Web版ひであき日記

2005年05月

  お休み(その2)
05/01 (日)

ame.gif 降雨もあり、持ち帰っていた資料やデータを見てゆっくり過ごす。船場の希望軒本店で遅い昼食。初のツケ麺ピリカ300g。

その後、洋服の青山のカジュアル版キャラジャ、コープ砥堀店などの買い物に同行。久方振りにジーンズを買い求めるに、34インチでは間に合わず。人生初の35インチに突入…。

  若手官僚と懇談
05/02 (月)

puri.gif Rと車でイーグレ姫路。「はりまの作家たち」のJR姫路駅周辺整備について考えるパネル展「どうする姫路駅前」や「夢HIMEJI」5年間の歩み展を見学しようと考えていたが、地下1階の特別展示室は全てもぬけの殻。どうやら双方とも昨日までで、今日は入れ替え日のため、展示がないらしい。残念。

その後、この4月からある政令市の課長に就任した某氏夫妻と合流。徒歩でみゆき通りはサンクス近くのブループレート。地下一階だけに入りづらいイメージがあったが、以外にカジュアル。私たちよりかなり若い高校の後輩がシェフとして経営しているという。感心。昼食懇談。

赴任先では最初の一ヶ月は仕事を覚えるだけで大変だったようだ。30歳でも県や政令市・出先なら課長級、一般市なら部長級で赴任するという。管理職での赴任だけに、霞ヶ関のように遅くまで残業をするわけにもいかず、早い帰宅で範を示す必要もあったらしい(管理職の帰社時間についての考えは官民というより社風や個人差という要素も多いかもしれない)。

姫路市の中心市街地活性化・観光振興の話から、東京の様子、公務員問題に至るまで懇談。奥様も少しふっくらして(決して太ったという意味ではない)幸せそう。いつもいい感じの夫婦。私を危険人物と説明してくれたことには苦笑。

そういえば、私と大学や高校の同級生の霞ヶ関官僚は早い人なら昨年あたりから県や出先の課長を終え、本庁の課長補佐になっている。どんどん大きな仕事をしている。民間では、医者や弁護士、会計士などの資格所有者が年齢にあまり関係なく第一線で活躍する一方、企業では創業や世襲を除き、ベンチャー企業でも課長程度がせいぜい。省庁ほどの大組織で、学歴が同じで入社時の階級だけでその後が決まるという社会はない。中国の「科挙」の功罪は一度調べたことがあるが、政治任用との関係も含めてしばらく過渡期が続くだろう。

選挙に出馬し国会議員として活躍する元官僚、外務省の北朝鮮担当者のように上司に反発して職を辞する人、村上ファンドの村上氏のように実業界で活躍する人。最近は、官僚より弁護士を目指す東大法学部卒業生が増加の一途らしいが、興味深い。

優秀な勝てる候補者を擁立する政党の役割も重い。自民党よりも立候補する官僚が多いとされる民主党もある問題に直面しつつある。既に都市部においては新たな立候補枠はなくなってきている。新陳代謝の問題とも関係する。予備選導入等の対策を立てるにしても、判官びいきや近親憎悪、出る杭を打つという日本の島国的要素がの障害となることも明白。地方議会に流れてくれたら面白いと思うのだが。

その後、市役所。市議会の会派控室。連休の谷間だがO会長も登庁。その他、元気な方とも久方振りに遭遇。その後、一旦帰宅。その後、御立のうおしゃも。仁豊野のFくんと夕食懇談。

  休日−政治関係者のGWの過ごし方
05/03 (火)

hare.gif 車で山陽百貨店。地下で明石焼。美味。Rにソースをつけてダシにもつけて食べる方法を教えるも、真似しなかった(苦笑)。その後、ウインドウショッピング。近いうちに母の日が来るらしい。何年もそういうことを忘れていた…。その後、フォーラス。1年ぶりに2パンツ19000円のお買い得スーツを購入。これ以上太るとサイズがないらしい…。

今年実施される選挙に立候補するM代議士秘書のKくん(早大鵬志会の同級生)から支援要請の電話。永田町の様子を聞くに、都議会選挙で忙しい事務所もある一方、2日・6日と事務所を休み、10連休の人もいるという。

そういえば、小泉総理はアジア各国、民主党の岡田代表も中東諸国を外遊中。他にも外遊中の国会議員が多い。なぜGW中に外遊するかというと、この期間は、国会が与野党の暗黙の了解で定例日であっても審議がないことと、政治関係のイベントもあまりないからである。メーデー(1日)、憲法記念日(5日)関連のイベントがあるが、多くの議員はこれらにはあまり関係ない。

一般的にもGW中は後援会行事や選挙もない。これは党首クラスだけでなく、他の国会議員や地方議員でも同じ。年末年始やお盆は行事や挨拶回りで忙しくなるのだが、この期間は時間がある。私も旅行等に行くわけではないが、家族と一緒にいる時間にしようと思っている。結婚後初かもしれない。

と、ほとんど休みがない共通の知人秘書氏の話も出た。人によって差が大きいようだ。もちろん、支援には駆けつけるつもりだが、定数6削減・20人以上の落選者・公認候補増加と条件は厳しいものばかりらしい。このほか、この夏に選挙がある他都市の先輩議員からの支援要請も。暑い中でポスティングや戸別訪問で大変らしい。このところ夏のような日差し。ボランティア学生の苦労がわかる。

夕食後、Rと先月23日にオープンしたTSUTAYA姫路広峰店(カイト跡)。播磨最大とのか触れ込みだが確かにかなり広い。

  休日−大学時代の食生活を振り返る
05/04 (水)

kumori.gif 雪之介を連れて、Rと新たに発見した辻井のモスバーガー。モスバーガーといえば、「日本のハンバーガー」と称し、他のマクドナルドやロッテリア等とは少し違った路線展開している。質も高いが値段も高いというのが通り相場かも知れない。

大学時代、早稲田の金城庵の近くに店舗があり、Rともたまに行った。行けば決まって、ハンバーガー3個、モスチキン、モスシェイクという組み合わせを食べていたことを昨日のように思い出す。

当時の昼食は、大学近くの弁当屋(大隈通り商店街たきたて/唐揚げ弁当400円など)か定食屋(西門通りフクちゃん/うずらメンチ定食580円など)を台所代わりのように使っていたが、たまに贅沢してハンバーガーを食べた…。

と大学時代を懐かしみ同じメニューを注文(他に並んでいる人もハンバーガーは1人1個)。轟沈。大食いでならした昔の自分ではない…。最近、食べる量が落ちているということを感じることが多いのだが、実はこれほど淋しいことはない。年齢は単なる数字だが、体は正直だ。

と今日は書くこともないので、上記のフクちゃんについても記す。実は去年閉店してしまった。「チョコとん」というメニューが有名で、とんかつの中に明治の板チョコレートが入っているという定食(もちろん溶けている。一度、上京した妹たちに食べさせたことがあるが、美味しくなかったらしい)。

私は、カツより100円安いメンチカツを選び、チーズやうずら卵を入れてもらっていた。別に生卵を注文(+50円)して、卵かけご飯にして食べていたこともよく覚えている。冬場には豚汁もあった。おじさんは閉店後、運動部の合宿所で働いているとのこと。愛想のない人だったが、私を見て、いつもご飯を多めにいれてくれていたことを思い出す。もう一度食べたかった。

食べ歩き活動自体は、大学受験の下見の際に大学学生食堂のカレーを食べ比べたことが最初(92年秋)。大学入学後、食べ歩きサークル「コンステレーション」結成(93年10月)。就職後、「コンステレーション」再結成・食べ歩き日記「僕はこんなものを食べている」HP公開(01年1月/作家時代の田中康夫氏のモノマネ)国会内の食堂の寸評も。といろいろやってきた。

仕事にあまり迷惑をかけない趣味だったはずだが、過ぎたれば太るし、贅ととる人もいる。もう一つのHPを別名で復活させようかなとも思うが、とてもそんな時間もない。これまでのような感じで続けていければと思う。

そういえば、ホリエモンの社長日記における食事の寸評は有名だが、実は自民党の安倍晋三さんも少し前まで昼食をHPで公開(写真付き)していた。これはあまり知られていない。

その後、辻井の白十字。砥堀の実家。その後、4月29日にすこやかセンター東にオープンしたホームセンター・ナフコ姫路店。夏場に備え、い草カーペットなどを購入。その後、マックスバリュー宮西店で買物など。中睦まじいFさん家族などとも遭遇。

帰宅後、実家でもらった林田産・砥堀産たけのこを使ってタケノコ御飯。先日食べた太市産と比べても遜色なく美味。

  休日3日目
05/05 (木)

acchi.gif トリマーでもある妹Rに来てもらい、雪之介の爪切りやカットをしてもらう。生後5ヶ月だが、少し吠えるようになってきた。大人の階段を昇っている。

その後、夏に備えて、冬物衣料を交換したり、い草のカーペットを敷いたり。暑がりのため、私服では完全に半袖だが、仕事ではそうもいかない。ほとんどの作業はRに任せたため、昼食をつくる。といってもチャーハンか炒めものぐらいしか作れない…。

その後、テレビで阪神・広島戦を観戦。休日を過ごしている感じがする。昼寝でもしたいぐらい。阪神勝利。その後、買っておいた月刊誌や週刊誌を読む。その後、パソコンで作業。

  民主党機関紙「民主プレス」号外の作成
05/06 (金)

acchi.gif 自宅で作業。民主党機関紙「民主プレス」号外の原稿作成。政治姿勢と情報提供等について。パソコンデータの共有等に不備あり。写真も適当なものがない。著作権関係の指摘も。党員・サポーター募集についても。

  美術館「葛飾北斎展」へ
05/07 (土)

acchi.gif 神戸で開催の民主党兵庫県連幹事会の予定がキャンセル。知事選挙推薦や補選対応等の承認案件を予定。

その後、市立美術館で開催されている『葛飾北斎展』。展示品は島根県津和野の葛飾北斎美術館のコレクション。有名な冨獄三十六景のほか、たくさんの画が展示されていた。特に水彩画(肉筆画)がすばらしかった。版画の元とも言える肉筆画の浮世絵は、武家・豪商など裕福な家からの注文で制作したものという。最終日前日の訪問だったが一見の価値があった。

  母の日
05/08 (日)

hare.gif 雪之介を連れて、加西市のフラワーセンター。母の日ということでデンドロビウムを購入。センターは年配の方を中心に結構混んでいた。

その後、実家。父は仕事。妹らも外出中。集合後、夕食懇談。その後、市川橋通のリオス。ヒロシのCMで宣伝中のラウンドワン。2G。176と結構いいスコアも出た。GWも終わり。遠出はしなかったが、今年はゆっくりさせてもらった。任期最後かとも思う。

  行政システム改革本部に期待する
05/09 (月)

puri2.gif 播但線で姫路。山陽電車姫路駅前で定例朝の街頭演説。JR事故当日の社員の会合について、昨日の朝刊で、民主党国会議員の参加が指摘された。通行中の数人の方から厳しい指摘を頂いた。

その後、私も当日の自分の日記を読み返し、当日の様子、事故に対する認識を振り返る。その日は、議会控室にずっといたのでテレビの生中継を見ていたし、当日中に文書での報告も受けた。もし事故の内容をあまり知らずに自分に同様の日程が入っていたらと考えるとどうだろうか。その会合への出席を当日キャンセルできただろうか。同僚議員とも少し話をしたが、多くの政治家が同じことをしたかもしれない。政治家が問われるのは結果責任。肝に銘じたい。超党派の訪米外遊(額賀福士郎団長)から帰国したばかりのM代議士、K県議、Hさん、Yさん、Oさんが参加。

終了後、フォーラス1階のSTARBUCKS。市政懇談会。ここのスタバは、いつも混んでいるイメージがあるが、朝は席まで店員がサーブしてくれるほど空いている。ベーコンエッグマフィン。新規産業誘致・税優遇と姫路の地域性の問題、教育問題、農地取引について。

その後、みゆき通りは旧新興書房跡にオープンしたドコモショップのオープニングセレモニー。その後、市バスで市役所。書類整理の後、市民クラブのK議員、A議員と教育委員会事務局教育企画課。幼稚園教育の振興計画関連のことで懇談。

幼稚園と保育園の総合施設については、3月議会の本会議では簡単にしか意見表明できなかったが、子どもや保護者、市民・納税者と様々な角度から検討しても一元化がベター。

過去からの経緯を見ると、姫路市においては平成11年度(12年3月)に姫路市幼稚園教育振興計画が策定されているが、今17年2月から、この計画に基づく実施方針を検討しているという(18年度から実施)。担当者は何人代わったことだろう。当時は具体化されていなかった「総合施設」など新たな施策のモデル実施も他都市で始まっている。

教育企画課のホームページ
http://www.city.himeji.hyogo.jp/kyo-kikaku/index.html

上記HPの資料の内容や議事録の公開、外部監査結果(厳しい指摘も見られる)等は情報公開としても極めて充実している。これらの資料をもとに議論すれば自ずと結論が導き出されるはずである。あわせて今後の社会(少子化・女性の更なる社会進出・小さな政府)のあり方を正確に捕捉し、保育園と幼稚園、公立・私立、校区のあり方を踏まえ、市長(健康福祉局)と教育委員会の責任のもとでリーダーシップをもって施策を実施すべき。議論の時は終わっている。木を見て森を見ずならなおさら。早く具体化や了承過程における本来の困難業務に汗をかいてもらいたい。というのも時間的に2年後に我田引水型の議論が行われる可能性が排除できないからである。

当施策の実施メリットはマジョリティーではあっても声の小さいサイレント市民に対してあるもので、デメリットと感じるのはその逆。こういった施策はどこかで曲がってしまうことがある。国の郵政民営化と同じ構図のようにも見えるが、国と違うのは、ここは大統領制の地方自治体であること。施策の導入に対する信念と責任をとる上司。リーダーシップがあればできる。

市役所のエレベーターの中で「HP見てるよ」と声を掛けていただいた。嬉しい。その後、産業・港湾振興課。H課長から日本政策投資銀行の「藻谷浩介」氏の講演会第2弾の開催を聞く(5/25 15時〜商工会議所主催)。2回連続の講演というのも珍しいのでは。前回行けなかっただけにすぐに申し込む。その後、市役所北のシャンカル。カレー。美味。辛さレベルを30に上げてみたが25が私には適当。

その後、行政システム改革本部行政システム改革室。名前だけでもおどろおどろしいが、所掌事務も行政改革・PFI・指定管理者制度と少し堅いもの。他の部局とは仕切られた部屋に入ると、威圧感があった。全員が40代以下の男性。女性職員はいないらしい。さておき、担当の方から指定管理者制度について勉強させて頂いた。少し意地悪な話もしてしまった(反省)。その他行革実施計画についても長年の懸案や実施待ちがいくつもある。民間の「スピード感」という言葉はどこかで聞いたが、率先垂範する絶好の機会。最初の取り組みで最後が見える。中田宏横浜市長の言葉ではないが、私もそう思う一人。要注目。

  政策形成の公正・透明化への取り組みに関する難題
05/10 (火)

acchi.gif 車で北部の企業、社会福祉法人を訪問。ものづくり支援、県の新規産業や環境循環産業支援等の取り組み、子育て支援、幼稚園・保育園のあり方等について懇談。

一定の話が終ると「市議会はどうですか」とか「市役所はどうなっていますか」ということをいつも聞かれる。HPでは書けない話を出すこともある。今日は書けない話ばかりしてしまった…。どれだけこういったことを少なくしていけるか。難しい。

逆に市議会や市役所の様子を他の関係者から聞いている人もいる。私の評価も聞く(苦笑)。厳しい指摘こそが役に立つ。しかし、公共事業関連の話は、特に内情まで詳しい人が多い。生活との関連の度合いが関与の仕方と比例している。こういった話は全て口伝えだろう。

その後、仁豊野の甚兵衛。いつもご指導頂いているHさんと行政や議員のあり方について昼食懇談。店内は知り合いばかり。その後、一旦自宅。その後、R運転の車で市役所。

議会控室。1台のパソコンの不具合があり、ネット接続をめぐり午前中から混乱していたようで、私の到着でおはちが回ってきた。HPを開設しているのでパソコンに詳しいと思われているが、実はほとんど仕組みも知らない。が、すぐに直った。その後、議会事務局調査課で調査依頼。その後、総務課。手続きなど。他都市の議員から議員連盟に誘われたが役立ちそうなので入ることに。いずれ触れたい。

その後、同僚議員から各種情報を聞く。「声が大きいことで論理矛盾があっても、対立したり関わったら損という思いを抱かせる」という趣旨の話。実は今日の午前中も同じ話を別の方から聞いた。施策を曲げる原因ともなりかねない。結論から言えば定数削減しか策がないのだが、これほどの難題もない。大幅削減を条例として提出し、一石を投じることができる可能性があるのは一つの会派だけなのだが…。

その後、少し机に向かう。議員活動の中間集約を進める中で、「子育て支援計画」をはじめとする各種の福祉施策や市民活動についての市民アンケート結果に目を通した。また、市政情報センターの資料等も見ている。市民の参画意識や「市政で知りたいこと」が何かという調査では数年前の調査と結果が大幅に変わっているということもあり、少し戸惑いもあるが、地方自治体のあり方や理想像というものを自分自身の中で確定させ、そのために必要なものは何かという論点で各種調査にあたっている。一番参考になるのは、先進自治体といわれる都市の施策。調査の中で「口利き型から政策提言型へ」というスローガンを掲げる都市部の若手J党議員のHPも見つけた。時代は斯くも変わってきているが、ここにその芽や芽が出る気配が感じられない。私も探しいてるが見つからない。一極集中の弊害は顕著。と、最近、時間が過ぎるのも早い。

  姫路市中心市街地の通行量調査結果
05/11 (水)

acchi.gif 自宅で作業の後、R運転の車で市役所。議会控室で同僚議員と懇談。住民監査請求における関係職員の陳述会があったようだ。美術館問題では、絵画寄附時の条件である一括掲示という約束が守られていないということで姫路市が訴えられたようだ。

その後、各種資料に目を通す。三左衛門堀東の町のイグレック。商工会議所の調査によると今年4月29日の姫路市中心市街地の通行量調査では、前年比1.9%の減少という。私も当日何回かカウントされたが、ひろめ市場の閉鎖の影響はそれほどでもなかったようだ(日経新聞報道より)。

その後、昨日に引き続き他都市の議員のHPなどを見る。どこかのリンクから姫路市に隣接する市議会関係者のページへつながったのだが、これには驚いた。地方分権、市町村への権限委譲の方向性、行革の一環としての出納長・収入役廃止という地方自治法改正も国のほうで検討されているようだが、同時に総務省は議員定数の削減を盛り込んだほうがいい。国民の要望もこちらのほうが強い。

  松浦亜弥さんの里帰りコンサート開催決定!
05/12 (木)

hare.gif R運転の車で市役所。最近、Rに送ってもらうことが多いのだが、運転はRの方が断然上手。選挙の時に私は実家の車をボコボコにした経歴もある。ただし、免許的には無事故無違反。過去に一度の減点もないゴールド免許。

議会控室。議会事務局のU次長来室。来年3月の新姫路市誕生を記念し、松浦亜弥さんの里帰りコンサート開催が決まったようだ。日時:8月20日(土)午後6時30分〜8時30分。出演:松浦亜弥、W(ダブルユー)、メロン記念日。料金:6,300円(全席指定)規模:15,000人。6月11日(土)午前10時から、『市民先行販売』を開始。予約専用電話:83−0083(電話受付のみ)問合せ:松浦亜弥里帰りコンサート実行委員会 電話:84−0263。

その他、市民コンサートや郷土芸能(姫路市、家島町、夢前町、香寺町、安富町の郷土芸能の競演)、ひめじ良さ恋まつりも計画されている。いい話なので、すぐにHPの掲示板にUP。若手の職員Mさんから意見を聴く。その後、ファミリーマート。大盛天そばどん兵絵(カップラーメン)。遅い昼食。その後、書類作成など。

今日は、ほかに個人的に鼎の軽重が問われかねない頼まれごともあった。各方面に電話するなど大変。友人や旧知の参議院議員、代議士の秘書さん、その昔、一緒に選挙をした懐かしい某大企業の方とも数年ぶりに話した。厳しい結果であったが、多くの方のご協力に感謝した一日。その後、急ぎタクシーで西二階町商店街。市政懇談会。

最近の議会情勢から、中学校給食の導入についての経過や評価、変えようの進捗状況など。中学校給食について、皆さん思い入れが深い。多くの時間をとる。ある方が言うには、婦人会の方々と懇談していても賛否に個人差があったという。自分が当時食べた給食の経験がそのまま賛否に影響しているのではという話だった。

今日の会では、参加者が全員男性で共働き家庭が少ないこともあったのだろうか、私以外は反対の声ばかりだった。弁当がもたらす親子の絆(愛情弁当)が大切という話も出た。私は給食は全て残さず食べなければならないという方針の先生(新卒1年目)に3年間担任して頂いた。今でも唯一食べられないきらいな食べ物(結構よく使われる食材)を当時は吐き気を抑えて無理に飲み込んでいた。それでも、給食には楽しい思い出だけが残っている。様々な事情でお弁当を持って来れない家庭もある。中学生といえば敏感な年頃でもある。モデル実施の結果を改善にいかし、全校実施を願いたい。

今日集まった方々の話を聞いていると、何度も羨ましいと思うことがあった。ある面で同じ職業でもあるが、生活という面ではレベルが違うといってもいいほど。ふと、「恒産(こうさん)なくして恒心(こうしん)なし」という言葉を思い出した。

前者は、高校の漢文の教科書に載っていた、古代中国の「孟子」が梁の恵王に説いた言葉の一節。『恒産』は一定の安定した収入のことで、『恒心』とは正しい心構えや考え方のこと。原典では、「恒産がなくても恒心をもっている者は国士(志の高い人間)だけ。民衆は恒産がなければ、恒心をもてない。為政者である王は、民衆に恒産をもたらすような仁政を行わなければならない」となっている。

「恒産なくして恒心なし」という言葉自体は高校時代に明治期の普通選挙の導入に反対する意見(当時は一定の税金を納めたものだけが選挙権が与えられていた。「恒心」のない一般庶民に選挙権は不要というもの)の根拠としても聞いた記憶がある。

この意味で、政治家に置き換えると、子ども時代を赤貧の環境で育ったような政治家に、「政治とカネ」の問題で身を滅ぼす人が多いという話を聞いたことがある。恵まれない環境そのものをなくすために政治を志したのか、自身の立身出世のためだったのか。「三つ子の魂百まで」という言葉もあるが、最初の動機はそう簡単に消えないのかも知れない。悲しい現実だが、他山の石とすることができる。

一定以上の生活ができる「恒産」があって、政治家としての給与(報酬)さえも不要な資産家の政治家がいたとする。これらの政治家に能力が備わり、資産家であっても庶民の気持ちがわかり、更に身銭をきってでも善政に尽くすという者があれば、確かに理想的である。明治期には、自分の田畑や屋敷を売り払ってでも民に尽くし、井戸や屏だけしか残らなかった「井戸塀(政治家)」が存在したという。近年その存在を聞かないが、一方で、政治家の権力を「恒産」のために利用する不届きな輩は枚挙に暇がない。

私の持論として、一定以上の権力を持つ政治家には、「恒産と政治家としての権力が結びつかない」、また、「限られた時間を政治に専らにできる」恒心家にやってもらいたいと思っている。「恒産」と「恒心」を併せ持って、政治家となったのなら、何をためらうことやあらん。私益を捨てて公のために尽くすことができるはずというものでもある。「鼓腹撃壌」(平和で楽しい生活を喜ぶ様子『十八史略』)があまねくもたらされるまで政治の役割が尽きることはない。

終了後、十二所線沿いの紅醍醐後にオープンしたラーメン寶龍。

  食生活を含めた体調管理…
05/13 (金)

kouji.gif 今日もR運転の車で市役所。HPシステムを一部修正。カウント数を正確にするため、各ページへはTOPページからリンクして頂きたいのだが、一部日記だけのアクセスや直リンクが見られる。昼食は東延末のレガーロ。主婦の苦労や悩みというものを拝聴。その後、控室で同僚議員と懇談。合併後に向けた会派の合従連衡という話も出た。いろいろ動きもあるらしい。その他資料に目を通したり、日程調整など。

一昨日からダイエットを実施しようと心の中で宣言したが、2日連続で守れなかった。アンダー73kgとしたい。衆人環視という力も借りたい。新婚は誰でも太る、貫禄が出ていい、という擁護派の方もいるが、「慢心が原因」という厳しい批判を受けることもある。「ストレスによる過食」とか「食べることしか楽しみがない」とか言い訳をすることもある。

このほかに、口には出さないが、「食べる量が減っている自分を認めたくない」というものもある。現実に定食1人前の量を食べて満腹以上になったり、12時に昼食を普通に食べて、19時になってもおなかがすかないということがある。量を食べることで褒められる家庭や体育会で育ったわけでもないが、食べられないと無性に腹が立つ。4年前も食べ歩きホームページ上でダイエットを公言。その通り実現した。痩せの大食いの人が羨ましい。

  7月3日に兵庫県知事選挙があります
05/14 (土)

播但線で姫路。新快速で神戸。タクシーで民主党兵庫県連。時間を間違えて早く到着。A参議院議員、N元衆議院議員らと雑談。その後、民主党兵庫県連常任幹事会。

冒頭、K代議士より陳謝。涙声だった。JR福知山線沿線の地方議員からこれまで周辺自治体で取り組んできた電化促進、複線化、スピードアップ要望の内容の説明もあった。スピードアップ自体を非難するような論調もあるが、事故のないスピードアップは乗客の希望でもあった。

兵庫県知事選挙の井戸現知事から推薦依頼。しかし、7月3日に兵庫県知事選挙があることをどれだけの兵庫県民が知っているだろう。現職は一部演説会を実施しているようだが、私を含め一般の意識はほとんどない。共産党周辺から対抗馬の出馬も予想されるが、あと1ヶ月わずかで県域選挙を行うことは事実上困難。広大な県域での活動の困難性や県知事と県民の距離感を考えればどれほどの低投票率となるか、想像もつかない。

地方のあり方として県よりもさらに大きな道州制も検討されているが、長の選出方法は知恵を出さなければならないだろう。兵庫県や北海道のように選挙区域が大きいところでは、地方自治体の長という「資質が大きな要素」を占める役割が、住民の手に届かない遠いところにいってしまいかねない。知名度だけのタレント候補を使って住民との距離感を近く感じさせる安直な手法も首長にはなじまない。

公約案を精査するなど議論。民主党では、地方自治体の首長にも、政策・期限・財源を示したローカルマニフェストを推進する取り組みを進めている。最終的な推薦権限は党本部にあるが、細かい議論を行った。民主党の場合、独自候補を擁立しなければ相乗り批判を受けることがあるが、敗北が受ける傷は、擁立しないダメージよりはるかに大きい。難しい問題である。と、久々に石井一代議士の話も聞けた。東京都議選で3人区以上の選挙区での複数候補擁立方針、千葉市長選挙の独自候補勝利(予定)を反転攻勢の契機とすべきとの檄が飛んだ。

Y県議とは別に少し話をした。姫路のことも知っておられた。もう少し、県の会合に出て来てくればとのお声掛けも頂いた。若手の地方議員で選挙区外で活動する割合が高い人は結構いる。仲間欲しさや共同の政策研究・視察、他にも理由があるのだが、彼らの中では結果を出す時期は少し後に置かれている。何を目標に、いつ、どんな仕事をするか、ピークをどこに置くか。不確定要素も多い世界。皆いろいろ考えている。

散会後、R、雪之介と加納町のCANDY'S KITCHEN。すぐ近くに震災ボランティアの時に1ヶ月間教室を借りて寝袋生活をさせて頂いた神戸電子専門学校があるということで、訪問。ここに来るといろいろ思い出す。震災が落ち着いた後も何度か来た。そのまま北野坂周辺を散歩。観光客も多い。今日は神戸祭りも開催中らしい。

  姫路科学館のプラネタリウム!
05/15 (日)

hare.gif 車で青山の姫路科学館。姫路発明研究会の日曜発明学校に出席。会員の方の発明発表を見学。姫路市のみならず赤穂市や作用町からも発表に来られていた。トイレットペーパーを利用した頭の運動道具のほか、高齢者向けの福祉器具や本格的な金属探知機などの発表や県・各自治体の新産業創設制度助成の比較も。また、O会長からは「姫路駅構内やホームのたこ焼き店舗出店」の提案も。他の会員からアドバイスや実用化の可否などの指摘も出ていた。

簡単に成果が出るものでもないが、一山あてれば、青色発行ダイオードのように巨万の富を生むこともある。まず挑戦。毎月第3日曜日10時から姫路科学館講習室で発表をしているので興味のある方はどうぞ。

その後、電機会社のNさんと懇談。その後、当科学館の施設に修理が必要な箇所があるという声もあったので事務局を訪問。依頼を済ませた後、T課長補佐、Aさんと懇談。

当館のプラネタリウム(劇場型)のホール直径の大きさが日本で第3位であり、座席のシートの間隔やリクライニングの施設面を含めて国立明石天文台に勝るとも劣らないという自負もあるという。見学はまた家族と来るにしても、そんなにいいものはもって宣伝したほうがいい。

隣接する市の宿泊型児童館「星の子館」には宿泊したことがあるが、そのほか「自然観察の森」、県の「こどもの館」との連携や学校教育上の利用方法についても話す。「桜山公園」一体で集客運動をすればいいと思ったが、ちょうどリーフレットもあるというので紹介したい。

姫路科学館とその周辺施設を案内したリーフレット
http://www.takesan110.com/diary/20050516115848.pdf

姫路科学館のホームページ
http://www.city.himeji.hyogo.jp/atom/
また、6月19日(日)20時から大手前公園で環境省のライトダウンキャンペーンに合わせて天体観測のイベントも行うらしい(〜21時半)。私も昔は天文が好きだった。こちらも参加したい。

最近、マスコミでも取り上げられている北海道旭川市の旭山動物園にしてもまず口コミで広まり、マスコミが媒介して全国的に人気が出た。お客さんが多くなると、更に楽しいものを企画しようとするモチベーションが生まれる。旭川の方も一度現場を訪問したい。

  車で岡山へ
05/16 (月)

kocchi.gif 山陽電車姫路駅前で毎週定例の朝の街頭演説。M代議士、K県議、O秘書、Yさん、Oさん。終了後、地下商店街の喫茶ビードロ。朝の市政懇談会。新産業発見、キャンプ場を活用した青少年教育などについて。

その後、土山。その後、市役所。議会控室。姫路科学館や発明関係の資料を精査。その後、市役所北の南幹線。S氏と山崎町長選挙についての結果分析や議会海外視察等について意見交換。西鹿沢という地名も出て驚く。私の母も山崎町のそこ出身。

その後、議会図書館。「ガバナンス」5月号に先進事例として姫路市の行政システム改革室の施策『BSC(バランススコアカ−ド手法)を活用した行政評価システム』が取り上げられていた。内閣府の経済社会総合研究所のHPにも掲載されているという。実際にシステムを使っている職員の方からもご意見拝聴。

その後、同僚議員と懇談。その後、姫路バイパス、播但連絡道、中国自動車道で岡山県津山市近郊。中国道では目の前で覆面パトカーがスピード違反車を捕まえるところを見た。終日車で行動したが、夜間の高速走行・長距離は疲れる。今日は1日で議員関係のご不幸が2つ。いずれも参列させて頂いたが、なぜか重なるときは重なる。

  立場が変わったら車も変わる?
05/17 (火)

acchi.gif 地域の方に要望を頂いていた資料を届ける。駐車場で選挙の際に知りあったとある方と遭遇。車を見て、「こないだ○○○(高級車)を運転しとったな。立場が変わったら車も変わるんやな」。…。私は車を持っていないし、このRの車も排気量1300CCの小型車だが…。結局、人違いだったが、この手の話はこの業界でよく聞く話。市会議員になって変わったといわれるのは私にとって最も嫌な話。最初からお金持ちの方はこういった声は受けないのだろうか。

その後、本町のN労。I事務局長と懇談。県知事選挙対応や民主党の党員・サポーター募集について。その後、飾磨区中野田は駅南大路沿いの長浜一番。とんこつラーメン。

その後、市役所。議会控室、議会事務局など。来客対応。同僚議員と懇談。久方振りにK議事課長が来室。その後、合併・行革・その他の政策に関する資料を仕分け。議員活動中間集約に向けて本格始動。6月議会前になんとか完成させたい。

途中、資料の中から見つけた林田町の温浴施設計画についての資料をHP掲示板にUP。

  市議会議長選挙の下馬評!
05/18 (水)

kocchi.gif 車で市役所。議会控室。今朝の談合情報ありとの新聞報道について同僚議員から様々な説明を受ける。近隣では明石市が独自の電子入札制度の先行導入をすすめたり、他都市に呼びかけて入札改革会議を開催するなど改革の先進地たらんとしている。聞けば、長野県と横須賀市の制度を組み合わせるなどして独自の改革を進め、過度な競争になり過ぎないような仕組みもつくっているという。

全国初導入 明石市の「解除条件付入札制度」(神戸新聞)


民主党の党員・サポーター募集関係のお願いなど。正直、厳しい。党員となるメリットを問われると、機関紙が届きますとか、懇談会を実施しますぐらいしか返す言葉がない…。結局のところ民主党の有償支援者になってほしいというお願い。

その後、新しく市政担当となられた記者さんが市民クラブの所属議員に挨拶のため来室。他の議員とのやり取りを聞いていると面白い。その後、関係各方面と長電話。上京に備え、友人Gくんに各種手配依頼。

その後、市役所近くの浪花うどん。夢そば。美味。ただし少量。その後、久方振りに市政記者クラブ。衆院選情勢、祭り屋台イベント、ドーム系ホールに替わる施設について懇談。異動の話もちらほら。地域紙「播磨時報」では、はやくも「姫路市議会議長」選挙の下馬評が!毎回当たるらしい。

その後、控室で資料精査。使える資料が多い。収集した資料も年月が過ぎれば、ただの記録になってしまうし、私だけが抱えていても意味がない。いずれにしても施策を変えるために如何に活用できるか。

退勤後、市政関係者と懇談会。私のHPを見ておられる方で、結構記憶力がいい方もいて、細かいところまでご指摘頂いた(苦笑)。私より若い20代の方も2人。皆さん市政に関係する期間はごく短いはずだが、鋭い視点を持ち、既に押さえるところは押さえておられる。姫路市のどこに改革すべき問題があるか、議会を動かしているのは誰か、先輩から興味深い話も聞けた。こういった志や意識ある方と話していると自分ももっと頑張らねばと思う。

しかし、今日も食欲・酒量ともに相当低調。店の方からも最近の低調振りを指摘された。気分ではなく体が限界を通知してきている。愚痴をこぼしていると、私より少し年長の某氏は26歳から落ちたという。最近この種のことに触れるが、この壁を超えないとどうにも調子が出ない。そういえば健康診断の再検診もそのまま。体そのものも悪いのかもしれない。

  19歳の頃の証明写真を発見!
05/19 (木)

kocchi.gif 自転車で事務所。実家など。久方振りに訪れた事務所で資料をめくっていると、奥田敬和事務所時代の秘書通行証のコピーを発見。顔写真が貼ってあるが、当時は相当細く、げっそりしているほど。笑ってしまった。

夕刻、播但線・市バスで市役所。議会控室に顔を出すと昨日の「播磨時報」の議長選挙予想記事が話題になっていた。6月9日招集の市議会における最大の関心事は議長・副議長をはじめとする人事。監査や委員長ポスト、関連する特別委員会の改廃も話題に。

その後、本町のN労。K分会長と懇談。兵庫県知事選挙、政治団体のあり方について。その後、一旦自宅。その後、徒歩でふじ政。Hさん、Nさん、Sさんと阪神・西武戦中継を横目に懇談会。地域の話を中心にいろいろ話す。

  上京!
05/20 (金)

kocchi.gif 政策経営部企画総務課のA課長から地域夢プランに関連した新規施策「夢トーク」についてヒアリング。17、18年度にかけて市長が28中学校区をまわり、市長と住民(50名程度)で意見交換をするという。ケーブルテレビ・FMラジオ放送の録画放映も。最近の市民アンケートで直接参画を求める市民が増加しているというアンケート結果を見たが、こういった対話型公聴活動がそれに該当する施策なのだろう。昼食抜き。

その後、市役所10階の大会議室。兵庫のじぎく国体姫路市実行委員会総会。総務経済委員会の副委員長としての役割だが、このポストも6月議会終了まで。議長は初日に変わるが、その他の議会ポストは最終日に交替するらしい。

そういえば、行政システム改革本部のもとに、入庁9〜18年程度の中堅職員による行政システム改革プロポーザルプロジェクトチーム(8名)が結成されたようだ。全庁で7名を募集し、18名が応募したという。7月末には提言があるそうだ。「中堅職員ならではの視点で行財政運営や業務執行に係るシステム的課題を洗い出し、斬新でユニークな意見や方策のアイデアを行政システム改革に反映させるため」設置されたという。楽しみだ。

その後、ローカル・マニフェスト推進地方議員連盟結成大会に参加するため、新幹線で東京。約3時間で到着。途中爆睡。その後、タクシーで赤坂見附。みすじ通りのカムイ。最近、東京ではジンギスカン料理が流行っているらしい。羊肉は他の肉に比べて淡白で、ジンギスカンだと野菜も多く取れて健康的ということらしい。超党派の先輩・同輩の面々と懇談。

永田町周辺では東京都議選の結果に注目が集まっているようだ。自民党並みの候補者を擁立した民主党の結果が注目されている。今後の党運営にも少なからず影響するだろう。某党の大物議員の引退もあり、都議会自体も転機を迎えているらしい。

党職員、秘書が中心の懇談であったが永田町も狭い世界。東京を離れて3年だがまだ話は通じる。与党の第一線にいても常に向上心をもって別のところにも視野を向ける人。組織の中に入っても客観的にものを見続け、機が熟すのを待っている人。好転の可能性がわずかと感じつつも上司の期待を担い社を背負って立つ覚悟の人。産業慣れた部署から新たな部署に異動し、不本意ながらも真面目に頑張っている人。資格試験をめざし退勤後予備校に通う人。こういうメンバーとの交歓は上京の際の楽しみ。昔懐かしい和民。

  お世話になった後輩と懇談
05/21 (土)

panda.gif 田園都市線、半蔵門線で永田町。赤坂見附の清。元民主党本部職員のKさんと昼食懇談。早大鵬志会の後輩であり、民主党でも国際関係の仕事をしてくれた。私の選挙でも大変お世話になった。特に草創期ともいうべき準備段階では大変な状況の中、寸暇を惜しんで助けてくれた。選挙以降なかなか会うことができなかったが、ようやく会うことができた。近況を含めて四方山話。話の内容でもわかったのだが、昔から全て表情に出る人。「いい表情」が自分のことのように嬉しかった。夫婦でまた姫路に来てもらいたい。その後、TBS近くのタリーズコーヒー。

その後、麓晶。その後、半蔵門線、田園都市線で藤が丘。その後、多摩プラーザで海外出張帰りの義兄と合流。R、お母さん、義兄夫妻と夕食懇談。

姫路ではI知事の県政報告会が市民会館で開催。上京中ということで参加できず。

  ローカル・マニフェスト推進地方議員連盟結成大会に参加!!
05/22 (日)

panda.gif 田園都市線で渋谷。埼京線の湘南・新宿ラインで大崎。知らない間に、埼京線が恵比寿以南にも伸び、横浜行きの電車もあった。大崎以南はりんかい線(東京臨海高速鉄道)にも分かれており、直通電車もある。大崎駅前の天や(天丼のファーストフード店)で腹ごしらえの後、りんかい線で国際展示場。徒歩で東京ビックサイト。

ローカル・マニフェスト推進地方議員連盟結成大会に参加。(パーティー[政党])マニフェストとは「政権公約」と訳されるが、ローカル(地方)・マニフェストとは地方自治体の首長が掲げる選挙公約で、一般のマニフェスト同様、公約に@数値 A財源 B期限 C行程(表)を明記したものをいう。有権者との契約書のようなもので、当選後も有権者や議会はそのマニフェストを検証することができ、首長の施策をチェックできる。

パネリストの一人でみずほ情報総研の藤森氏によると、マニフェスト先進地のイギリスでも、地方政府は一般的に議院内閣制で、ローカル・マニフェストはほぼ存在しないという。日本が地方政治にマニフェストを導入することは世界的にも先進的な取り組みになるとのことだ。

21世紀臨調(学者や企業経営者、知事などでつくる「新しい日本をつくる国民会議」)のメンバーであり、フジテレビの報道2001のキャスター黒岩祐治氏が司会を務め大会は進行。まず”百マス計算”で有名な尾道市立辻堂小学校校長の陰山英男氏の特別講演「解決!学力低下問題 間違いだらけの学力向上」。百マス計算は有名だが、私もその導入の背景にある教育理念に注目していたが、その通りの人(いずれ紹介する)。次いで、元三重県知事の北川正恭 早稲田大学大学院教授の基調講演「ローカル・マニフェスト推進地方議員連盟に期待する」。更に地方制度調査会臨時委員の西尾勝国際基督教大学大学院教授の基調講演「首長制下のローカル・マニフェストと議会の役割」と続いた。パネルディスカッションの後、大会議事に移り、議員連盟結成大会が開催され、マニフェスト推進決議等を行った。

講演内容が大いに勉強になった。改めて指摘があったことで大いに共感したことは、民・学シンクタンクを含めた政治分野の人材不足(霞ヶ関による独占)。これに風穴を開けるために、政治任用の拡大と政党助成金の使途限定・拡大などを本気で考える必要があると思う。

「選挙に落ちたら飯も食えない」日本では、落選リスクとは無縁な独身者や(世間で一般家庭といわれる家族4人を養うような一般サラリーマン家庭から見たら、一般的でない)会社経営者、財産が潤沢にあるような恵まれた人、もしくは落選リスクをためらわず背負える例外の人ばかりになってしまう。

イギリスのように有給休暇中に選挙に出れるような仕組みを作る法制度も再び検討しないと変わらない。このあたりの考え方も最近私の考えもまとまってきた。いずれまとめてHPの中で独立して記したい。

今回の結成大会には地方議員が467人、民主・自民の議員が多かったように思う。兵庫県からは、県会、西宮市議2名、宝塚市議と私の5名が参加。いずれも旧知の方々…。

終了後、行政関係の本を多く出版している某先輩が取材に来ていたので、一緒に渋谷まで。出版業界もインターネットに侵食され、特に法令関係が軒並み売り上げを落としているようだ。私もその口…。また、最近の大学生、特に鵬志会の現役学生について伺う。もともと政治家志望でも、選挙等で政治家の実情を見て、安定を重視する方向に転ずるのだろうか、最近は霞ヶ関を目指す人が多いという。方向性は間違っていないと思う(ただし、受かればの話)。ただし、先輩が取材するような官僚の中には大学教授への転身を志望する人が結構いるという。”隣の芝は青い”なのだろうか。

その後、新宿から地下鉄丸の内線で新中野。在京10年のうち、8年はここに住んだ。当時の台所代わりの尚ちゃん。何人か店員の入れ替わりはあるものの、店の味は変わらない。木耳炒め、焼きそばなど。美味。ダイエット小休止。
店の近くで安達祐美さんがドラマか何かの撮影をしていた。通行人として映った可能性があるが、番組名はわからない。

その後、丸の内線で東京。20:30発岡山行き最終のぞみ新幹線で姫路。23:34着。播但線の最終で帰宅。接続もいい。便利になった。

ローカル・マニフェストの普及を…地方議員連盟が発足(読売新聞政治面2005.5.23)
http://himeji.g-serve.net/xoops/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=219&forum=10

  自覚なき無資源国!
05/23 (月)

acchi.gif ほぼ徹夜のまま車で姫路。山陽電車姫路駅前で定例の朝の街頭演説。M代議士、K県議、K秘書、Yさん、Oさん。県知事選挙に絡めてマニフェストの話、新幹線の駅があることのメリットとその活用について。

その後、みゆき通りのSUBWEY。朝の市政懇談会。キャンプ等の野外教育や産業振興について。世界との競争に勝てるような付加価値ある産業振興をし、輸出産業を育てなければならないという結論。ITや商業・サービス業は単に現有資産の争奪競争でしかない。「”自覚なき”無資源国(読売新聞の連載タイトル)」。海底天然ガス田の開発で中国に遅れをとったことなどが象徴的。自覚しておきたい。

その後、市役所。マニフェスト関係の資料精査。職員組合のF委員長から、幼稚園教育等について議論。その後、党員・サポーターの集約日ということで手柄のM代議士事務所。ファミリーマートでおにぎり1個の昼食。これだけで満腹になる…。

その後、再度市役所。来客対応。合併問題に関連して来春の姫路市議会選挙香寺町選挙区(定数2)について情報交換など。巷間言われている情報も概ね正しいようだ。当選後の所属会派も含めて、今後もいろいろ話題になるだろう。

その後、友人Fくんたちと第三喰舎、ACQUA。四方山話。その後、入社2年目の若手の方も合流。入社すぐの時から知っているが、最近、顔付きが精悍になってきた。いい先輩にも恵まれているようだ。まさに伸びているといった感じ。モチベーションも高い。羨ましい。

今日は睡眠不足のせいだろうか、忘れたり失敗したことが多かった。昨日講演を聴いた陰山先生も、全ての基本は規則的な生活習慣といっていたが、その通りだと思う。いつも思うだけなのだが。

そういえば、昨日、友人の妹さんが音楽関係でメジャーデビューに向けて頑張っているという話を聞いたのでここで宣伝したい。

渡瀬あつ子さん
http://atsukoweb.com/

  「百句繚乱 俳聖芭蕉を仰いだ人々」へ
05/24 (火)

acchi.gif 他会派の某市議から呼ばれ、自宅近くの喫茶HARU。懇談。その後、城見台を経由し、市役所まで車に乗せて頂く。

議会控室で会派 市民クラブの総会。議会運営委員会の報告、農業委員会委員の選出方法、特別委員会の改廃対応等について。昼食は手柄のマス徳の出前。。

控室の気温上昇が甚だしい。そういえば、例年通り6月1日からエコルック(ノー上着・ノーネクタイ)に変わるようだ。国会でも今年から実施するようだが、公の機関が率先しても民間側はなかなか追いかけられない。育児や介護に関する休職制度でも似た構図が続いている。そういえば、白シャツしか駄目な会社だったが今も同じだろうか…。

その後、議会図書館。涼しい。N議長から、昨日開催の鉄道高架事業期成同盟会の資料を見せて頂く。私の分も頂いた。私のHPを高架事業の情報入手媒体として利用して頂いている方が結構いるらしい。そういう声を頂くと励みになる。

その後、車で姫路文学館。特別展「百句繚乱 俳聖芭蕉を仰いだ人々 近世播磨の俳諧」を見学。ネーミングがいい。俳句に興味がある人におすすめの催し。名前だけしか知らなかった白国風羅堂の由来をはじめ、近世の播磨圏の俳諧の様子がよくわかった。

7月に開催予定の「姫路文学館夏季大学」の受講生募集中チラシも置いてあった。山折哲雄(宗教学者)、立花隆(作家・ジャーナリスト)、冷泉貴実子(冷泉家時雨亭文庫)、黛まどか(俳人)、池辺晋一郎(作曲家)と著名な方ばかりが講師で驚く。受講料は5講座通しで5000円とのこと。詳しくは姫路文学館のHPか電話(0792-93-8228)で。

その後、再度、市役所。意見交換。退勤後、意見交換会。

  藻谷浩介氏の講演会で勉強!!
05/25 (水)

panda.gif 自宅で作業。その後、播但線で姫路。午後の藻谷浩介氏講演会に備えて、みゆき通り、二階町、西二階町商店街、大手前通りなどを歩く。

何人かの方に声を掛けて頂いたが、平日の昼間のため、年配の女性の比率が高い。商店街にはこの層の客に特化した店も多い。夕方になるとこの層は帰宅してしまう。経営者とすればそこで店を閉める。「19時にはシャッターが降りてしまっている」という声もよく聞くが、普通に考えれば個店の経営者としては当然のことかもしれない。西二階町脇の森重。まむし。美味。その後、山陽電車姫路駅。

その後、市バスで市役所。議会応接室。Yさん来訪。新しく農業をはじめたいという思いがあるとのこと。農地を所有しているわけではなく、賃貸借でという考えがあるという。中播磨県民局では姫路市を訪ねるように助言があったらしい。

ということで私も興味がわいたので、農水産課の説明に同席させてもらった。農地の貸し借りについては、小規模な市民菜園や個人間の私的なものを除き、農地法による小作と農業経営基盤強化促進法による利用権設定の方法があるという。利用権設定とは高齢化や後継者不在で耕作が難しくなった農業者が農地を手放したり、住宅地等に転用することをしなくても、第三者に貸与して耕作してもらうことを可能にした制度。私は途中で中座したが、農業委員会を含めいろいろ相談に乗ってもらったようだ。感謝。

その後、車で下寺町の商工会議所。日本政策投資銀行参事役 藻谷浩介氏の講演会。全国の自治体のほぼ全てを”私費”で現地視察してきたという猛者。年間360回も講演で全国を飛び回っているというから、凄い人だ。家島の魚は日本で3本の指に入っているという話も出た。実は2月にも姫路で講演されたが、所用のため参加できなかった。今回ようやく直接話を伺うことができた。

これまでの講演内容や著作から、市町村合併、行政のあり方など私とほぼ同じ政策スタンスであり、「時代の動きが早いのだから朝令暮改は当たり前」といったようなセブン−イレブン・ジャパンの鈴木会長ばりの考え方や「我田引水の市議会議員が街を駄目にしている」など過激な発言も面白い。

今回の講演を聞いて、中心市街地問題の基本的な考えをまとめることができた。彼がこれまで見てきた多数の街に関する集約されたデータ、ある意味での知的財産をもらえたのだからこんなにありがたい事はない。巷間聞かれる「なぜ中心市街地だけを特別視して行政が振興を図らなければならないのか」を単なる「街の顔としてのイメージだから」だけでなく、固定資産価値としての数値に置き換えて説明できるデータと原理に裏打ちされた話であった。

ただし、家賃の引き下げ、やる気のある店舗への入れ替えなど具体策となると難しいものばかり。地権者の皆さんに「損して得とれ」と言っても、評論家の話は参考意見に過ぎない。自分たちで「得になる」と思っていないことを、思わせる役割を誰に期待するのか。地権者の信頼を得られる人がどこにいるのか。この答えは今日の話にはなかった。

商店街の活性化の分野では中沢兵庫県立大教授の話を聞いてことがあるが、「商店街の店主の中の変わり者が寂れた商店街を立て直す中心にいる(店主と地権者が同じという前提)」と記憶している。藻谷氏は「姫路は歴史ある街だから(地権者等も複雑で)難しいでしょう」。姫路の中心市街地は近年「船頭が多い」状態でもあるらしい。商店街活性化で行政主導が成功した例はないという話も聞いた記憶があるが、地権者・商店主と行政が同じ目的を持てば、そんなはずはない。

今日は、主催者の商工会議所関係者だけでなく、市長や市議、行政の方々も多数出席されていた。その後、参加者でもあったN氏夫妻と懇談。HP内容の追加要請などのほか四方山話。仲の良い夫婦の秘訣も少し感じ取った。

今日は私の高校の同級生のお母さんから、同級生の弟さんが音楽の世界で夢を追いかけているといういい話を聞かせてもらった。「CROCRO(クロクロ)」というバンド。CMソングとしてテレビ放映もされているらしい。今日も宣伝したい。
http://www.crocro.net/

そういえば、同級生の妹さんも芸能界で活躍されているという話も聞いた。この話にも結構驚いた。世間は狭い。

  政治資金使途公開!!
05/26 (木)

acchi.gif 自宅にて「2004年度の政治資金収支報告書」、「竹さん通信4号ネット版」のHP用原稿作成など。政治資金関係の事務は制度が複雑で、きちんと処理しようとすると、面倒な事務。建前では政治資金は須く公開することとなっている。国政レベルで、マスコミ等のチェックが働いているといっても、某派閥の数十億円の実体なき資金がこれまでノーチェックだった。政治とカネの問題が国政だけの問題でないことは今更言うまでもない。クリーンな政治を目指したい。

その後、市議会総務経済委員会のI委員長から閉会中の委員会日程設定の連絡。どうやら、本日、職員互助会事業の収益事業にかかる追徴課税の事実が発表されたようだ。法人税等の国税と法人市民税等の地方税を合わせて約456万円。約1290万円が課税対象所得と見なされたものという。

書写山妙光院事業の委託料等についての税務調査は今年2月はじめに行われていたと聞いていたが、追徴税額が確定し発表したようだ。職員に対する必要で適正な福利厚生事業であって、その事業主体になぜ課税されるのか。そんな疑問を持つ市民の方もいるだろう。もちろん市本体が行う福利厚生事業には課税されない(給与とされ、受給者が課税される場合を除く)。そもそも市の事業自体に公益目的以外はなく課税対象ではないからである。

納税されたお金は国民や市民のために使われるので結局のところ無駄にはならないともいえるが、事業実施者の差で課税の有無が異なるということでもある。課税対象となる収益事業や受給者が納税義務を負う事業と、雇用主の義務として実施する事業を会計的に区分し、公費補助を後者に行う仕組みをつくらなければならない。事業主体の差をもって会計を区分するなら小野市のように互助会に対する補助金をやめて本体で責任を持って福利厚生事業を実施するようにする例もある。法を根拠に福利厚生事業を実施しているのだから、市本体が雇用主の責任をきちんと果たすというものを反対される方もいないだろう。3月の総務経済委員会でもそのあたりの議論はあった。

予算書上の補助金総額明記など情報公開に関するような形式論は当然として、4月から選挙や政治任用で選ばれた特別職は互助会を脱会し、互助会員は全員職員になっている。特別職が受益者や役員でなくなったことは、予算執行者としての責任、つまり市民に対する責任の比重がより重くなったということでもある。

ホームページ公開、装丁について、Nさんに支援依頼。いつも大変お世話になっている。

  なぜ審議拒否なのか?
05/27 (金)

acchi.gif R運転の車で市役所。控室で同僚議員と打ち合わせ。予定表等更新など雑用。昼食は地下食堂のカレーうどん。

その後、市政記者クラブ。懇談。宍粟市長選挙、相生ペーロン祭りについてなど。多くの異動により当選直後のメンバーとはほぼ全員が交代。年齢も若くなった。

その後、タクシーで本町のN労。党員・サポーター募集の件で御礼。その他諸々。今日はタクシーの運転手さんほかから、民主党に対する「バラバラ」的な苦言や批判を頂いた。審議拒否という手法についての批判もある。新聞の論調も批判的なものもある。野党が成果をあげるために何をするか。「国会審議で修正・廃案等の成果を得る」この正論が採用されない理由は何か。

審議拒否がどう報道されるか。ためにする批判にどれだけ弱いか。国会議員なら皆知っている。誰も拒否などしたくない。「妥協の産物のような施策が後世まで縛る」ことを批判して岡田代表を中心に踏ん張っている。私も中立的な立場ではないので詳しく記しても意味がないが、最終的に、疑惑追及と審議拒否しか成果をとる方法はない。このあたりは大統領制の地方議会とは全く違う。

徒歩で警察前。神姫バスで伊伝居。Tくん宅訪問。残念ながら留守。神姫バスで砥堀駅前。多くのサラリーマンの方の帰宅ピーク時間とほぼ同時刻に帰宅。姫路駅前にしろ、バスにしろ結構賑わっていた。畑の中を通って帰ると、畑仕事中のIさんから、「今年はイチゴ狩りに来なかったな」との声。平日のこの時間に帰宅することはなかった。19時過ぎに自宅で夕飯を食べることもあまりない。私の都合でいろいろ迷惑を掛けている。私は何をやっているのだろうとふと考える。

  旧ひろめ市場跡
05/28 (土)

kocchi.gif Rを姫路駅に送った後、みゆき通りの喫茶はまもと。クロックムッシュ。美味。お店の方から相生ペーロン祭の話が出た。先日も別の方から聞いたばかり。M中学校のバレー部時代、大会でペーロン祭当日の相生を訪れたことがあるが、久し振りに行ってみようかな。

その後、今月半ば、旧ひろめ市場跡に新しくオープンしたボンマルシェ大手前店。多くの人で活況。旧ひろめ市場は2年前の市会議員選挙の翌日にオープンした。先日講演を聴いた藻谷さんは「ひろめ市場はコンセプトは間違っていなかったが、少し早すぎた」と言っていた。2階フロアの利用方法は未だ決っていないらしい。訴訟も係争中のようだ。いまひろめの文字は見えないが、誰も早すぎたとも思わなかったから出店したのだと思う。自己責任とは斯くも重い。

その後、イーグレひめじ。播州しらさぎの湯。女性と男性が入れ替わっていた。その後、2ヶ月振りぐらいに散髪。その後、自転車で外出。事務所。その後、Mさんと合流。まるよし本店。懇談会。唐々鍋14番。選挙後2年を振り返る。

  相生市のペーロン祭りへ
05/29 (日)

acchi.gif 中学校時以来、久方振りに相生ペーロン祭り。海上で競漕を見物。ペーロンの語源は中国語の「白龍(バイロン)」で長崎を経由して伝えられたという。パレードや出店なども見て回る。的屋さんは結構多かったが、地元商工会や自治会の出店は見当たらなかった。私は後者による地元名産品を食べたりするのが趣味の一つ。残念。私の母校M中のブラスバンド部員の姿も。活動範囲が広い。畏兄Yさんも現場におられた。

会場周辺はマックスバリューを核としたSCがあるものの、空きビルや未利用地などが多く見られた。「昭和35年、株式会社播磨造船所と石川島重工業株式会社が合併し、石川島播磨重工業株式会社相生事業所となった昭和37年から3年間、単一工場として建造量世界一を記録し、世界の造船業界をリードし、造船企業城下町『相生』の名を全国に広めました。しかし、昭和50年代に入ると、オイルショックに端を発した造船不況の波をもろにかぶり、昭和50年12月には、4万3,192人あった人口が、現在では3万4,046人と全盛期の80パーセントと、人口減少に歯止めがかかりません」(相生市公式HPから)。行政運営も大変だと思う。

今日は、元大河内町長で播州弁研究家でもある井上四郎さんの姫路市芸術文化賞受賞者受賞記念「播州弁講演会」もあった。

  早朝の火事
05/30 (月)

kocchi.gif 6時前に自宅近くを通る消防車のサイレン音。消防局テレガイド(電話89-3000)で聞けば「姫路市増位。市川河川敷。播但道高架下の資材置き場で火災」という。とすぐに、消防団のサイレンも鳴った。消防団の後輩Mくんに聞くと上砥堀の河川敷ということなので消防団の服に着替えて駆けつける。既に消火済み。老人クラブのゲートボール道具等の荷物物置が全焼。恐らく放火が原因という。そういえば、火災原因の1位は放火。その放火する動機の1位も「むしゃくしゃして」という衝動型だという。とんでもない話だ。


現場の写真


その後、自宅に戻り、着替えて播但線で姫路駅。定例の朝の街頭演説会。JR姫路駅播但線ホーム横の独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構(旧鉄建公団・国鉄清算事業団)の所有する土地を含めた早期計画の策定、市議会議長選挙について。M代議士、K県議、Yさん、Oさん。

終了後、定例の朝の懇談会はみゆき通りの喫茶月ヶ瀬にて。1Fにドトールコーヒーがあるが、モーニングサービスで対抗。朝からテンションが高くなっていたため、今日は私から長時間話す。政策の優先順位として施策執行の透明化を挙げる。仕組みを変えることによって、意識を変える。2年間同じことを言っている気がする。6月議会終了時には市議会の委員会の新たな希望も出さなければならない。目的をから判断すれば同じ選択をすることになるだろう。結果をとるためにそろそろ気合を入れたい。

その後、市バスで市役所。同僚議員と懇談。日程調整など。その後、市役所北の浪花うどん。極細ぶっかけうどん。その後、姫路市職員会館アンドーネ。姫路市幼稚園教育振興計画実施方針検討会議を傍聴。いつぞや別の機関の会議を傍聴した後、思うところがあって、審議会や懇話会は傍聴しないでおこうと考えていた。ただ、今回は同僚議員や傍聴した議員から様々な話を聞き、百聞は一見に如かずということで傍聴。いい意味で勉強になったし、最近この問題についていろいろ考えることも多かったが、私の中では一定の結論が出た。

今日は、大学教授等の学識経験者、各種団体の役員等、公募の方々のほか、理事(局長級)2名に、議会から市民クラブのK文教委員長もメンバー。議会改革の一環として執行機関の附属機関(審議会等)から議決機関の構成員である議員を引き上げたり、報酬を辞退する自治体が増えている(二元代表制のもとでの執行機関と議決機関の責任の明確化)ことは以前どこかで触れた。私の議会改革案でも示したが、後者は別として前者は時期尚早として留保している(理論的には正しくても、実態に即し、生まれる結果を重視して判断したものであるが、本来は好ましくない)。

懇話会等について言えば、議論が結局、本来の設置目的と違うところにいってしまったり、行政では思いつかないような指摘がなければ、結局のところ、執行機関の当初思っていたところに結論は落ち着く。これをして、いつぞやの報道のように”行政の追認機関”と批判しても意味がない(これは、自分自身も認識不足。反省している)。「懇話会=市民意見の反映」「公募=市民の直接参画」が地方政治の潮流のようになっているし、聞こえもいい。もちろん、行政の補完的役割を否定するものではないし、私に解決策があるわけでもない。今日の会では、事務局の方も多数座っておられた。その施策の企画・立案、実行の役割を担うことで給料をもらっているプロ職員の方々。いつも思うのだが、どんな思いで会議を聴いているのだろう。私は中座させて頂いたが、後にも議論は続いたようだ。民主主義の必要なコストと定義し、今後は節目だけの関心にとどめたい(丸投げ型は別)。

注意しておかなければならないことは、各種選挙の投票率をみると国民全体の政治・政策への関与意欲は上がっていないし、むしろ下がっている(下記リンク参照)。都市部の地方自治体の首長選挙等では20%台の低投票率でも驚かないほど。つまり、代議制の形態での参画意欲は低下している。この一方で直接の社会参画希望は増加しているというアンケート結果もあった。投票行動と直接の社会参画は反比例するものだろうか。投票と社会運動は別物だろうか。そうでもないだろう。全体としては投票(政治参画)を望む人は減っている。婦人会や子ども会のように広範な目的を持つ団体の組織率(社会参画度合い)も低下している。この環境で、直接参画希望が増えているということなら、それは先鋭化した声が増えているということにならないか。今日配布された全国市議会旬報によると、全国の市会議員の党籍を有する議員は平成16年12月現在、公明党が第1位で2256議席、日本共産党が第2位1994ということである。自民党1835がそれに続き、相当離れて民主党663となっている(無所属が最も多い)。これが社会の縮図なのだろうか。そうでもないだろう。参画しない人が結果的に損をしているということは既に知られた話だが、このままではいけない。

いつ自分の力を出すか。名誉欲ではなく、自分で実現したい政策があるか。自分のためだけではなく現状を変えようというモチベーションがあるか。現状に満足せず、リスクもとれる人。そういう人を民主党は見つけなければならない。変わらないと半ば諦めている人、冷めていたほうが得と思っている人を覚醒し、議会に送り込まなければならない。といっても全く進捗していない。情けない。その後、会派控室。会派の議員から様々な話を聞かせて頂いた。外郭団体の話、議会改革の話。勉強になる。

社団法人中央調査社 深刻化する低投票率
http://www.crs.or.jp/54711.htm

  東芝新世代ディスプレーは姫路工場へ
05/31 (火)

acchi.gif 自宅にて作業。昼食も自宅。その後、R運転の車で市役所。最大会派創夢会に所属するI総務経済委員長と6月7日の委員会運営について少し話す。委員会資料の事前提出等の指示を既に出されているようだ。私の所属する委員会だけは資料の当日配布(当日資料配布・当日説明・当日質問・当日採決)という慣習はない。この慣習の速やかな是正。このことの意味を考えると悲しくなる。

その後、東芝とキャノンが、次世代大画面ディスプレーとして期待される表面電動型電子放出素子を用いたディスプレー「SED(Surface-Conduction Eletron-Emitter Display)ディスプレーの量産工場を、東芝姫路工場太子分工場に建設するとの情報あり。

同ディスプレーの量産化に関しては、埼玉県深谷市の東芝工場と市長や県知事だけでなく、M代議士をも巻き込んだ誘致合戦をしていたということを聞いていた。姫路工場の立地が評価されたのだろう。実質的には太子町の工場に建設されるが、雇用の面等でも姫路に明るい話題。

その後、行政システム改革本部のY副本部長、U主幹が来訪。新規施策の説明。他の議員からも昨日説明があった。その後、A氏来訪。議会について話す。問わず語り状態。退勤後、Hさんと懇談会。これまで顔をあわせる機会はあったが、親しくさせて頂いたわけではなかった。本音で話す。結果的に愚痴のようになってしまったかもしれない。私が不得手とする憧れるタイプの方。こういう先輩がほしい。



[ホームに戻る]