、お年寄りらに対して、不当に高額な機器やシステムを押し売りする悪徳営業を防止するための広報の必要性について要望しておいた。

最近、悪徳リフォームやオレオレ詐欺などお年寄りの被害が多い。その昔、消火器設置が義務付けられたという嘘の情報を流し、不当な営業をしていたという業者の新聞報道もあった。この手の話は、最初に対策をとっておくことが必要。

休憩を挟み、企画財政局、産業局、総務局、選挙管理委員会、行政システム改革推進室の審査。特に重要な「若者ジョブセンター」と「入札改革」についてだけ発言。前者は、今月オープンしたばかりで、利用者も少ないようだ。是非、更にPRしてもらうともに、新規雇用の目標を数値化するなど、成果がどれだけ上がったかをきちんと検証できるようにしてもらいたいことを要望しておいた。

後者は、「姫路市入札監視会議」という名称の第三者機関の設置報告。談合情報や行政部内や対政治という観点で担当部局だけで対応できないという問題があり、公平な入札の事務執行を行うために第三者の力を借りるという話なら、今の施策として理解できる。入札前の要望や口利きを排除するための取り組みは根本的にも必要な施策である。しかし、今回設置されたのは、契約事後、6ヶ月に1回、無作為に抽出した契約案件を調査し、必要があれば市長に勧告したり、苦情を審査したりする会議という。

入札制度改革といえば、行政改革の基本であり、透明・公平性の観点でも、日本の政治全体を見ても光が当たっている分野。物品の購買・調達や工事の入札にあたって、「会社の金はひとの金という感覚」なのか、「会社の金はひとの金だが、自分の金のように大事に使おうという感覚」なのか。多くの人を見てきたが、この感覚の違いは、会社の場合は会社の規模や社風が、行政の場合、個人差が大きく影響しているような気がする(もちろん自分の金でもいちいち安く買うことにこだわらず、湯水のようにお金を使う人もいるので一概には言えない)。コピー機のルート営業をしている友人に聞いても同じことを言っていた。一番おいしいのは行政の仕事だそうだ。

利益を出すという目的のある企業と違い、予算消化率を上げた方がいいという感覚も残る行政にあって、上に指摘した後者の感覚に立つとはどういうことか。意識改革という抽象的なことではなく、また個人的に後者に立つ人材(属人的)というだけでもなく、制度として担保する為に何が出来るのか。取り組み内容や成果にしてもこの分野については自治体間の差が大きい分野。成果を上げているのは、実はごく一部の自治体だけである。相当なリーダーシップがいるということの裏返しかもしれない。

私も関心を持って声を上げてきた。私とは逆の意見があることも承知しているが、行政が多くの物言わぬ納税者の側に立ち、適正な競争の導入と透明性の確保ということを高く掲げることこそ、今の市政に最も大切なことであると思う。

昨日開設された「わかものジョブセンター」のHP
http://www.city.himeji.hyogo.jp/roudou/wakamono/index.html

その後、何人かの方と話す。「物言えば唇寒し(秋の風)」とは芭蕉の俳句。私の発言をよく聞き、どんなことを言うか大体わかっている人から、「不可能と知って、いつまでも理想論をぶち続けても、無駄だし嫌われるだけ」といわれると返す言葉もない。そういえば、いつのまにかもう3年目の秋。身に染みた。

昼食抜き。声はほぼ回復。Rに迎えに来てもらい自宅。

  キャスティ21計画コアゾーンの整備の行方
09/16 (金)

kocchi.gif 車で市役所。議会控室で他の議員と懇談。昨日の総務経済委員会の審議の模様が読売新聞に取り上げられているようだ。入札前の口利きや圧力排除を他都市の事例を挙げつつ指摘した前半部分は私の意見。委員の人選等に触れたのは他の議員。

その後、鉄道高架対策特別委員会に出席。東西自由道路関連の補正予算の議案説明の後、プロジェクターを使って姫路市都心部まちづくり構想(案)の説明。その後、質疑応答。私からは、(播但線ホーム北東の広大な敷地である)コアゾーンの整備について、法や条例に基づいた「地区計画制度」等で特定の建設用途を規制・誘導することで、市の期待する「都市型ホテル/商業施設・飲食店等/シネマコンプレックス等アミューズメント施設/高等教育機関(サテライトキャンパス、社会人リカレント教育、専門学校)/医療・健康施設」が整備できるのかについて質問。

国鉄清算事業団の債務を継承した『鉄道・運輸機構(正式名称:独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構)』がそのほとんどを保有するコアゾーンの土地であるが、姫路市の一方的な意向だけを反映することはできないのは当然として、その保有資産は基本的に債務返済にあてるるため売却することになっていることから考えても、機構がそのまま保有し続けるとは思えない。「譲渡希望をもった民間企業が機構に申し出たところ、機構は、姫路市の意向を確認して欲しいという対応したという。姫路市との話を優先するという覚書があるわけではないが、今のところ民間には売却しない方針で、姫路市に配慮してもらっている現状という。切り売りするより一括売却したいと考えるのが当然だし、それを期待できるだけの財力のあるところはどこかと考えれば、この動きは理解できる。

播但線の高架や区画整理事業の終了を待つと、コアゾーン内のABC各区画はそれぞれ平成25・24・25年から全面利用できるようになるとの答弁もあった。特に期待し、誘致する機能については、民間の立地意欲を高めるような支援・優遇策として民都機構(正式名称:(財)民間都市開発推進機構)の低利融資を検討しているという。

地区計画の網をかけるにしても、地権者の同意は必要。それに風俗営業施設を排除するぐらいの規制しかできないという。また、公的機関とはいえ、市が保有していない土地に、市の意向通りに都合よく特定の施設を誘致・配置できるのか。現実にはデベロッパーが入らないと無理であろう。

私が、地価の底が見えつつある現在、土地取得は費用(損金)ではなく、民間の会計でいうバランスシートでは資産として考えるのも一つの見方という指摘をしたところ、局長から『そういう見方をしていただけることはありがたい。土地所得が行政目的にかなうかどうか慎重に見極めなければならないが、議員の皆さんのご理解が得られれば、姫路市によるコアゾーンの土地取得も考えられる』という趣旨の答弁があった。この答弁には大変驚いた。これまでの方針から一歩踏み出したからである。

現実に、毎年、毎年、姫路市の中心市街地の活性化が言われる。郊外型のベッドタウン都市として中心市街地を縮小させてしまうなら別だが、国際観光都市や中核都市としての玄関口としての顔の整備が必要であると考えれば、中心市街地ではコアゾーンが最後の砦になるだろう。民間開発は理想だが、本当にそれを実施できる企業があるのか。その点を民間の声も聞きながら慎重に見極めつつ、何も市の直接取得だけに限定せず、PFI事業等民間活力の利用も検討すべきだろう。いずれにしろ、何か動きがあるのは間違いない。

また、『新駅ビルの建設はありき』で『44メートル南に移動しても、現在の地下街とは公共通路でつなぐ方針』という答弁もあった。

その後、某高等学校から依頼された案件の処理。その後、会派市民クラブの平成18年度予算要望勉強会のため、車で出発。途中、久方振りに福沢町の日の丸軒ラーメン。その後、道を間違えつつ、夢前町のウエルサンピア夢前。

勉強会。特別委員会が午後も開催された委員会の委員は途中合流しつつ、会派としての予算要望を作成。今年度要望分の検証ができていたため、今年は、これまでの継続と新規の入れ替えが少し多めにできたかもしれない。重点要望の作成方法も変更。予算案の賛否に反映させるものが重点要望。そのために本当に必要なものを重点要望とする。4時間ぐらいぶっ続け、18時ごろまで。

  前原誠司新代表就任!!
09/17 (土)

kocchi.gif 午前中は昨日に引き続き、市民クラブ来年度予算要望のための勉強会。昨日、根を詰めて実施したおかげで、早く終わらせることが出来た。

その後、車でイーグレ姫路。先日の委員会で社会実験されている「オープンカフェ」について他の議員から話が出ていたので、実施店舗の人に話を聞いてみる。売上にはつながっていないようだが、お年寄りがたまに休憩場所として利用しているという話やトイレもほしいという要望もあったということだ。

大手前通りでは「洋風テラス」、商店街では「和風テラス」が設置されており、オープンカフェという名称だが、全て飲み物等を注文するものではなく、喫茶店の管理するようなところに限られている。みゆき通りのど真ん中で何かを食べていると、結構注目される。休憩所のような利用がメインだろう。

カフェ・キャッスルHP
http://www.ppp.cx/cafe/

その後、イーグレ姫路。姫路城温泉。足裏マッサージ。その後、一旦自宅。新聞や資料に目を通した後、播但線で姫路。Fさん、Mさん、Aさんと選挙を振り返る。いつのまにか侃侃諤諤の議論。熱い議論だったが、敗因分析のような話はつらい。その後、いい報告を受ける。安堵。

今日行われた民主党代表選挙では、京都選出の前原誠司衆議院議員が代表に選出された。党職員時代、党代表選の開票作業をしたことがあり、NHKで生中継されたことを思い出す。一枚一枚開票する姿が映り、少し高価な時計を買ったことを実家でTVを見ていた父親に気づかれた(笑)。今回は2票差。

前原さんといえば、いずれ党の顔になることはわかっていたが、こんなにも早く登場とは私も全く思っていなかった。岡田前代表の登場も菅代表の途中辞任を受けてのもので、党内認識としては早いというものだった。私が立候補のため退職した2002年には、菅代表、鳩山幹事長、羽田特別代表という体制で、3人と写真をとった。岡田さんが幹事長代理で、いずれ代表になるだろうと言われる位置付けだったが、党のポスターというわけでもなかった。

前原さんは43歳。歳は若いが当選5回。「衆院15年で総理になれる国にする必要がある」という松本たけあき代議士の話を聞いたことがあるが、そういう意味では、早すぎるともいえない。民主党の新路線については、私も先週来何度か触れてきたが、新代表の考えと私の考えは全く一緒といっても過言ではない。前原代表の路線は正しい。この路線で行かなければ、衆議院の多数をとることは出来ないだろう。ただし、身を切る、血を流すことになる。そんなことができないなら政権なんてとれないし、この党も終わりだ。

  松本たけあき代議士、民主党政調会長に!!
09/18 (日)

panda.gif 朝の政治報道番組等を少し見る。民主党の場合、幹事長・政調会長・国対委員長など衆院の役員は代表が指名し、両院議員総会で了承を受けるということになっている。挙党一致といえば、代表選挙に出馬した相手候補を処遇することになるのが、これまでの民主党の例。菅さんの処遇と小沢副代表の処遇が焦点だろう。前原新代表の昨日の記者会見では、政調会長には意中の人がいると発言したらしい。

その後、車で母校増位中学校。体育大会に来賓出席。生徒会の役員に妹Mの書道教室の出身者がいるのをはじめ、野球チームや近所の子どもたちの姿も。PTA役員の方や小学校の先生方と昼食懇談をはさみ、最後まで観戦。今年から騎馬戦が復活したという。荒れている学校なら実施できない競技。入場行進の様子や挨拶の様子などを見ていると、私の在学中よりも、間違いなくいい雰囲気。校長先生をはじめ多くの先生方の努力が実を結んでいる。見ていて嬉しくなった。

その後、車で外出。プロ野球阪神戦のラジオ中継を聞いていると、松本たけあき代議士が民主党の政調会長に指名される可能性があるとのニュース。方向を変え、急ぎ手柄の事務所へ。

事務所の方に聞くと、松本代議士には前原新代表から五時に党本部へ来るよう呼び出しがあり、昨日の両院議員総会が終わって最終の新幹線で昨晩のうちに姫路に戻っていたが、昼過ぎに急遽空路上京したという。

NHKやTBSテレビのニュースでも政調会長に就任するというニュース。事務所にも多くの電話がかかっていた。K新聞の取材もあった。私の携帯にまで電話やメールが入ってきた。国会議員を客観的に比較できるのは、霞ヶ関や永田町関係者のほかマスコミの政治部記者ぐらい。地域では、多くの国会議員との相対的な比較はできない。

野党とはいえ政権を狙う政党の政調会長に就任するということがどういったことか。松本たけあき代議士の永田町での能力や評価というものが、姫路の皆さんにも伝わるような気がして嬉しくなった。姫路の代議士が国政を左右するような立場に立つというのは、久し振りのこと。これから、単なる当選回数という観点より、能力によってポストが割り振られる時代が来る。そんな時代を先取りした今回の抜擢。前原新代表と同じ考えにいる松本代議士が、代表の施策を党の施策として実践していく。大変素晴らしいことではないか。

その後、K秘書と車でイーグレ姫路。徒歩で姫路城三の丸広場。懇談。その後、代議士夫人とも合流。いい顔をされている。私も、選挙後これまで、どこか暗い気持ちがあったが、このニュースで俄然やる気が出てきた。

  体調・食欲回復!
09/19 (月)

acchi.gif 新聞各紙に目を通すと、一面や政治面に民主党の新人事についての記事。松本代議士も若手の政策通として紹介されている。今後、新聞の政治面やNHKの日曜討論などにも出演するようになる。

これまで、選挙のために手をつけていなかった書類や新聞等に目を通す。TVのワイドショーも見る。何も知らない政治評論家がいい加減なことを言っている。視聴者が評論家のいうことを信じてしまったらどうなるのだろうか。先日も触れたが、関西限定で放送される番組は、特に言いたい放題のようだ。困ったもの。

松本代議士の政調会長就任で元気が出てきたのだが、比例して急に食欲が出て、止まらなくなった。こちらも困ったものだ。

  衆議院議員の資質
09/20 (火)

puri.gif 事務所で作業。TVをつけていると比例で初当選した安井さんと杉村さんが取り上げられていた。安井さんは早稲田商店街の端にある稲毛屋の社長。私も在学中、何度か買物したことがある。

しかし、もう一人の杉村さんという26歳の若い方には驚いた。新幹線のグリーン車乗り放題ということをテレビカメラの前で絶叫したり、早速、BMWを買うとか寝転がって言っている。今回の選挙では政治に真面目に取り組んでいる優秀な候補者も多く落選した。全て民意とはいえ、浮かばれない…。

生野橋東のセブン−イレブンを経由し、車で市役所。議会控室。市内の会社役員の方が来訪。協働事業について懇談。そのほか四方山話。

その後、会派控室。明日の決算審議に備え、過去の議事録等に目を通す。その後、市バスで姫路。市政関係者と懇談会。成長振りが伝わる若い人に目を細める。初めてで固い人もいた。これからである。

  公営企業会計決算審査スタート!
09/21 (水)

acchi.gif タクシーで市役所。市議会公営企業決算審査特別委員会に出席。まず平成16年度の交通事業会計決算の審査。民間助役の経営に対する指示内容の確認と、総選挙で争点となった(現在税投入のない)郵政事業を引き合いに出しつつ、単年度9億円の税投入をしているバス事業の決算のあり方について提案。

一般財源の投入による赤字補填で本当の決算状況が市民に伝わりにくくなっていることのデメリットについて。報道等で取り上げられる累積赤字の数値が一人歩きしていることの危惧。見かけの赤字額を減らすより、本当の事業の状態を示した方が、改革のスピードに対する圧力は高まる。補助をなくせば金利がかかるというなら、一般会計からは補助金ではなく、借り入れ金として出せばいい。方法は別としても、一般・公営の両方の会計を見る経営者ならそういった発想になると思うがどうだろうか。

その後、他の議員からバス車内の回数券販売に関する問題の指摘。外の営業努力に対してインセンティブ(出来高)報酬で報いるということなら何の問題もないのだが…。私を含め他の議員の質問が全て吹き消された。情報開示の姿勢についても指摘されていた。18年間続いてきた制度。市場原理の早期適用が必須だが、それは経営主体の見直しということである。踏み込まなければ抜本的な改革にはならない。いずれにしろ公営企業決算の審査は今議会の会期中には認定されない可能性が高くなった。

昼食は、市役所北交差点のくら亭。やきそば。午後は水道局の審査。料金徴収等営業分野の民間委託も昨年導入されており、その成果も少し出でいる(本格的には17年度決算から)。県水受託の問題など毎年指摘されている問題をのぞき、特段の問題なく質問せず。その後、同僚議員と懇談。その後、市バスで姫路。関係者と懇談。

  公営企業決算特別委2日目!
09/22 (木)

puri.gif タクシーで市役所。議会控室。新聞各紙に昨日の公営企業決算特別委の指摘内容が掲載されている。他の決算委員会に所属する同僚議員も言っていたが、議員を含む第三者から指摘されるのと、自主的に公表するのとでは結果としては相当な差を生む。何より負の連鎖につながりかねない。

公営企業決算特別委2日目。姫路市の場合、一般会計、15特別会計のほか、交通・水道・都市開発整備事業会計の3公営企業会計をもっている。今日の審査は、公営企業会計では最後となる都市開発整備事業会計。都市局計画部開発課が所管し、豊富町の住宅・産業用土地開発事業「サバービア豊富」、御立東・妻鹿の宅地、名古山・姫路西霊園の分譲等の事業を行っている(名古山霊園の追加募集は終了)。

企業会計として他の会計と区分されている理由は、独立採算制。市民が損をするような利益の上げ方で特定の利用者から多額の黒字を確保することができないのは当然として、逆に赤字となる場合でも、利用料をあげるなどして、安易に税(一般財源)を投入できないことになっている。住宅を買わない人や墓を所有しない人、市バスや水道を使わない人がいることを考えれば、公営企業の受益者負担原則は大切。国は、民営化・小さな政府・受益者負担路線を進めようとしているし、総選挙でもこの路線に支持が集まった。姫路でも、この意識が強い大都市部のような選挙結果が出ている。有権者の意識を常に汲み取っておくことの重要性。民主党はこれを見誤って負けた。この話はまた改めて記す。

午前中で、各決算の審査は一巡。交通企業会計の審査は後日への延期が決定。その後、ファミリーマートでカレーまん。その後、来客対応など。その後、教育委員会文化課。諸手続き。

その後、車で自宅。仮眠。その後、徒歩で砥堀駅。高校生の方と遭遇。学校の図書館で当HPを見たという。大いに驚く。播但線で懇談しつつ姫路。駅前留学しているらしい。英語は大事などと話していると、お母さんさんと一緒で「説教くさい」と言われた(苦笑)。

その後、私より10歳ぐらい年上のTさんと市政懇談会。民主党の歩むべき路線や市政の外部評価について意見交換。いろいろ情報も教えて頂く。少し距離を置いて見ておられるようだが、私とも共通認識が多い。復帰間近のような勢いだったがさてどうだろうか。途中、某国会議員と遭遇。固い握手。

  小学校運動会に参加!!
09/23 (金)

acchi.gif 車で母校砥堀小学校。運動会に来賓出席。PTA会長、自治会長、中学校長、市教委の担当の方をはじめ多くの方と懇談しつつ、子供たちを応援。綱引きと玉入れにはPTA・来賓チームに参加。スーツ姿だったため、汗と泥が混じり、結構汚れた(苦笑)。子供たちだけでなく大人の側でも紅白対抗が盛り上がっていた。そういえば、順位をつけないように手をつないだままゴールしたり、男女混合で徒競走をしたり、敢えて順位を排除した取り組みをするところがあると聞いたことがある。ここではそんなこともなかったが、未だにそんな取り組みをしているところもあるのだろうか。

運動会の会場で、小学校卒業以来の再会となる同級生と遭遇。小さいお子さんを連れている。県外の観光都市に住んでいるらしく「観光がてら寄ってね」といわれた。卒業後の運動会。ある出来事を思い出す。…。昼食をはさみ最後まで応援。卒業後19年たつが、まだ校歌が歌えた。

その後、イーグレ姫路。播州しらさぎの湯。その後、G。演説会場を貸してくれた政治に理解ある店長をはじめ、保育士志望のアルバイトさんらと、夕食懇談。私よりも若い人が多いが、夢や希望を持って働いている。私も元気になった。

  筋肉痛が心地よい
09/24 (土)

hare.gif 昨日の運動会の綱引き参加により、腕に筋肉痛。少しの運動だが、筋肉痛自体が久方振りでなぜか嬉しい。事務所で作業。政治的な文書の作成に4時間以上。使うか使わないか別として念のため作成。

その後、車で姫路駅。R、雪之介を迎え、実家。その後、自宅。その後、豊富町のT。またもや太ったとの声…。

  松本たけあき政調会長、サンデープロジェクトに出演!!
09/25 (日)

puri2.gif 松本たけあき代議士が、サンデープロジェクト(ABCテレビ/テレビ朝日系列)に民主党政調会長として初出演。テーマは「小泉劇場第2幕 激突!各党政調会長熱く燃えるか? 国会論戦」。松本代議士以外は、自民党の与謝野政調会長のようにTV討論にも慣れたメンバー。今後、毎週のように出演することになると思うが、楽しみだ。ちなみにNHKの日曜討論は野田国対委員長だった。昼食はピザトースト。

その後、民主党姫路総支部幹事会。松本たけあき代議士も既に姫路に戻っておられ、挨拶。今後、党本部活動に拘束される比率が格段に高まる。それをどうカバーするか。我々に課せられた責任は重い。

  わかものジョブセンターを訪問!!
09/26 (月)

kocchi.gif 播但線で姫路。朝の街頭演説。松本たけあき代議士は新幹線始発で上京。6時姫路始発の新幹線ひかりを途中でのぞみに乗り換えれば、東京の民主党本部には10時前に着くことができる。政調会長就任の報告と民主党姫路総支部の今後の活動方針などを話す。衆院選後2度目の街頭演説だが、号外ビラの準備も未だかなわず。私のタスキも行方不明という。衆院選の混乱はまだ収まっていない。終了後、みゆき通りのはまもとコーヒー。Yさんと市政懇談会。

その後、同じくみゆき通りは旧新興書房ビルの3F「わかものジョブセンター」。一利用者のつもりで訪問。受付の方から利用状況その他いろいろ尋ねる。ハローワークのパソコン端末で求人情報を見ることを勧められたので、自分の希望条件等を入力してみる。31歳と年齢を入力すると46,128件の求人情報。それから、いくつかの条件を入力しただけで1件しか残らなかった…。

今回の衆院選でも選挙に負け、職を失う議員や秘書の姿が報道されているが、希望する条件での職探しは難しいことだと思う。常に落選のリスクを負っているというのは私も同じ。気が引き締まる。

その後、姫路市の所管スペースに移動。O所長から運営・利用状況等をヒアリング。職業興味検査・適性検査も一部実際に体験させて頂いた。若者が年金や家庭の支え手にならなければ、どんな社会保障の制度も成り立たないということが大前提にある。雇用達成数の数値目標を掲げるなど、民間の発想で運営されんことを望む。あらゆる意味で大変勉強になった。

その後、市バスで姫路。議会控室。委員会休憩中に、Kさん、Aさんと市役所すぐ南のカザン。カレー。懇談。このお二人は食にうるさいようだ。その後、議会控室。作業。議会事務局。その後、来客対応など。その後、市バスで姫路。徒歩で大手前公園。R、雪之介と合流。帰宅。

  今年は国勢調査の年
09/27 (火)

puri2.gif 事務所で作業。国勢調査の調査票が届いていた。個人情報保護の意識の高まりやマンションの増加等で、年々こうした調査が難しくなるのだろう。その後、R運転の車で姫路。大手前パーキング。周辺の駐車場はどこも主婦層の車で大混雑。入れないところもある。所用をすませ、飾磨は中野田。長浜一番。ラーメン。

その後、市役所。議会事務局。一部事務組合の状況についてデータ確認。その後、Sさんから依頼案件の経過報告あり。懇談会の設定が必要。その後、議会控室。先日来の案件。進捗せず。その後、姫路市教育会館。連合兵庫姫路地域協議会の役員と事務打ち合わせ。懇談。その後、一歩。議員、議員OBらと懇談。

  歴代姫路城主の格付け
09/28 (水)

kocchi.gif 事務所で作業。車で市役所。議会控室。市政記者クラブ。それぞれ雑談。その後、手柄の松本事務所。打ち合わせ。その後、Fクリニック。その後、自宅。その後、播但線で野里。W。Hさんと市政懇談会。2つの大きな課題も頂いた。その後、情報収集など。播但線で帰宅。真面目な人が報われる社会をつくるために頑張っている人がいる。そうした人は応援し、皆で守っていかなければならない。

先日、珍しく会議の会場に30分ほど前に到着し、空き時間を利用して、「BanCul」という雑誌を読んだ。姫路市文化振興財団が出版している雑誌。歴代姫路城主の格付けをはじめ、廃藩置県後の藩士たちの動向などが記されていた。名君ベスト10では、姫路発展の礎をつくった羽柴秀吉がTOP。評価等は個人により異なるだろうが、面白かった。

「BanCul」
http://www3.ocn.ne.jp/~bunka/syuppan.html

  阪神優勝!!
09/29 (木)

kocchi.gif 事務所で作業。会派市民クラブ総会。現在の海外視察を廃止することを会派意見とすることで合意。姉妹都市交流が大切なのは言うまでもないが、公費負担としては節目の議長訪問に限定するなどとした。これまで先輩議員を相手に侃々諤々の議論もさせて頂いた。最後にご理解を頂けた。その他、会派行政視察、費用弁償制度についても議論。最後に、特別職報酬等審議会について意見交換。変な話を耳にする。

その後、来客対応など。製造業で一生懸命働かれている方の苦労話も聞けた。その後、仕事内容精査のための資料整理。選挙前から収集してきた新聞記事をはじめ、様々な資料やデータを課題ごとに集約。

既に着手し解決した課題や結論の出たものは廃棄するなど部屋中に資料を広げて作業。珍しい資料なども見つかるなど調べていると遅くなってしまった。途中、職員の方がお茶の差し入れをしてくださった。ありがたいことだ。これまで、一定の方向性や政治的信念に基き、質問や提言に取り組んできた。私のような立場から見た、事の善悪だけでものが動いていくわけではないことは承知しているが、今のところ改革に向けた動きやそのための胎動を感じない。嫌われ役ばかりさせられても困るのだが、この秋から、新たな体制をつくって事にあたりたい。

選挙後初の国会の代表質問が今日終った。衆議院で前原誠司新代表、参議院では松本たけあき政調会長を補佐する政調会長代理の直嶋正行参議院議員がバッター。直嶋先生には私が参議院時代大変お世話になったし、参院選前だったが結婚式にも来てもらった。個人的にもいい体制が構築されたと思う。

帰宅後、阪神優勝のビールかけTV中継に触発され、自分もビールを飲んだ。美味。85年、03年は阪神が優勝を決めたシーンをリアルタイムで見たが、昨日は見逃してしまった。

  議会改革協議会で一定の結論
09/30 (金)

kocchi.gif R運転の車で姫路駅前。ヤマトヤシキや山陽百貨店など昨日の阪神優勝を受けて優勝セールを実施しているようだ。少しのぞいてみる。優勝ロゴの入ったティッシュケースを購入。昼食は九州物産展で買い求めた佐世保バーガー。

その後、市役所。今日の議会改革協議会の結論を同僚議員から伝え聞く。現行の海外視察は賛成多数で廃止されたという。会派意見が通ったようだ。その後、関係者の面々と懇談。その後、打ち合わせ。その後、昨日に引き続き、作業。その後、来訪者対応。その後、市バスで姫路。向上心旺盛なHさんをはじめ、Tさん、Sさんと各種打ち合わせ。相談にも乗る。



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