Web版ひであき日記

2004年04月

  新年度スタート!
04/01 (木)

puri2.gif 早朝起床。まだ全員睡眠中の実家を訪ね妹Mの車を拝借。事務所を経由し播但道豊富インターより姫路バイパス経由で姫路東インター。一般道に下りて白浜町へ。N社年度始め式並びに月初朝礼に来賓出席。松原神社の宮司さんによる御祓式など一連の式典の後、数百人を前に挨拶。セブン−イレブンの特に厳しい軍隊式朝礼を思い出しつつ、雇用問題・産業誘致問題等について話す。その後、施設内を見学。その管理体制・生産システムに大いに驚く。一種のカルチャーショック。また大変な設備投資の上で、海外に転出した同業他社と競争をしているという。企業や労組、他の議員からも伺うことは、「新規企業の誘致に取り組むことも大切だが、既存企業の姫路脱出による雇用減が止まらない現状をまず知れ」というものだったが、まさにその通りだと思う。当所はパートさんを含めて400人の雇用。こういった既存企業も大切にしていくことも本当に重要だと実感。

市民会館で開催の市制式典には間に合わず。一旦実家で車を返却の上、再度播但線で姫路。市バスで三宅。徒歩で手柄のM事務所。水岡参院選対策打ち合わせ。取り組みに各種機関の温度差がありすぎる。県内各地でも同様と伝聞。

その後、市役所脇のボギー。焼きそば。その後、市役所関係各所挨拶回り。異動で大混乱中。教育企画課という新設部署では、幼保一元化等の抜本改革に関する提言が出るのだろうか。課題は大きいが、議員の我田引水的発想を排し、外部監査で指摘された非効率性等も踏まえた新施策が出るだろう。行政官としての腕の見せ所かも知れない。そう言えば、議会事務局出身者の姿も複数あるようだ。期待したい。

その後、K議事課長より、”最後の”議事録を入手。これで一区切りついた。通りすがりのNさん宛早速送付&UP依頼。その後、控室で各種手続き。途中、議会事務局に新たに配属された面々の来訪など。極めて初々しい。理不尽な大声を聞くこともあるだろうが、汚れず腐らず頑張ってもらいたい。上司が盾となってくれるだろう。臨時職員の交代もあった。父のことを知っているとのこと(苦笑)。
その後、市バスで姫路というところ…。私の時計が狂っているのだろう(唸)。高校の私たち世代には極めて有名な職員Fさんと遭遇。共に同バスに乗らんとしていたとのこと。通りがかりのこれまた有名なMさんと共にタクシーで姫路駅。高等幼児教育の実践をされているHさんと合流。八起。市政から国政、京王線・中野区ネタも飛び出すなど大いに懇談。同年代だけに楽しい。ただ30歳になると肉が付きもっと太るという話には困惑(笑)。そう言えば、私の20代ももうすぐ終わりだ…。

  民主号外ポスティング!
04/02 (金)

hare.gif 自宅で事務作業。その後、播但線・市バスで市役所。控室で作業。その後、車で仁豊野。若竹会のYくんと合流。甚兵衛で穴子箱寿司。

その後、民主号外チラシポスティング。春休みだが、外で遊ぶ子供は少ない。というより子供自体が少ないのだろう。途中、多くの方と懇談。ということであまり進捗せず。18時前まで。日も長くなったが、この単独ポスティングでは、全域配布まで相当かかるだろう。その後、M自動車のTさんと打ち合わせなど。

  姫路城観桜会
04/03 (土)

hare.gif 砥堀駅でMさん夫妻、家族と合流。播但線で姫路。みゆき通りを経由して姫路城。観桜会に参加。お茶席、姫路の酒蔵の酒を楽しむ。O市議会議長はじめ各界各層の面々ほか多くの方と懇談。多少お披露目。大変な人出。帰りに立ち寄ったデパート等もかなりの人手。イベントであっても経済には一定の効果はある。

大手前公園で開催の姫路グルメランドで播磨うまいもん会が販売する姫路産のレンコンなどを買い求めた後、みゆき通り半ばのCASPIAN (カスピアン)でペルシャ・トルコ料理。その後も駅周辺で買物など。

  消防団の花見
04/04 (日)

ame.gif 地域消防団の花見。雨のせいもあり、まさに花冷えの中、テントを張ってバーベキュー。大いに懇談。業務関係の話も。阪神3連勝。巨人が気の毒になる。

  参院選政治資金パーティー
04/05 (月)

mail.gif 早朝起床。播但線で姫路。朝の街頭演説。国会日程のため上京のM代議士の時間も頂き、年金問題から審議拒否手法の本当の経緯、選挙に行かないことによる不利益、姫路市議会の現状を含めて40分。久方振りに思いを長時間に亘り披露。テンションも上昇。K県議、H龍野市議も。畏兄Yさんは腰痛のため回避。心配。

その後、市バスで市役所。超早朝出勤のK議員、休暇をとって保育所入所式に出席予定のUさん親子が控室に来訪。共働きのための入所ということだが、このニーズは今後も減少することはなかろう。しかし傍目から見ると子煩悩というより溺愛状態かな。自分はどうなるだろうか。そういえば最近の虐待多発とは社会の多様化の成れの果てか。法律の制定など政治で取り組む課題となってしまったことは残念。

その後、事務作業。最近、朝食を食べる生活となったため、昼に空腹感なし。市役所南のお好み焼きひかる。娘さんの名前が店名ということを知る。モダン焼き。市民クラブ控室で開催の鳩首会議を横目に事務作業。

その後、市バスでじばさんビル前のバスターミナル。民主党県連パーティーに参加のため、M代議士、K県議後援者らと共にマイクロバスに乗車。一路神戸ポートピアホテル。若竹会のFくん、Mくん、家族、親族らで参加。
党本部の岡田幹事長によるセミナー(講演)の後、立食パーティー。千人以上が参加。井戸県知事、矢田神戸市長らの来賓や支援労組のみならず企業経営者の参加も目立った。政権交代が近いということが現実のものとなっていることがそういった面を見てもわかる。

食事は水岡候補を擁立した参院選の資金集めが目的のため、券面分とは比較にならない粗食だったが、お詫びしたい。また、券の購入に御協力頂いたにも関わらず出席されなかった方にもこの場を借りて改めて御礼申し上げたい。多くの方々の資金的な御支援を頂いて選挙戦を進めるということを水岡候補のみならず私も肝に銘じて勝利に向けて頑張りたい。同バスで姫路に戻り、Rを交え懇談。

  市立小学校入学式!!
04/06 (火)

puri2.gif 満30歳。若手と言われることも減るだろう…。体重は79キロ。自転車で母校T小学校。入学式に来賓出席。式直前に1名増加して71名の新入生。私の同級生の子供も。入学に合わせて自分の母校に入れるため戻ってきたという。私の頃の45人定員や国基準の40人定員では36・35人の2クラス編成となるところ、35人以下学級定員のシステムでは、24・24・23人の3クラス編成。昨年市が実施した実質的な少人数教育を今年度から県が実施したというものだが(ただし2年生は今年度も市が実施)、姫路市が先鞭をつけたといってもいい評価されるべき政策だと思う。市民にはあまり知られていないが、悪事千里を走るの反対で、政治や行政の善行は当たり前とされ評価されにくいものということだろうか。先生の1生徒にかける時間がどれほど違うか。この違いは相当大きい。30人学級は民主党の政策の大きな柱の一つ。政権交代で国レベルの導入を図りたい。日本の教育費が他の先進国と比べて少ないことはこういうことが原因でもあるのだ。

しかし、1年生の担任は全員が女性。校長先生も女性。男の先生が減っているという話も強ち大袈裟ではない。新入生への祝辞の後、保護者向けに「なるべく引越をしないようにお願いします」とのジョークも入れ挨拶。その後、N校長・M教頭ほかPTA役員、地域各種役員と懇談。

その後、先週末に引き続き仁豊野。民主号外ポスティングの続き。福よしで焼魚(サバ)定食。美味。今日も地域住民の方と懇談しつつ配布。多くの意見・提案等を拝聴。幼稚園複数年受入問題、駅エレベーター・改札設置問題、婦人会問題…。もちろん、対処への可否は別として地域の声を聴くことに意味がある。また、結婚相手の紹介依頼は冗談として、「市営住宅に入れて下さい」というよく依頼される要望のほか、「将来、この孫を市役所に入れてください」との要望も頂いた。裏口等、ルールに基づかない不透明な行政執行の存在が未だ市民の皆さんに信じられている。不正の存在をなくし、ルールを曲げる口利きを排除する。「清流には魚もすまない」という話を先輩議員としたことを思い出す。逮捕・辞職者の減らない現在の政界は田沼時代と同じ。利権とカネの問題に対処できていない。しかし、逮捕される者も有権者に選ばれた選良。結局は民度の底上げという結論に達する。少数派であり続けるのだろうか…。

そういった感じで、ポスティングと懇談で日が暮れる。コーヒーを御馳走になったMさんやポスターの掲示許可を頂いたMさんほか多くの皆様に感謝したい。

  幼保一元化を率先すべし
04/07 (水)

kouji.gif Rの運転で母校M中学校。昨日に引き続き入学式に来賓出席。野球チームや書道教室の生徒さんのほか、生活体育で世話をした子ら新入生の50人程は顔見知りのため、こちらを見て笑う子も多い。真新しい白い靴と白い靴下ばかり。金髪や服装の乱れた生徒は見当たらない。このまま、まっすぐに育って行ってほしいと願う。

中学校区内のM小学校に赴任されたN前市教委学校指導課長とも遭遇。教育現場に出ていきいきとされているようだ。そう言えば、教委をなくす特区を申請した自治体があるが、いずれ日本全体でそうなろう。教育の分権と教委制度は関係ないことがよくわかる。要は、職員採用権限と教育予算を分権化するかどうかであって、首長と別個の第三者的機関を設置する目的は希薄ということだろう。終了後、自治会、PTA関係者と懇談。各種陳情を頂く。

その後、小学校PTA会長のKさんに事務所まで送って頂く。更に陳情対応。地域で守る学校の安全対策推進事業について。しかし、私の居住する地区では皆ボランティアで夕方に通学路に立ったわけだが、各校区100万円を上限に補助金が出ていることなど誰も知らない。やはり市からの補助金については、自治会の決算報告に入れるようにすべきだと思う。補助金が出ていることすら伝わってない以上、住民からの発議もなかろう。問題が起こってからの対処では遅いと思う。いずれ…。

その後、事務所で作業。その後、播但線で野里。花北市民広場のあじよしでオムそば。店主と雑談。その後、市民広場音楽室。ありがとうお母さんの会という会合に出席。以前から何度もお声掛け頂いていたが、ようやく出席。多くの知己の参加に驚く。多くの場合、外見からは心に抱える問題や悩みは見えない。世の中、荒み病んでいる。

播但線で姫路。市バスで市役所。各種陳情対応。教委事務局。新学習システム加配の件では既に素早い対応がとられていた。更に子育て支援に関連して、幼保一元化、効率性、官民の役割など今後の社会構造のあり方を含めて懇談。条例で対応可能な問題は議会として主体的に献策していくのが筋だが、行政権に属する分野については、議員の声は要望に留まる。いずれにしろ今後の幼保のあり方を踏まえ、数年後の職員採用基準を幼稚園教員・保育士双方免許所有者とするなど先を見据えた施策が出ることを期待する。幼稚園効率化だけの先行では、地域へ痛みをもたらすだけになりかねない。少し心配。

  陳情の一日
04/08 (木)

kocchi.gif 訃報の町内放送で起床。選挙の際にはお世話になった。昨年お借りした写真も返却していない…。突然の訃報だけに大いに驚く。残念でならない。

神姫バスで警察前。N労を訪問。N事務局長らと懇談。呉服町の喫茶みち。マサラビーフカレー。その後、市バスで市役所。先日に引き続き、道路部、安全安心推進課、市政情報センター、公園管理課、合併推進室(姫路地域法定合併協議会事務局)、児童福祉課など関係各所を訪問。調査並びに要望伝達。調査活動や情報交換等を除き陳情ごとは所管・予算・時期などがいつもネック。住民の声を届けることは重要な責務。その後、事務所で作業。

  水岡俊一総決起大会 in 市民会館
04/09 (金)

puri2.gif 自宅でスケジュール調整など。その後、車で花北大和会館。告別式に参列。市議当選以来、格段に冠婚葬祭が増加。人間関係の拡大は当然だが、葬儀は苦手。

その後、事務所。その後、本町のN労。のぼりポールを拝借。その後、市民会館。水岡俊一参院選予定候補総決起大会の諸準備&受付。連合姫路地域協議会と民主党との共催であり、私にも多くの動員割当。家族はもとより若竹会をはじめ友人諸兄にお願いしてどうにかこなす。K県議の開会挨拶にはじまり、O連合姫路議長、H連合兵庫会長、M代議士、M参議院副議長、水岡予定候補の演説と続く。私も壇上に。最後はガンバローコール。選挙疲れの影響もあり、低投票率を懸念。白紙投票でもいいから投票にだけは行ってもらいたい。過半数が棄権する選挙など本来の有権者の声が反映されない歪な社会を生むだけ。解散後、参加者で姫路城三の丸広場。散り初めの桜を満喫。

  国際交流花見の会
04/11 (日)

hare.gif R運転の車で姫路。ヤマトヤシキで穴子箱寿司、神戸コロッケ等を買い求め、姫路城三の丸広場。NPO法人コムサロン21播磨国際フレンドシップ会が主催する国際交流花見の会に出席。中国、韓国、朝鮮の方などの定住者をはじめ、アメリカ、ドイツ等の方々も参加。市役所、商議所などの国際交流関係者をはじめ、新聞記者など多くの日本人も参加。各種懇談、民族舞踊、音楽演奏など。久方振りに片言の英語。

先日の総務経済委員会でも予算関連で国際交流について質問。現場の声とは多少ニュアンスの異なる認識にも聞こえたが、いずれにしろ国際や美術、文学等の学術関係の分野は個人的関心の有無とモチベーションはほぼリンクするだろう。管理職を含めてその分野に関心の高い人の中から募り、適性を判断すべきだ。庁内・外部公募も一策。一般の人事等とは別枠で捉えたほうがいいと思う。美術館には外部の専門家を館長として招聘するという。この流れを続けてもらいたい。

  年金問題先送り
04/12 (月)

kouji.gif 早朝起床。播但線で姫路。朝の街頭演説。M代議士はイラク問題担当のため上京中。K県議とともに演説。秘書Oさん、腰痛の畏兄Yさんも。Yさんは不言実行の方だけに心配していたが復帰。安堵。

終了後、徒歩で市役所。控室で引き続きYさんと懇談。船場川の清掃取り組みについて。イノシシの死体を発見という話も。

その後、美化業務課。U課長からヒアリング。各種ゴミ問題に始まり、故奥田敬和先生の話や竹下派七奉行の話も出る。大いに驚く。

そう言えば、細川政権崩壊のための策を立てる当時の小里貞利自民党国対委員長の取り組みが読売新聞の「民主党」という連載に掲載されていたが、「自ら政権を担うためには手段を選ばず政権攻撃をする」という戦略が実を結び、村山内閣という野合政権の誕生によって、日本は10年間停滞。55年体制で対立した勢力同士が政権を共有するという政権獲得のみ意図された同政権こそ全てのモラルハザードの原因。失われた10年のツケは重すぎる。拙速な手法により失敗したが、当時細川内閣で導入しようとした消費税の福祉目的税化などは、もう誰もが必要な施策と認識。未だ「将来の検討課題」とか「自分の任期中は消費税率を上げない」とする現政権の先送り体質でまたもやツケは将来世代が負担。選挙で現政権を選んだのは国民と言われればそれまでだが、民主主義の基本が選挙という意識は低下の一途。危険だ。

その後、市政記者クラブで懇談。A新聞にはニューフェイスも。私と同い年という。N記者とあわせて49’ersという話がK記者から出て爆笑。その後、議会事務局のTさんと懇談。議会の現状や先例について。

市議会他会派のS、M両議員から、会期中の卒業式出席問題については、大倉議長から次期議長への申し送り事項となった、との説明あり。同意見が多数であっても簡単には動かないということ(唸)。

日本を代表する某大手総研のYくんよりウイルスメールを頂く。セキュリティは大丈夫かな。

その後、市民クラブ会派懇談会。会派担当職員もIくんが異動したため、初々しいMくんに交替。歓送迎会も兼ねる。鳥インフルエンザ問題、参院選問題等について情報交換。センシティブな話は…。所属議員の大半が膨張傾向という話には苦笑。

  卵の無料配布に大行列!
04/13 (火)

box.gif 自転車で実家。Y社のSさんと雑談。その後、事務所。

その後、妹Rの車で大手前公園。姫路市消費者協会のM会長から、卵の安全性をアピールするため、浅田農産の卵約4万8000個(約3トン)を無料で配布するという話を聞き、果たして集まるかなと思っていたら、昼前でテントを撤収中。聞けば、約2500人が行列をなし、その列は警察前に至ったという。全国的にも報道されたようで、NHKではK県議の奥様へのインタビューが流れていた。何度も並ぶ人も見たという某記者曰く「姫路らしいですね」。いずれにしろ風評被害の阻止や卵は安全ということをアピールする当初の目的は達成された。

その後、めでたく“部”に昇格した姫路市観光推進部が入居する大手前通り沿いの旧武蔵館。観光レンタサイクルの駐輪場施設の設置、オストメイト付き身障者対応のトイレなどハード面でのホスピタリティの充実とあわせて改装中。K部長と懇談。新たな姫路観光ガイドブックをはじめ、フィルムコミッション、国宝4城会、姫路城・法隆寺・東大寺などとの日本「木造世界遺産」都市プロジェクト等の取り組みについて。お城祭り改革、ワンメーター限定タクシー乗場については要望。目標は数値で出すことが民間の発想。いずれ数値で結果を出してもらいたい。

その後、ひろめ市場を含む中心商店街を徘徊。外国人の方も多い。駅構内から城への多国語案内板の設置は喫緊の課題。

その後、久保町の花一。立ち退き問題について相談あり。例外やゴネ得の存在を皆まことしやかに語る。ニューヨークのジュリアーニ前市長の壊れ窓理論と似たもので、例外やゴネ得の存在が全てに波及する。既に流布されているのは事実。例外やゴネ得は絶対に認めないという確固たる方針を示さなければ今後にも禍根を残す。私有地の収容は慎重にすべきではあるが、公有地については違う。間違った権利意識は百害あって一利なしだ。行政執行の公平性・信頼感を毀損している現状を一度強い姿勢で一新すべき。法隆寺前の強制代執行の様子は全国に報道されたが、居住権や営業権を盾に他人が所有する土地を立ち退き拒否する法的根拠は既にない。収用委員会の裁決に持ち込むだけでも実質的に租税特措法の税優遇措置がなくなるという。既に十分な時間は経過した。観光への影響を含めて、市の市政を示す決断の時だ。

その後、山陽百貨店内の駅前市役所。議会事務局から異動したK係長の姿も。(財)姫路市施設利用増進協会採用の職員を含む窓口職員ら全員がエプロン姿。極めて明るく、お役所体質を感じさせない雰囲気。テナント料を含むコストは相当だろうが必要なコストだろう。昨年も友人の宝塚市議団が視察に訪れたが、先進事例として他の自治体の視察も多いようだ。

そう言えば、徴税などの行政事務を民間委託させない理由やコンビニ決済を認めない理由として、個人情報の管理云々という声を聞いたことがあるが、非正職員の個人情報端末の管理の現場を見れば、これも近未来の役所の姿なのだろう。いずれにしろ公的セクターの縮小は小泉政権でも確実に進んでいる。日本の方向であることは間違いない。

その後、ザ 祭り屋台in姫路について某氏と懇談。弁当付き有料観覧席を6000円で販売するという。 http://www.himeji-cci.or.jp/yatai/news2.html

その後、控室に某記者が来訪。打ち合わせ。市バス・播但線で事務所。陳情対応。各種作業。

  未来を鳥瞰せよ!!
04/14 (水)

hare.gif 畏兄Yさんからメール。先日の私の様子を見て心配したという。和辻哲郎の「風土」論を引いた後、「より高き山に登り自己を見つめ未来を鳥瞰されては」と。「木を見て森を見ず」、か、「大局を見よ」ということか。人間にはそれぞれの個性や持分、適性がある。大きな世界観をもって、未来を鳥瞰せよの言葉を肝に銘じて頑張ろう。まだまだ齢三十。心情、体調、その他がまだ顔や言葉、文章に出ている。任期はあと3年。要は結果。

和辻と言えば小・高の先輩だが、「自叙伝の試み」を思い出す。神戸新聞の記事を掲載した興味深いHPにあたった。 http://chot.catholic.ne.jp/chot_71.html#002 私もベトナム人と共に学んだ。彼らは何をしているだろうか。そう言えば、登場される松尾先生は妹Rの恩師。

徒歩で事務所。作業の後、播但線・市バスで市役所。陳情など。控室で同僚議員と懇談。合併問題では「在任特例」云々の話が一部から出ているという噂も。皆それはあり得ないと口をそろえるも、この議員定数の問題は議会の質や良識が問われる極めて重大な問題。「(政令市を望む播磨の勇姫路市として)懐を大きく(して他の町からも姫路市と合併したいという声があがるようにする)」という説や失職は気の毒という話がこの声の根拠のようだが、自治法の原則や「(人口比例に基づく)定数特例という選択」以外の声が、水面下であっても出ていることに大いに驚く。

在任特例の行使を言える合併ではない。この方向では今後予想される新定数策定でも議員削減は難しく、焼け太りとなる危険性がある。姫路市民の税金で特例増員分の負担をすることに、市民の理解が得られるとは全く想像もできないが、それ以上に、議会定数の更なる少人数化が進む地方議会の姿としても、逆コースだ。一番怖いのは取引。当面は合併問題小委員の人選が焦点かもしれない。

夕刻、みゆき通り沿いのスローフードたけうち。Nさん夫妻と懇談。真面目な仕事振りで好感度の高いNさんに、容姿端麗なる奥様。Nさんの仕事が遅いのが唯一の難点か。姫路について懇談。いずれも姫路外の生まれだが、姫路は住みやすいという。お子さんとも播但線の話を。3歳とは思えぬ頭脳。大いに驚く。

  近畿福祉大学を訪問!!
04/15 (木)

box.gif R運転の車で事務所。北条の姫路公共職業安定所(ハローワーク)。駐車場に入るまでに車で行列。非パートの一般募集では、医療事務・受付など事務職の募集がすぐに募集停止となるなど人気が高いようだが、営業・現業系の募集は定員に達していない模様。今は不景気ながら「仕事を選ぶ」時代という解説の通りかもしれない。一度募集しても離職者が多く、再募集する会社も多いという。

その後、市役所南のラーメンたろう。市役所控室で雑談。その後、市民クラブのK議員の車で福崎町の近畿福祉大学。前身の旧姫路学院女子短大は参院選にも出馬したM理事長(元自民党神戸市会議長)のイメージが強かったが、債権者による再建のなかで松下出身のEさんらが先頭にたって経営を立て直したという。Eさん、元長田高校校長というN総務部長と懇談。学内を歩く学生の多くから「こんにちは」という挨拶の声。K議員と共に大いに驚く。介護福祉士の資格取得カリキュラムから講義風景、介護の現場実習室を見学。車椅子体験も。

債権者側から専務理事として派遣された民間出身のEさんが、単なる再建監理にとどまらず、教育の復活に取り組まれ、辣腕をふるわれたことが大きいと推測。学習環境、生徒の皆さんの様子を含めて大いに感心。北海道から沖縄まで、全国各地から生徒が集まるというのも理解できる。学生は地域の宝。ルネス花北でボランティアに取り組んでいた同大学の学生さんは知っているが、姫路市とも更に結びつきを強めてもらえればと思う。

帰路、拙宅にK議員を招く。いい勉強をさせていただいた。感謝。Rを交え歓談。

  議員らしさとは?
04/16 (金)

puri.gif 播但線・市バスで市役所。I市長の目玉公約の一つ「民間助役」に関する噂多し。信憑性は別として、別々の三氏より伝聞するに至り、あながち噂とも…。某所周辺から人選の説も。いずれにしろ、体制下の人選では姫路的しがらみの中で身動きはとれぬのでは。現在の姫路の執行体制を形成する勢力外からの登用で変えようの本格的着手をのぞみたい。

助役は選挙を経ずに4年間、市長の下で大きな権力の行使が可能。二人体制なのか三人体制なのかは窺い知らぬが、三人体制なら条例の改正も必要。市長は前議会で退職金を削減。その点も勘案されるか。コスト以上のメリットがのぞめる適格者があれば、三人体制でも賛成。

その後、市政記者クラブで雑談。いい話はないそうだ。その後、スポーツ振興課。私も寄稿した姫路ラグビースクールの記念誌を頂く。

その後、名称変更のあった保育課。M係長より、夜間保育の入所状況、実情等についてヒアリング。現在17名が入所。現在も9名を募集中とのこと(ただし0・1歳時の募集は終了)。無認可施設との競合を多少心配していたが、認可では22時までの保育のため競合はなかった模様。子供は親が家で育てるものという基本は十分に理解するが、現下の社会・経済情勢、出生率の低下等は、こどもを生み育てやすい環境の造成、育児の社会化で対応すべき。それこそ政治の役割。

夕刻から、市関係者、Fさん、通りすがりのNさん夫妻、後輩のNさんと相次いで懇談。新北京横の’そう’でお好み焼きなど。Nさんからは当ホームページをリニューアルデザインしたというCD−Rを頂いた。最近内容の更新が遅延気味。これを期に全面リニューアルといきたい。ごみ問題では、企画段階からの作成を新たに依頼。まさに獅子奮迅の働きでサポートして頂いている。改めて感謝。ただあまり奥様にHPサポート活動に対する熱心な取り組みの報告がない模様。私から十分に説明。

その後、歯に衣着せぬ物言いの後輩のNさんからは、銀行給与が低下しつつも、巷間伝えられるより高給で据え置かれている現状を拝聴。管理職は、部下へ公私を含めたリーダーシップを発揮しているという話。そこからなぜか私の「議員らしからぬ」状態にまつわる苦言も。確かに当選後もスーツやシャツは全く買っていない。大学3年生の時に大学生協で買ったリクルートスーツもまだ大切に着ている。元々センスもないし…。服装等の身嗜み、食生活も含め、ケチらず、らしくすべきところもあるということらしい。若手女性の声として参考にしたい。

  野外音楽堂?の現状…
04/17 (土)

kouji.gif 保城グランドの整備立ち会い。グランド整備は水上小学校の生徒の皆さんをはじめ保護者の方に依頼。自分たちで管理するという意識でグランドを大切に使ってもらいたい。
公園管理課の迅速な対応に感謝。

その後、少年野球チームの練習に合流。子供たちの元気な挨拶の声に嬉しくなる。初夏の好天に市川沿いを探索。

更に城周辺を散策。ソメイヨシノに代わり、フジ、ツツジが開花を待っている。シロトピア公園脇で後藤茂先生揮毫「有本芳水・三木露風『白鷺城回想の賦』」を発見。二人は早稲田在学中に東京でこの詩を詠んだという。本当に興味深い。近くには懐かしい云億円トイレも。落書きだらけの野外音楽堂には大いに驚く。作るときは要望し、完成すれば…。イーグレ前ではスケードボードの専用台を持ち込んで練習する一団も。播但線からいつも見える専用練習場には閑古鳥か…。

夕刻、某党国会関係者と合流。意見交換、相談事に対応。政治を変えるのか、現状を肯定するのか。立場は異なるが、閉塞状況を打破するため、行動する道を選ぶか。人生は一度きり。

  現代民主主義の失敗
04/18 (日)

hare.gif 車でイーグレ姫路。地下ギャラリーで開催の「五つの個性展」。組み絵の名村仁先生をはじめ、まほろばの郷の坪田先生らの共同展示を堪能。市長・衆院選の裏話なども出て大いに驚く。最後は、「実るほど頭を垂れる稲穂かな」の言葉を頂く。増長する人間を相当見てこられたそうだ。

夜、市合併推進室から連絡あり。御津町の住民投票の結果。報道関係者からも情報を得ていたが、正直予想外の大差。「対等合併か吸収合併か(という表現)」を声高に叫ばれれば、その効果は絶大だろう。本当は誰も吸収合併などされたくない。主体を持ったまま生き残れるなら、それがベスト。財政力展望なき合併が如何なる結果を生むかは、実はごく近い将来わかるかもしれない。それぐらい日本全体の財政状況は逼迫している。

しかし、中立的な資料や報道がない小規模住民投票は現代民主主義のフォローしていない分野かもしれない。直接投票を衆愚という言葉を用いて批判する時代ではない。経済学で言う「市場の失敗」的に「現代民主主義の失敗」と表現することにしたい。

  つくし前線、氷ノ山へ
04/19 (月)

ame.gif 雨。播但線で姫路。定例の朝の街頭演説。「氷雨ならぬ春雨の朝を迎えた」とはK県議の弁。季語を用いた冒頭の挨拶に、さすが元教師と感心。M代議士が衆院広島5区の補選応援で不在のため、2人で演説。先週より復帰のYさんからは、昨日県下一の高峰氷ノ山で採ったという“つくし”の酢のものを頂く。3月下旬頃に姫路で収穫できたものが、つくし前線の北上に伴い県下最後の氷ノ山に達したということらしい。昔は私も毎年とって母に調理をしてもらっていた。

その後、市バスで市役所。議会控室でHPリニューアル作業。途中、助役3人制についての反響多し。いずれにしろ、真偽のほどは不明。北京閣で昼食バイキング。その後、市政記者クラブで懇談。引き続きHP作業。

  子育て支援勉強会!!
04/20 (火)

puri.gif 車で市役所。仮設朝日橋の混雑は従前と同様。何とか間に合う。市議会合併特別委員会の閉会中審査。冒頭、御津町の住民投票の結果をはじめ各種報告。その後、質疑応答。特段の新事実はなし。新市建設計画策定小委員の公募の件についてのみ事実確認。従前の方を随意指名ということ。前回も公募は5人、パブリックコメント・アンケートも同様と直接参画の声はごく少数。とはいえ門戸を開き続けることに留意すべきも当然。少数の補完なら今は昔。いずれにしろ、財政措置が見込める合併は推進するという来る者拒まずの方針は実は堀川前市長時代からの方針。声を掛けた経緯からしても余程の大事でもなければ取捨選択のような議論ができるはずもない。今後は未調整の事務統一や議員定数に取り組む流れ。一旦帰宅後、モスバーガー。その後、再び市役所。

議会会議室で03会勉強会。保育課のK課長、子育て応援課のN課長を招いて子育て支援に関する勉強会。まず、事務事業の概要説明。保育事業にかかる国庫補助負担金の一般財源化については、当事業が選択する余地の少ない義務的な事務であるにもかかわらず、新設の地方譲与税のバーターとして一般財源化されたことが国会でも問題となったようだ。予算費目として上げないことで、積算根拠を曖昧にし、総額を減らすという手法だろう。その後、質疑応答。夜間・一時・休日保育の現状・充足度、よちよち歩きを始める1歳児の過配の取り組み、近未来の幼保一元化に向けた両資格所有者の採用提言など。また12月議会の質問で取り上げた子育て支援モデル事業の取り組みは選択されていないようだ。メリットがないという判断もよくわかる。しかし、離婚時等の子供の引き取りについては、制度上女性でなければ受けられない支援制度が大半であることに大いに驚く。男女の問題については、議論をよく聞くが、制度を含めて議論してもらいたいものだ。いずれにしろ大いに勉強になった。感謝。

その後、国土交通省近畿地方整備局のW課長と日程調整。次回03回の勉強会は私が提起した「道路について」の最終回。大阪へ出張の予定。

その後、同僚のA議員と懇談。根が深い問題を教えて頂く。その後、帰宅途中の議会事務局のU次長と遭遇。同乗させて頂く。感謝。下寺町の商工会議所。Oさんと懇談。各種の噂については眉唾ものが多いと。

その後、新館でコムサロン21の人間塾。トータルマナー研究所チーフインストラクター福岡えりさんの講演。その後、意見交換など。建設・建築・商店経営者・主婦の方など様々な方と意見交換を含め大いに勉強になる。

散会後、更にM理事長、コーチAさんと政治のあり方について懇談。「献金はするが、見返りを求めない」というシステム作りについて提言される。理想的とされる松下政経塾とは故松下幸之助氏の私費を基本財産として設立された財団法人。基本的に基金運用益で塾生に給与を支給しつつ勉強させ、政治家や企業家を育成する。だからといって松下グループの政策集団ではない。巨額の基本財産があってこそ成り立つ篤志家創設型リーダー育成機関。実は、個人献金の充実が無理という判断で、国費による政党助成金制度が始まった。残念だが、私もその拡大しか策無しだと認識。理想的な政治資金システムが構築されれば、一向に改善されない政治とカネの問題も改善されるだろう。

  既得権の打破に向けて
04/21 (水)

box.gif K新聞一面掲載記事の件で市民の方から問い合わせ。要調査を約束。当該機関、関係課に問い合わせ。条例・施行規則に明文化されている以上、別文書の文言の発する意味を信じ切っていた私の未熟さが露呈。ただ市民の皆さんが誤解している以上、問題は存在する。小事といえば小事だが、体質に起因する問題か。改善してもらわねば。いずれにしろ私だけが理解しても仕方なし。水面下でお茶を濁すより、きちんと公開したい。

車で姫路駅を経由して市役所。その後、某案件で資料作成。関係者とも打ち合わせ。退勤後、明洋軒。市職員、税務関係職員と懇談。市政から税制問題にわたるまで。大いに勉強になる。その後、中田でラーメン。

  50000HIT到達!!
04/22 (木)

panda.gif コープ神戸の総代会へ参加するご婦人方と懇談しつつ、播但線・市バスで市役所。「貫禄が出てきた」という婉曲で表現される。そろそろ本格的対処の必要あり。

市議会総務経済委員会。ザ 祭り屋台in姫路の実施計画の詳細について。M産業局長・O担当理事による説明。来年の実施は未定。最大15万人の人出を見込み、4億5千万円の経済効果を予想しているという。

私としては明石の死亡事故の責任を明石市・警察・警備会社が責任をたらい回しにしたことの再発を防止するため、責任の所在を明確にするため確認質問。明解な回答。次に総事業費のなかに職員人件費を入れないというこれまでの事業計画について改善を提言。500人以上の職員を業務命令で休日出勤させ、警備等を担当させることは、6000万円の予算で運営しているという事業計画が帳簿上の見せ掛けの数字に他ならないことを示している。人件費の計上等は産業局の問題というより、総務局の所管する問題かも知れないが、みなと祭り・お城祭りなども相当な動員体制。どこが主催するにせよ、イベントを開催するからといって、無料の様に安直に職員の動員を要請する姿勢は、民間側にも問題あり。実際の経費を正確に把握するためにも、実態を示す名目人件費を計上すべき。実際に選挙の収支報告書等は金銭の移動に関わらず、無償のボランティアでも労務の対価を試算して金額を記載する規則となっている。
私の質問の後、別の議員から市民ボランティアは無給で、職員は有給であるのはおかしい等の指摘もあった。他にも個別具体的な話もあり、簡単な話のはずが2時間程度かかってしまった。

その後、市役所別館南の洋食工房カザン。旧知のウグイス嬢と遭遇。歓談。市役所の皆さんに宣伝してほしいとのこと。カレー(辛口)は結構辛い。辛い物好きにおすすめ。その後、灘菊酒造のKさん、声楽家のKさんが来訪。記者クラブでのイベント告知に同席。宣伝依頼も受ける。

その後、姫路市交通事業検討懇話会の答申がI市長に提出されたことを受け、内容等を精査。提出後の会見では厳しい意見も出たようだ。

その後、議会事務局のF係長に慣れない業務を依頼。手を止めさせてしまった。また、議会義務局のU次長をはじめ多くの面々から推測の域を脱しない噂を拝聴。どうやら同僚のK議員が発信源のようだ(苦笑)。

HPが50000HITに到達。立候補準備と同時に作成したHPだが、多くの方にご愛顧頂き、今日に至った。今後とも引き続き、情報公開、市政に関心を持ってもらうことを第一に頑張っていきたい。そういえば姫路でも食中毒が発生したようだ。夏が近づいてきたのだろう。

退勤後、徒歩で小溝筋のふく鳥。高校同級生のAくん、Kくんと懇談。挨拶回り等の関係で少なからず同級生の消息を知るが、昨年、29歳にして横浜市立大学助教授に就任というNくんの話に一番インパクトがあったかな。お互い仕事についても話す。一大プロジェクトの完成を明日に控え、今後の夢を語るKくんの姿に感心。大いに勉強になる。

  伊勢自然の里環境学習センター竣工
04/23 (金)

hare.gif 伊勢自然の里環境学習センター竣工式。ビオトープ(野生の動植物が棲んでいる場所という意味のドイツ語)を中心した施設だが、これまで姫路市水族館水生生物専門員のIさんや青年会議所、ボランティアの方を中心に進めてきた活動を市としても積極的に支援していくということのようだ。今後の運営も同様にボランティアの方やNPO等と市が連携して運営していくという。大変素晴らしい取り組みではないだろうか。
タガメ博士のHPは http://www.geocities.jp/tagameha/
そう言えば、最近水辺で遊んでいない。近いうちに一度訪問したい。

自宅で事務作業。その後、播但線で姫路。マイクロバスでキャッスルホテル。昼食。

播磨政経懇話会4月例会。中村智彦日本福祉大助教授の「中小企業の生き残り戦略」と題する講演。日本が外国進出をする一方で、中国や韓国資本が日本の企業を買っているという。日本の中小企業で後継者が育っていないことも問題という。宮路社長の城南電機が倒産したのは、会社の全てを宮路社長が仕切っており、息子ですら手形の流れを把握していなかったからという。後継者を育てず倒産していく現象を城南電機現象と命名したという。また、商店街についての話は、中沢孝夫兵庫県立大学教授と全く同じで驚く。賃貸料の高止まりは、土地保有者にストックがあるという理論。行政が金をつぎ込んでも意味がないという話。時間の関係で、具体的な話はあまりなかったが、企業の立て直しは自己努力でという結論かな。

そう言えば、先日不祥事で逮捕された教授の講演料は50、TVタックル等で有名な元代議士のHコーさんにいたっては百を優に超える額という。実際に折衝したJ党秘書から先日直接聞いたので間違いないが、政経懇話会の会費が高いのも理解できる。ただ、地方をいいことに誇張過多の話をする人もたまにいてちょっと悲しい。関西ローカルのワイドショーと同じかな。

終了後、O副議長の車に同乗させて頂き市役所。事務作業。途中、控室に来訪のO企画局長と雑談。合併に関して「これからが局長の手腕の見せ所」という委員会での指摘もあったが、頑張っておられるようだ。国会は25日の補選、その後の年金法案の強行採決の流れで混乱含みだが、合併特例法改正案は衆院段階では参考人質疑等も終わり、採決間近ということなので、今国会の会期中に成立するだろう。財政支援措置を延長する法改正がまとまれば、実質的に旧任意協に加入された各町との法定協議決は6月の姫路市議会では可決されるだろう。家島町議会の議決の可否が当面のポイントということか。

その後、溜まりに溜まったメールに返信。大変ありがたいことに一日数十件のメールを頂く。近い方ほど返信が遅れているような気がする。この場を借りてお詫びしたい。議会でも幹部が大残業。ありがたきことかは。退勤後、まるよし。遅くまで懇談。

  参議院選挙に向けて
04/24 (土)

puri2.gif 姫路駅ホームで天ぷら駅そば。新快速で神戸駅。タクシーで神戸市教育会館。みずおか俊一総合選対会議。党県連のD代表、連合兵庫のH会長、M参議院副議長、党県連のS選対委員長から檄。ポスター掲示、演説会等の日程調整など。一般には参議院選挙の盛り上がりが感じられないが、兵庫の議席の一角は死守せねば。ただ私の体制については統一地方選・衆院選・パーティー・党員拡大…と選挙・動員疲れは深刻。簡単に動員できる体制にもあらず。韓国では動員型演説会は禁止らしいが、日本の選挙の形はどうなるのだろうか。

その後、神戸の中心街を徘徊。神戸国際会館。Aくんは不在。その後、QUASYS三宮。25分間、束の間のリフレッシュ。新快速で姫路。爆睡。

  連合姫路中央メーデー!
04/25 (日)

hare.gif 車でイーグレ姫路。東御屋敷跡公園(動物園東)で開催の連合姫路中央メーデー。そう言えば、連合役員、推薦市議の中で非組合員は私だけかも。参院選の水岡予定候補も壇上にて決意表明。模擬店や福祉カンパを呼び掛けるブース、家族連れも多い。思えば学生時代や民主党職員時代には東京は代々木公園の本部中央メーデーに旗を持って最前列で参加。デモ行進も行った。昔は闘争色少なきことを批判的に報道されたものだ。光陰矢のごとしか。N労の皆さんほかと懇談。

その後、午後のポンテペルレ http://www.ponte-perle.com/ にあわせて、大手前公園に出店中の商店主の皆さんと懇談。姫路大手前公園はパレードコース中で唯一全車両が展示されるポイントで大くの観光客が見込まれるという。スタッフジャンパーを着て打ち合わせをする担当職員の姿も。

観光振興の分野も好きな人でなければ職務だけの取り組みになりかねない分野かな。そう言えば、某課長から、過日指摘した「職務と私的関心の有無」の問題について、私の言葉足らずによる御心配を頂いたが、個々に問題があったというのでは全くなく、美術、科学、文学、国際、環境など趣味的な(往々にして市民ボランティアが多く集まるような)分野では管理職も含めて「私的関心」もあわせ持った職員に担当させることが「適材適所」ではないかということ。ボランティア市民からは「(私的関心が少ないだけで)やる気なく写り」、一方で職員側も「(私的時間を犠牲にするだけの)モチベーションも持ち得ない」という『雇用のミスマッチ』的な状況が解消されればと思う。「人を人が評価することは難しい」という議会での議論もあったが、ミスマッチをなくすことを業務としてやる方々に頑張ってもらいたい。

要は、市民参画の観点の中で、参画する市民とそれに接する職員の協力関係、実際には、職員のリーダーシップが最も重要でないかと思う。一昨日オープンした伊勢のビオトープ開設までの経緯等を伺い、改めてそう思う。

その後、車で宍粟郡山崎町。西鹿沢で伯母が経営する「Cambridge(ケンブリッジ)」で昼食。母の実家がある山崎町を訪問したの数年振り。実家前の宍粟公立病院(旧郡民病院)前には3つの調剤薬局。医薬分業の影響はここまで。懐かしき山崎闇齋神社に参拝後、徒歩で山崎町立文化会館。母の山高同級生の娘さん、尾崎暁子さんのパーカッション&マリンバリサイタル。初コンサートということだが、会場は満席。音楽は不得手の私も十二分に堪能。会場では、選挙の際にお世話になったOさんをはじめ山崎出身姫路在住の方の姿も。散会後、親族等とも懇談。私のことが喫茶店で話題になることもあるらしい。竹の子等地場産品を頂いて帰宅。

  衆院補選三連敗の結果を受けて
04/26 (月)

mail.gif 播但線で姫路。朝の街頭演説会。昨日の衆院補欠選挙の三敗に困惑。そう言えば、広島5区への応援のため小宮山洋子代議士も姫路に立ち寄って下さったが、業界に顔の聞く人間や著名人の少ない民主党にとって、東京から片道5時間という鹿児島や広島への戦力の分散が敗因の一つでもあったか。M代議士の分析を拝聴。最近の選挙は「党より”玉”(たま・候補者)」の側面も強い。

しかし、菅代表のコメントに「投票の義務化の検討も必要」というものもあったが、負けてから言っても誰も賛同しない。単なる負け惜しみに聞こえる。従前から主張しているが、選挙の勝敗と関係なく、憲法との整合性を踏まえ、党のみならず国民全体の意識を喚起すべき。

埼玉8区は小選挙区選出のA代議士が3ヶ月前に逮捕され、関係する市議が10人も逮捕される異常事態とも言うべき状態の中での投票であったが、投票率は35.52%。正直唖然とした。政治不信や無関心ということだろうが、それを政党の努力不足や自業自得という議論だけで片付けることでは何も解決されない。選管という中立期間が一生懸命PRしても効果がないではないか。極めて危険な事態と認識。この事態はJ党内でも手放しでは喜んでいないはずだ。

演説では、当選1周年・演説開始2周年を機会に、I市長の自己評価65点というものを引き合いにだしつつ、現在までの公約の進捗状況と残る任期3年の抱負を述べる。K県議、畏兄Yさん、秘書Tさんも参加。

その後、傍聴に来てくれたKくんと駅南大路の喫茶クレヨン。朝食懇談。というより世間話。竹の子ごはんも堪能。

その後、市役所。事務作業。その後、控室に03会のU議員が来訪。合併問題について懇談。奈良県の明日香村や福島県の矢祭町のように、助役をはじめ管理職ポストを削減するなど行政をスリムにし、住民の奉仕活動等で住民サービスを維持しようという「単独で生き残る決断」をする気概ある自治体が本来は一番望まれるという認識で一致。基幹業務や職員が広域で一元化されることで、トータルでの人員減やそれに伴う経費の縮減等によって、行政の効率化を狙うのが国の方針。それに対して、自助努力(自己責任)を決断する自治体があってもいい。国はそのために再建団体というデッドラインを設定しているのだから。強制はそれからの話。

経理課で一般競争入札について確認。制限付競争入札と一般競争入札の違いは内部でもあまり知られていないようだ。そういえば、電子入札業務の実施は導入が後発組みだけに、県の事例のみならず全国の成功事例をすべて取り入れた最新方式がとられることを望む。もちろん事後チェック型の工事技術検査室の拡充とセット。

その後、市バスで姫路駅。まねき食品の駅弁「むし穴子寿し(昨年の新製品)」を買い求め、新快速で新大阪。美味。

徒歩で新大阪ワシントンホテル。西本部自治体議員セミナー。公選法・政治資金規正法研修会ならびに参院選取り組みについて。公選法については違反事例についての試験も。私も公選法には多少自信があったが1問ミス。この法律は総務省選挙部が主管するものの、実際の刑事罰等に関する運用は警察庁という法もの。運用基準の一元化がなく、地域格差・運用格差が全て裁量権となる嫌いもある。犯罪は論外だが、政治組織を性悪説で捉える最近の風潮は寂しい。もちろん巨悪はどんどん挙げてほしいが…。

その後、S西宮市議、T明石市議、E加古川市議、K養父市議、T温泉町議、M兵庫総支部組織部長らと懇談。その後、O代議士秘書Iさんらと打ち合わせなど。その後、新快速等で帰宅。

  姫路市社会福祉協議会の事件報道
04/27 (火)

kocchi.gif 姫路市社会福祉協議会の事件で新聞報道。ヘルパー2級の資格を与えるための講習等を行う指定事業者になるための申請を怠ったまま資格認定をしてしまったようだ。昨日の記者発表によると、人事異動で発覚したようだが、人事の滞留はよくないということがこの件からもわかる。それはさておき、さっそく受講者本人から電話あり。議会で詳細が発表される30日まで待ってほしいが、現に業務を行っている方もいるとのこと。死活問題でもある。

申請等を怠った個人の責任と、報告や連絡、相談をする体質の問題は現にあるのでその処分等はあるだろうが、私としては、委託金や補助金の問題を中心に考えたい。

というのも、市議会厚生委員や議会幹部に対して「市とは関係がない」的な説明があったと側聞。どうやら協議会と市との軋轢があった時代もあるらしいが、市の外郭団体として退職職員を副理事長・常務理事に斡旋し、委託金や補助金などで1億5千万円(平成15年予算)を超える公金を支出している。多くの市民・世帯が加入している自治会の会費からも2000万円を超える額が協議会への会費として入っているようだ。

私が言うまでもなく、外郭団体をはじめ市が補助金等の財政的支援をする団体については地方自治法第199条第7項に基づき監査の対象。つまり、「別組織だからとか、民間だから我関せず」でもいかないだろうと思うが…。市との関係云々を含めて、未解明の部分も多いので30日の市議会厚生委員会の議論を待ちたい。この規定に関連して、今後別件でもいずれ問題になることがあろう。「金を出しておいて、後は知らない」は通らない。私が以前指摘した件については多少の改善はあったようだ。不祥事を契機に改善というのは避けてもらいたい。

大雨のためRの運転で姫路キャッスルホテル。第二回合併法定協議会。議員定数問題を扱う小委員会設置を決定。定数規定がないことには苦笑。苦労が伺われる。今後、最大の難題が協議されるだろう。しかし、協議事項以外の話で、香寺町の助役から「事務事業のすり合わせの中で、姫路市の制度を前提とした議論が行われている」という趣旨の話があった。私たちもそろそろ姫路市民の利益を代弁する市議としての原点に立ち返り、「市民利益」という観点に立場を戻したほうがいいだろう。財政シミュレーションを踏まえ発言した方がいいということ。

  社会福祉協議会問題の余波
04/28 (水)

kumori.gif 自転車で実家、事務所、某所。某所では市民の方から相談があった件で調査。噂としては聞いていたが、相当深刻な話。重大問題を確認。最後は私が引き取る。その後、播但線で姫路。

フェスタ地下でリニューアルオープンした讃岐うどんむらさき。カレーうどん。その後、市役所。26日来問題となっているヘルパー2級の資格講習を受けた方が市民クラブ控室に来訪。同僚議員が不在ということで私と厚生委員のK議員で対応。本日の社会福祉協議会による受講者説明会に出席後、市議会を訪問したという。

修了書の回収と再受講のお願い、迷惑補償の話も出たということのようだ。厚生労働省関係者の話では、他県でも申請忘れや実習時間ミス等の事例が数件あったというが、再受講とはせず、受講済みの内容の精査を行ったうえで、申請のやり直しや施設実習の補講等で対応したようだ。私も受講者を救う施策として望ましいと思うが…。いずれにしろ県の配慮を望みたい。

退勤後、市バスで姫路。うず家。銀行・報道・公務関係者らと懇談。メンバーのうち昨日の合併法定協の内容を知る方から、大変厳しい御指摘を頂いた。姫路市民の立場をきちんと主張すべきということのようだが、御自分も比類なき発言力を持たれているが…。大声で臨席から苦情が出る一幕もあった。

  年金未払い問題…
04/30 (金)

puri2.gif 早朝起床。党県連よりポスター作成督促を頂き準備。その後、依頼された資料作成など。

その後、R運転の車で市役所。市議会厚生委員会。姫路市社会福祉協議会(社協)の事件を受けて緊急開会。K局長による経過説明では、社協の高い公益性に鑑み、報告書を市に提出させた上で、特別監査を行うなどの方針説明がなされた。委員からの質問、答弁ともに的確で、市と無関係的な答弁は全くなかった。役員についての常勤・非常勤の有無、報酬、責任については確認しておいてもよかったかもしれない。今日の委員会は無資格者となった被害者が多く傍聴につめかけ、10名以上となって委員会室に入りきれなかったようだ。受講者の権利回復が今後の課題だろう。しかし、社協の一部役員が待機していたようだが、出席要求はなく、調査等を踏まえ、改めて参考人質疑を行うことになった。また県民局に対して権利回復について申し入れを行うことも決った。議長が県民局に出向き申し入れたようだ。


徒歩で手柄の葡萄屋。某氏と昼食懇談。諸情報を教えて頂く。その後、控室で合併議員定数問題小委員のY議員と懇談。私は非小委員だけに私の主張を伝える。多くの他の議員と合併全体について話していて思うことは、本音がありつつも経緯から本音を言えぬというところが、正直なところらしい。

その後、官民境界の件で陳情対応。数時間。法令等に基づき丸くおさまるのが上の策。その後、城見台の防災対策の件で陳情。懇談。

国民年金不払い事件では7閣僚と菅代表の未加入問題もあり喧嘩両成敗的な結末を迎えたようだが、このままで37%の未納率が改善されるだろうか。私にも同僚議員をはじめ、秘書某氏が心配して声を掛けてくださったが、学生時代の低所得認定による免除期間を除き全て納付。ただし、TV等で若者が主張する「制度が信用できないから払いたくない」旨の論旨には大いに共感。現在の制度では、国民年金の受給対象となっても、生活保護の方が高額になる場合もあるという。こんな不可思議な話が報道されていたが、現政権下ではありうる話。若手討論会はキャンセル。日を改めることに。



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