Web版ひであき日記

2003年09月

  震災ボランティアを思い出す
09/01 (月)

kocchi.gif 早朝、起床。姫路駅頭で朝の街頭演説。読売新聞のN記者が衆院選取材のため来訪。私と同年齢とのこと。姫路の市民性についての分析を聞くに同感。市民参画の裾野拡大、お上意識の払拭が課題か。読売も政治部の報道姿勢については民主・自由の合併を恣意的に批判するなどナベツネ方針を感じるが、社会部系の記者さんはさにあらず。頑張ってもらいたい。

防災の日ということで、阪神・淡路大震災関連で、先週の記念防災センター視察、当時のボランティア等について演説。昨日の神戸新聞で知った県民の地震に対する意識低下についても言及。

終了後、姫路駅南口。駅ビルの麺処木八でざるそばをかきこみ、市バスで広畑地区公共埠頭。姫路市総合防災訓練に参加。消防局、消防団、自主防災会などの姫路市関係者のみならず、県、自衛隊、海上保安庁、民間企業など多くの関係者が参加。今年のテーマは「山崎断層、南海・東南海地震を想定した住民参加型防災訓練」というもので、近隣の広畑小学校の生徒さんたちも炊き出し作業や地震体験などを行う。水を入れただけで食べられるという非常食アルファ米の五目御飯を試食。案外美味。最後に、消防艇や消防団、企業消防車の一斉放水で終了。毎年9月1日に市内各所で開催しているとのこと。小学生が倒れ、救急車で運ばれるという事態も発生するほどの酷暑の中での開催。消防局をはじめスタッフの方も苦労されたと思う。

その後、バスで市役所。市役所脇のビストロ・シェ・マツでパスタランチ。美味。その後、過去の包括外部監査の報告書を入手(包括外部監査との名称だが、全てを監査しているわけではない)。中核市以上は外部監査が義務付けられており、姫路市が委任(議会承認)した外部監査人が毎年テーマを決めて外部監査を行っている。事後チェック型行政が次代の行政のあるべき姿だと思うが、内部監査という身内の監査に限界があるのは誰もが知りたること。ただ、行政監査を専門にする会計士や監査法人を知らない。もう少し先の課題か。オンブズマン制度も第三者監査ということもできるが、行政が委託するという意味では違う。内容精査は後日。

この監査の件についてもそうだが、市民クラブのN会長には様々なアドバイスを頂いている。過去の議論や市の仕組みなど全てを知っているわけではない私にとって大変ありがたい。調べるより経験ある先輩議員に聞いたほうが圧倒的に時間の無駄がないのだ。全国には、一人会派で頑張るという議員もいるが、政治・行政経験があっても大変だと思う。私の参議院国対時代の経験は以前書いたが、無所属の国会議員より、非議員の私のほうが情報を知リ得たのが事実。一人会派を貫くという姿勢は大切だと思うが、議員としての仕事ができないという悩みを抱える議員も多いだろう。たとえ議会活動せずとも有権者回りだけしておけば当選するというという姿勢には反対。もちろん思想信条が違うから一人という方は、一人でいい(笑)。ところで、オンブズマンで思い出したが、姫路市にもそろそろ動きがあるようだ。

さらに、他会派議員と情報交換。行政執行が歪められた事例を説明してくださる。知っているなら、自分で公開し、問題点を明らかにしてもらいたいのだが…。

残業後、まるよし本店で旬のサンマの塩焼き、唐々鍋9番。店員の皆さんからまかない御飯を頂く。感謝。明日からの議会に備え早めに就寝。

  9月定例議会開会!!
09/02 (火)

box.gif 9月定例議会開会日。播但線で姫路。適当な市バスがなく徒歩で市役所。残暑というより酷暑。到着後も汗引かず。10時から本会議に出席。市長、議長、新助役、新局長などの挨拶の後、議事進行。

ドーム特別委員会の廃止、土地買い戻し議案の総務経済委員会付託を決定。「土地取得の予算が企画局の所管外」なのでドーム特で議案を審議するのは適当でない〜西播磨の玄関口にふさわしい施設をすみやかに整備せよとのM委員長(共産党)の報告。更に各担当から提出議案の提案理由説明。散会後、地下職員食堂の弁当。

その後、会派総会。新聞報道もあった市立幼稚園への脅迫状送付問題について、会派のM文教委員長からヒアリング。更に、市議会各派代表者会で議論されている海外視察問題を議論。当選1回の議員を除外して派遣するという珍提案は消えたようだが、廃止論を主張する会派があるようだ。何回もわたって議論し、また論点が明快なだけに民主主義の原点たる多数決の時期だと思うが…。

その後、タクシーで市民会館。朝日橋の渋滞で遅着。姫路の南北分断を改めて感じる。姫路市NPO法人協議会にオブザーバー出席。市民会館の支援室は立錐の余地なし。市民参画室への状況説明の様子と、行政とNPOの協働体制構築のための仕組み作りに頑張りたいと挨拶。個別の陳情は遠慮したいと付け加える。中播磨県民局のNPO担当のKさんも参加。行政の立場を中心に発言される。先行する県の姿勢は井戸知事の協働への取り組み姿勢。私としては個別部署への陳情も行ったが、総務経済委員会という正式な場でも協働についての取り組みを求めた。市長の政治決断がまたれる。

途中退席し、再度市役所の議員会議室。平成14年予算を中心になって編成した方を招き、超党派の勉強会。法令根拠、財政指数の解説を中心に市の財政状況を説明してくださる。地方交付税の算定にかかわる基準財政需要等の専門的分野について質問。的確な解説に驚く。市債残高の逓減、起債制限比率等の改善はこの方の能力に負うところが多かったようだ。黒字誘導のの仕組みについて気付く。妙に感心。自治体だから取れる策。参考になる。担当者が変わったと聞くが、来年度以降の予算編成でもその手法が続くか。9月議会では議会の決算認定そのものより、予算編成にいかすという視点で決算に取り組まねばと思う。

その後、議会改革案について調整。更に、会派控室で事務作業。退勤後、Iくんとふく鳥小溝筋店。最近満席続きであったが、ようやく入店。更に大手前通り沿いに移転した善兵衛など。旧知の店員さんが退職とのこと。残念。帰りの播但線車中をはじめ夜だけで10人以上の知己と遭遇。姫路は狭い。

  決算調査で残業
09/03 (水)

kumori.gif 妹R運転の車でM代議士事務所。K県議と衆院選、民主党総支部運営について打ち合わせ。終了後、徒歩で市役所。道路建設課のO課長を訪問。都市計画道路建設計画についてヒアリング。街路建設課のN課長も合流し、実際の図面を見つつ、建設計画、着工年度、財源、移転補償等について説明を受ける。その後、議会事務局のK議事課長と打ち合わせ。

市役所北のカフェドパンセでかつめし。御飯の上にとんかつをのせ、ドミグラスソースをかけて食す。その後、会議室で市民クラブと連合姫路地協三役の皆さんとの市政懇談会。市長の公約実施状況については厳しい意見も。選挙戦のねじれ等については是々非々から解消に舵が切られたようだ。N労のKさんとも打ち合わせ。

その後、臨時会派総会。ドーム特別委員会の廃止に伴う特別委員会の新設問題、決算特別委員会の人事等について議論。途中、民主党のM代議士の支援挨拶。その後、決算関係議案、所属委員会付託議案について調査。河川が下水道局の所管であったりと勉強になることも多い。

民主党本部NPO局のI副部長から、県事務関係の依頼。快諾。その後、議会に提出された議案の簡単な説明等をHPにUP。22時前の終バスに乗り遅れ、更に23時すぎまで残業。

決算は国会(衆議院)に常任委員会として決算行政監視委員会が存在するように、行政監視の一面もある。議員の逐条的検査が難しい以上、監査が重要。外部監査の充実も将来的課題と思う。これについては、他の自治体でも先進的取り組みが見られないが、莫大な予算がかかるだけに難しいのが真相。3500億円規模(姫路市)の会計を監査法人が監査したらいくらかかるのか。恐らく相当な出費。会計検査院的な監査事務局が理想か。同じ国家公務員とはいえ、中央省庁でも会計検査院の検査時には、緊張感があったのを思い出す。

徒歩で姫路。夜半にもかかわらず暑い。駅前のローソンでカレーパン、野菜ジュース。終電で帰宅。

  政治屋ならぬ政治家たらん
09/04 (木)

box.gif 播但線・市バスで市役所。エレベーター前で姫路市連合婦人会のM会長と遭遇。環境問題について立ち話。資料も頂く。

議会事務局で提出議案の付託委員会の確認。本会議質問の質疑通告日のため、質問取りなどで職員の皆さんの姿多し。市民クラブからは、T幹事長、A議員が質問予定。会派内の意見交換をはじめ、打ち合わせ済み。鋭い質問、夢ある提言があるだろう。介護保険課を訪問後、産業局のK商工部長と観光振興について懇談。その後、市役所南の長浜ラーメン一番でチャーシュー麺。

その後、O副議長より平成13年度決算の主要施策・基金運用状況報告書を頂く。決算審査に役立てよとの言葉も。

その後、合併問題について、新市将来構想策定小委員会での議論について、多少の問題ありとの話(町側委員に「姫路市は合併後どんな施設をつくってくれるのか」云々)を聞き、実情調査のため合併推進室を訪問。I主幹、K係長からヒアリング。杞憂。安堵。ただ、合併後の議員特例等については認めるべきではないとの立場をしかるべき時に主張するとの私の立場を説明。市民利益にならない合併なら不要。シュミレーションを見れば、身勝手な議論は認められない筈。地方交付税の減額などを町民に説明する責任は町側にあり。その後、経理課のN課長を訪問。政策提言の一つである電子入札等について懇談。入札制度について核心をつく話を拝聴。感心。

その後、児童福祉課で「保育所入所の手引き」を入手。そろそろこの子育て支援問題にも着手せねば。

更に、支援者の紹介と称する方が議会控室に来訪。個人的要望かつ行政執行を曲げかねない要望。公共の福祉のためならいざ知らず、個人要望に基づく口利きはしないと選挙前から断言しているのだが…。選挙の際には私を知らなかった方に限ってその種の要望を仰る(笑)。政治家を使えばどうにかなる、かの如き誤った認識は捨ててもらいたい。そんな政治の時代を終わりにする、政治屋ならぬ政治家たらん。

退勤後、徒歩で姫路駅。昨日が今季の姫路最高気温とのことだが、今日も汗だく。Kくんと立町の焼鳥元輔。諸改革について熱弁を奮う。若手の奮起も期待。その後、某金融機関専務理事、O弁護士らと懇談。

暴走族の爆音響く駅前を通り播但線で帰宅。煽り禁止条例の検証云々の問題もあるが、市の権限を越えた問題であることも確か。警察の機能・組織、ひいては日本全体の治安の問題。石原都知事は歌舞伎町をはじめ都心部の犯罪温床、外国人犯罪等に熱心。一定の効果をあげている。ところが国レベルの取組みはスピードが遅い。

  子育て支援問題にも着手
09/05 (金)

puri.gif 事務所で日程調整、入力作業など。議会、党務、地域の各種役員活動と様々な任務を頂いている。家庭奉仕活動がないことだけが独身の特権か。最近、その点についての質問多し。返答に窮する。姫路を訪れてくれる友人、議会関係者、観光客案内用のお店一覧を作成。

その後、播但線で姫路。フェスタ地下の四川ラーメンでゴマ味噌坦々麺。260円と安価。更にコロちゃんコロッケ。50円。ミスタードーナツで各種ドーナツを買い求めた後、市役所。体重増も鑑み、自分では食さず。元々買って満足するタイプ(笑)。

その後、健康福祉局児童福祉課を訪問。子育て支援については私の重点政策の一つ。K課長、M係長から待機児童、保育所問題、更に今後の保育行政についてヒアリング。資料も頂く。父の話も出て苦笑。職場は窓口業務に追われ混乱気味。残業も多いようだ。業務の平準化については先日も書いたが、いずれ強く言わねばと思う。

その後、同僚議員、事務局の職員の方らと会派控室で雑談しつつ、各種書類・原稿作成。私の食べ歩きの話題も出て苦笑。「安くて量が多い」という条件が私の基準だけに、他の人には参考にならないだろう。ただ、食べ歩き部分が楽しみという支援者の方も多い。本業ではないが、今後も続けたいと思う。党本部から依頼の月間民主原稿だが、締切間近。各種業務もあり進捗せず。

退勤後、市バスで姫路。小溝筋の姫路TMO構想 http://www.himeji-cci.or.jp/tmo/ による店舗の状況等を見つつ綿町のゼブラ。神戸新聞にも掲載のアフリカ大使館に勤務していたシェフが開店した店。アフリカ風にアレンジした料理だが、アフリカ料理ではない。シェフは増位中学の先輩とのことで驚く。Kさん、Yさんと懇談(第10回市政懇談会)。議会改革等については新人だからこそ取り組めるテーマと激励を受ける。

終了後、播但線で砥堀。後輩のMくんとまるよし。唐々鍋14番。このあたりの番手になると通常の辛い物好きのレベルを超えている。

  全選挙区擁立に向けて
09/06 (土)

hare.gif 播但線・新快速・タクシーを利用して神戸の民主党兵庫県連。常任幹事会に出席。大詰めを迎える衆院選候補擁立問題について侃侃諤諤の議論。これまで候補者空白区であった2区・4区の候補者が決定。残すは9区(明石・淡路)のみ。二大政党制をめざすことは私が政治を志した大きな課題。与党との選挙協力をめざす連合五党協は有権者に理解されるのか。全選挙区での候補者擁立は政権を目指す野党第一党として当然。散会後、県連事務所のパソコンで作業。

その後、三宮阪急西口高架下の瓢たんで餃子。メニューは餃子・ビール・焼酎の3品のみ。入店するとすぐに「何人前と聞かれる」。昔の自家製餃子を思い出す。南京町の皇蘭で立ち食い豚まん。

更に、神戸市教育会館で開催の連合政策フォーラム総会に出席。決算報告等を了承。連合五党協については形式だけ存続の運び。元県連職員で宝塚市議のTさんと懇談。

散会後、新快速、神姫バスを乗り継ぎ砥堀小学校。生活体育ゲートボール大会の事前準備。校庭のライン引きなど。終了後、生体役員でJOYFULなるファミリーレストラン。学校、子ども会、教育委員会にかかる件について情報交換。全国で不祥事が多発。姫路も例外に非ず。

その後、疲労蓄積により自宅で休まんとすると、M中バレー部に所属するTくんよりバレーボールを教えてほしいとの要請。頼まれれば断らない。体育館にて、ママさんバレーチームと合同の練習。最後は試合形式も。

  猛暑の中のゲートボール大会
09/07 (日)

hare.gif 早朝起床。生活体育のゲートボール大会。老人クラブ、婦人会、子ども会をはじめ高校生らの参加もあり盛況。選手並びに審判参加。ゲートボールも奥深いゲーム。第一ゲート通過でつまづく(笑)など、高校生チームにも敗北。

この日も30℃を超える酷暑。前日深夜までのバレー指導と合わせ、かなりの体力消耗。知らぬ間に発熱。生体役員のご婦人方から中学校給食に関する質問&要望。来年度からの実施予定との噂ありと。最速17年度と説明するも不満顔。未だ反対の方も存在する中で、選挙の結果、遅れていた政治課題に踏み込んだことを評価してもらいたいのだが…。今後の進捗状況は私のHPで、と伝える。更に他のPTA役員から住民トラブルについて相談。表彰式、町民運動会の打ち合わせの後、散会。

自宅で福崎町特産のもちむぎ麺を食べ、休息。その後、WINK9チャンネルで放送のウインク情報局なる番組を視聴。増位ベアーズ20周年記念大会の模様を放映。開会式、監督インタビューの場面で登場(笑)。明日の街頭演説に備え、薬を飲んで早めに就寝。

  衆院選、臨戦態勢へ向けて!!
09/08 (月)

puri2.gif 早朝起床。大河内町議選では神戸新聞に共産現職落選の見出し。妹Rの恩師のご主人は当選。

播但線で姫路。駅前で街頭演説。途中、見知らぬ方から挨拶を受ける。なんと当ホームページ掲示板で昨年以来建設的な書き込みを多く頂いている「通りすがりのNさん」とのこと。わざわざ通勤通路を変えて立ち寄ってくださったとのこと。大いに感激。今後も引き続いての書き込み&支援要請。

議会開会案内と決算黒字誘導の説明などについて演説。今日も畏兄Yさん、K事務局長のビラ配り応援を頂く。感謝。先週に引き続き読売新聞N記者の取材も。

終了後、畏兄Yさんと懇談しつつ徒歩で市役所。会派総会後、本会議に出席。市民クラブのT幹事長をトップバッターに9月定例会の質疑開始。順次メモを取りつつ拝聴。

昼食休憩時、地下食堂の弁当を食べつつ、プレス民主原稿を脱稿。更に事務局の会派担当Iくんに議場の着席写真を撮影してもらう。感謝。その後、再開後の本会議に出席。

今日の本会議では、交通事業会計(特に市バス事業)、パブリックコメント制度や住民参画についての質問が多かった。ただ、数値やデータに関する質問では、注意しても数字を書き漏らすなど、改めて速記の重要性を感じた。この議事録が2ヵ月後では…。質問も答弁も、再質問以外はほぼ原稿と同様。確定でない速記録については難しいことだとは思えない。某議員曰く「ビデオを見て再度チェックすれば確認できるが…」。ただ議員の仕事に非ず。また、質問時間を大幅に残して終了する例も。質問時間の細分化は現行制度でも可能。残念ながら居眠りが多いという現状は、ある意味では鬼気迫る質疑応答ではないという証左。会派内で考慮すべきことだが、年一回程度の本会議質問だから気合が入るという説もある。もう少し経験してから議論すべき課題か。

散会後、質問を終えた市民クラブのT幹事長に相談&お願い事。善処して頂く。感謝。

その後、M代議士事務所で総支部幹事会。国・県・市各級情勢報告の後、衆院選対策を中心に連合5党協などの問題についても議論。具体的な要請等も。今週から私も市内各所の街頭で市民の方と顔をあわせることになると思う。いざ出陣。
そこで、O秘書から「竹内くんが街頭演説をしていると思って家を出て見に行ったら、別人だったのでがっかりして家に入った」という支持者の方の話。詳しく聞くまでもなく、私と同姓で某党に所属する方と間違ったとわかる。かなりイメージも異なるようだ。最近、このネタで冗談を言う方も多い。本当に間違われたら困るのだが…。

最後にI副代表から老人福祉施設等での恣意的な不在者投票誘導について具体例をあげて対応提案。施設管理者の公平な立会事務執行については、厳しく監視すべき。

2時間半を超える会議は21時過ぎに終了。明洋軒で夕食後、帰宅。

自民党総裁選挙では、友人で小泉陣営に属する某秘書より、某候補陣営では、もみじ饅頭持参でローラー(党員戸別訪問)を行っていると。真偽のほどは定かではないが、「公選法関係なし」とはっぱをかける陣営もあると新聞にあった。さもありなん。

  9月定例議会、一般質問2日目
09/09 (火)

box.gif 播但線、市バスを乗り継ぎ市役所。9月定例議会、一般質問2日目。不適切発言や面白い表現もあり苦笑の連続。昼食は駅南大路沿いのたくみで豚骨醤油ラーメン。午後も質問&答弁を拝聴。報道対象となるような答弁を伴う質疑応答は少ないか。散会後、まず市民クラブの同僚であるT幹事長、A議員の質疑応答要旨を掲示板にUP。他会派議員の質問・答弁についても順次事項別に集約。

その後、民主プレスの原稿修正修正ついて党本部広報のIさんと打ち合わせ。退勤後、関係者と駅前の魚民で反省会。施政方針等について議論。やはり皆さん同様の考え。

その後、選挙の際にお世話になったIさんとヒロ。美味。リサイクル関係のIさんと共に懇談(第11回市政懇談会)。政治のあり方についての貴重な提言、示唆を多く頂く。感心。日ごろの疲れから解放される。ただ、顔に疲労感あり、任期は4年、成果を急ぐなとも。自分としては要望、提言等の実現に向け、周到な準備の上取り組んでいるつもり。同じことを実行するにしても早ければ波風高し、か。

議会事務局臨時職員の女性から「ホームページを見て笑ってしまいました」との話。関係者を中心に広まっていることは感じるが…。竹内に話せば、全てホームページに掲載されるなる風説の流布もあるようだ(苦笑)。情報をHPで公開しないようにとの念押しをされることもある。情報入手ソースとの信頼関係は守る。表現者として当然の姿勢であるし、信義は絶対に守る。

  本会議一般質問終了→委員会付託
09/10 (水)

akubi.gif 体調芳しからず。妹Rの運転で市役所。会派で打ち合わせ。昨日の本会議での不適切発言修正の件について報告あり。出身校について多くの同僚議員からネタにされる。苦笑する他なし。

その後、本会議に出席。議長による昨日の発言修正許可の後、定例会一般質問3日目。他会派の新人N議員やK議員の質問も。それぞれ質問分野に特徴が出ており面白い。昼の休憩時に地下職員食堂の弁当。Y相談役と執行機関側の答弁登壇基準について打ち合わせ。念押し。ただ議会そのものが独立している国会と違い、外局へ赴任しているという形の議会職員の方々に執行機関側への要求に関係させるのは酷か。一生議会人ならば別だが。

休憩後の答弁で3日間、名目13時間にわたる一般質問が終了。議案は委員会に付託。散会後、U建設局長に答弁数値の確認。

その後、一般会計決算特別委員会に出席。市民クラブのY議員が委員の互選(異議なし)で委員長に就任。S助役、T収入役の挨拶の後、Y委員長から審議手順等について説明。課長の直接指名を行うため、出席者の座席表を助役に要請。使った公金の執行に最後まで責任を持てということのようだ(居眠り対策という噂も)。

終了後、会派控室で本会議質疑応答について要旨作成。「よくメモがとれるね」と多くの方から聞かれる。思えば、民主党本部時代に衆議院国対の議事録作成で鍛えられたから。また当時と違い、聞き漏らしたところは、今日の様に再度聞きに行けば教えてもらえる。完成後、ホームページの掲示板にUP。本来は政治的な立場のない第三者や報道による公開が望ましいと認識。議員の仕事に非ずという批判を頂くこともある。ただ新聞報道では、昨日がモノレールのモニュメント活用、今朝が出光跡地利用の記事のみ。市会に関する記事なき新聞も多い。他記事との優先度や話題性で採用記事を決めるのは商業メディアとして当然。ただ、議事要旨を見ていただければわかるように市会も市民生活に関する重要な質問&答弁も多い。情報公開により市民の関心が高まり、参画につながれば、議員として役に立っているようでうれしい。(全文による質問・答弁内容、発言者等にについては、11月末に発行予定の議事録で再度確認してください)。

O副議長より、なぜ日記に食生活の話題も入っているのかという素朴な質問あり。返答に窮する。雰囲気的に「播磨うまいもん探偵団の団員です」とも言えず(笑)。

その後、市役所内の市政記者クラブで神戸新聞のT記者と懇談。当日記で過去書いたドーム土地買戻し議案の「根回し」について質問される。取材素材として利用したようで賛否両論ありと。思わぬ分野での活用に驚く。全て平場の委員会審議でという話は理想。イギリス議会では官僚と政治家の裏の接触は一切禁止されている(三権分立の徹底)。

ただ、私は提出議案の重要性を確信するなら可決に向けた努力をするのが政治だと思って仕事をしてきた(国会では汗をかくという言葉がよく使われる)。法案を通したいという熱意で野党議員にも熱心に日参して内容説明や説得を行ってきたキャリア官僚を見てきた。彼らも努力しているんだな、汗をかいているんだなと思ってきた。その経験から根回しを癒着として排除する発想はなかった。根回しを否定する非常に見識ある方もいると聞いて驚く。根回しの見返りが執行を歪める口利きという結果となれば何の意味もないと。そちらが正論。私の負け。

斯くなる正論を主張する勇気ある識者が多数存在するならば、堀川市政以後の秩序(議会と行政の関係)が変わらぬのは何故か。それはそれとして、両者を規律ある関係とするため行政側に献策するのもいずれ必要か。ただ、今、私には判断する材料が少ない。正論を主張する人が誰かも知らないのだ。

市長の権限がどれほど議会に優越しているか、地方自治法を見れば明らか。根回し=癒着という見識ある方は、これまでの関係を解消すべく血を流しても自助努力をすべき。関係継続、根回しなしというならモチベーションがないだけ。

先日の党の会議で地方議会では「何を言うかではなく、誰が言うかの方が重要」との意見が出て、若手議員が皆納得していた。政治を歪めるのはこの発想に毒された輩。

ただ、数の論理が通用する分野や当選回数が基準となる例は別として、人の軽重を計り対応を変えるような人間がいるのも確か。Aが公式に請求しても存在しないといっていた文書がBの請求では出てくる。こんなことは国会でもあった。すぐバレる(笑)。

自民党総裁選を見れば、時代が動いているのがわかる。野中さんは負けた。派閥ボスの締め付けが効かない時代なのだ。同一選挙区の地方議会なら尚更だ。政策実現=市民利益となるなら賛成する、不利益になるなら反対する。誰が言うというより、全てとは言わないが、真理の優先度を高める努力をしたい。

明後日開催の総務経済委員会はドーム土地買戻し議案が新たに付託され、地域経済再生プランの所管項目が特別委員会にいってしまった。これが現実。さて、ドーム土地議案の買戻しについて、党内の議論も踏まえ今議会で立場を鮮明にしたいと思う。年間1億5千万円もの金利負担が明らかな以上、継続の連続はNOだ。

20時過ぎ退勤。姫路駅前新興書房脇の渡辛来屋で冷しカレーうどん。温泉卵をトッピング。初の冷しカレーうどん。岡野パンの系列とのこと。強い麺のコシに驚く。播但線で帰宅。久方振りにサンTVで阪神戦を観戦。サヨナラ負け。残念。

妹のパソコンで当日記をつける。難題だけに推敲を重ねる。関係者とのキャッチボールを目的につけていては意味がない。日記では表現できないことも多々ある。懇談会の開催を申し出てもらいたい。

  急げば波風高し
09/11 (木)

puri.gif 事務所で送付されたメールに返信など。
宝塚のT市議より電話。富士通の日経新聞全面広告に姫路市のスマイルステーション(駅前市役所)のことが掲載。是非、ヒアリングしたいと。駅前市役所のK課長補佐を紹介。姫路が先進都市として民間の費用で宣伝されている。ある意味ではH前市長の功績か。

播但線、市バスを乗り継ぎ市役所。昨日、本会議質疑が終了し、議案が委員会に付託。文教委員会を傍聴。市民会館の6、7階に設置される青少年センターや埋蔵文化財センターについての質問など。創夢会のK・Y議員からは、膨大な説明資料の事前配付の要望も。今日資料を見て、今日採決では、深い審議ができないと。他の議員も私と同様の感想を抱いていたようだ。民間出身らしいコスト削減の主張等もあり感心。市立幼稚園の4歳児童の受け入れ問題については、民間保育施設との競合について、丁寧に施策の実行を進めていると感じる。児童の福祉・教育の観点というより、厚生労働省・文部科学省の所管争いの中で独自の政策が打ち出しにくい分野。ある意味では国の政治主導の課題。

昼休憩時に、合併推進室から委員会説明資料の事前配付。確かに委員会で要望したが驚いた。聞けば、合併特別委員会のS委員長の指示とのこと。細かいことだが、着実に前進。

時間がなくローソンで、カレーパン、肉まんを買い求め、昼食。その後、会議室で新人議員の集まりである03会のメンバーと懇談。本会議初質問の感想など。持ち時間の細分化の話題も。私も一つのことを提言。創夢会のK・M議員からは学校校庭への芝生導入について写真を交えた解説。PTAの協力をはじめ様々な課題があるようだ。

散会後、議会事務局のU総務課長と懇談。大きな政治目標を中心に語る。政治参画の先鞭たること。政治をよくしようという人間が、夢や志、能力だけで議会で活動できる仕組み作り。

最近、何を急いでいるのかと心配して下さる方も多い。急げば波風高し。それは知っている。急ぐ理由がある。

市政記者クラブで神戸新聞のU記者、幹事社の産経新聞K記者と電話で打ち合わせ。更に、会派控室でK議事課長と打ち合わせ。多くの方から助言やアドバイスを頂く。

更に、誰もいない控室で明日の質問準備。やはりドーム用地にの買戻しについては厳しい質問で当たる必要がある。財源問題等は、会派の他議員に任せ、金利問題を中心に調査。土地開発公社の残高・金利等について、実情との乖離を調査。細かい数値、事前確認の必要もあるので事前通告とも思うがいかんせん夜間。

退勤後、父と合流しヤマトヤシキ南の十七八でおでん。更に、姫路城で開催の観月会に参加。初の参加だが、極めて大くの参加者に驚く。お茶席でT病院の皆さんと懇談。表千家のボランティアの方、知人、友人ら20名ほどの知己と遭遇。酔人も。世界一という激辛唐辛子を試食させられる。辛さには自信があったが…。落涙の辛さ。議員や市役所関係者とも歓談。イベント集客の重要性を実感。

散会後、駅前の竹樹。親子で将来的について懇談。

  旧ドーム用地買戻し議案委員会可決!!
09/12 (金)

kocchi.gif 早朝起床。新聞で市議会厚生委員会で問題発覚との記事。市幹部のゴミを公用車で個別収集と。不自然な事象。

姫路駅南口で朝の街頭演説。旧ドーム用地買戻し議案への賛成方針、自民党総裁選などについて演説。M代議士、K県議ほかM代議士秘書団も参加。定例は月曜朝7:45からだが、市内全域に拡大する方針。場所柄、市役所職員の方も多い(笑)。

演説を聞いたタクシー運転手のMさんから、「JR姫路駅南口1Fのトイレが高架に伴い廃止。ドライバーのみならず観光客も利用する施設。なんとかならないのか」との要望。後ほど、会派の鉄道高架調査特別委員会のT議員に尋ねると、JRは設置しない方針。どこの駅でも同様の方針と。大いに驚く。セブン−イレブンの新人研修時に「コンビニは社会の公器。トイレは貸すもの」と教えられたことを思い出す。設置するなら、外部に行政がつくればよいとの姿勢のようだ。改めて設置を要望。

終了後、M代議士に市役所まで送っていただく。地下喫茶室で質問の最終確認。旧ドーム用地買戻し議案以外には特段の懸案はない。

10時からの総務経済委員会に出席。金利問題、一般的な公社からの土地買戻し時期等について質問。所管局ごとの審査だけに、一般的な金利問題については企画局長に答弁を求められず。次いで行われた総務局の審議の際に担当理事に質問。多少専門的な予算に関する数値の問題だけに残念ながらその場では答弁されず。他の議員から「それぐらい答えろ」との厳しい指摘も。私としては、答弁は難しいだろうと思った上で聞いただけに困った。その後の休憩時に会派控室で改めて回答を頂いた。本来的に、質問要旨の事前通告は説明資料の事前配付とセットと認識。資料の事前配付がない以上、通告の必要なしという厳しい考えに立つのも理解してもらいたい。いずれにしろ、改革は一歩ずつ。今、着手できる問題ではない。

ただ、土地開発公社が所有する土地だけで年間6億円もの金利負担が発生しているという事実を確認答弁してもらった。ドーム以外用地についての事業計画の早期立案による早期買戻しと不要土地の早期売却ということは、委員会ではなく少し大きな場で市全体に要望したい。デフレ下での早期売却は損という答弁も予想されるが、複利での利息は雪ダルマ式。悠長なことは言っていられない。

昼食時も時間なく、ローソンで焼きそばロール、ピザまん。最終的に付託議案については全て賛成。土地の買戻しについても全会派が賛成。経済産業委員会に付託替えをした時点でこの流れは決った。本会議での可決、執行によって市民負担が減少する。経緯云々より結果。

支援者のIさんから飾西の播磨陶芸村について見学要望。同施設については、姫路観光に一役買いたいという心意気で開設とのこと。寡聞にして知らず。後日見学予定。

退勤後、N労姫路分会主催納涼イベント。約100名の参加者を前に、ドーム用地買戻し議案賛成の報告を含め挨拶。その後、おでん、焼そばなどを頂きながら懇談。阪神・中日戦のプロジェクター投影による観賞も。熱血的な阪神ファンのK分会長の応援むなしく逆転ならず。優勝はお預け。Y元分会長の二胡、M前副分会長・N事務局長のギター演奏も。散会後、分会事務所で連合兵庫、五党協について懇談。終了後、福崎在住のNさん、N2さんに自宅まで送って頂く。感謝。

  名前ぐらいは上手に書きたい!
09/13 (土)

hare.gif 神戸新聞に姫路市美術展入賞作品の発表あり。私の愚妹Mも書道の部で商工会議所会頭賞を頂く。知人よりお祝いの電話も。ただ本人は満足した様子なし。曰く、慢心せず更に上位を狙うと。自宅にて書道教室を開設する妹だが、その力量の客観的水準を知らぬ私。大いに驚く。

妹Mと共に播但線で溝口駅。マイクロバスで香寺町立香寺荘。妹の師匠K先生からの案内もあり、香寺書芸会香墨書展を見学。

私が小学3年の時、1年の妹と同時に書道教室に通いはじめたが、私は才能無きを理由に途中でその道を断念。方や妹は以後もその道に邁進。

会場内の多数の作品を閲覧も、私のレベルでは優劣をつけるべくもあらず。全てが達筆。妹は香寺書芸大賞・大井流月賞なる最高位の賞を頂いていた。事前に言わなかったため大いに驚く。日展会友で今回の審査員岩永栖邨先生からも激賞の言葉を頂く。

引き続き開催の授賞式では、恩師のK先生、H香寺町長からお祝いの言葉。妹が受賞者を代表してお礼の挨拶。私も大いに緊張。親バカの如し。同テーブルには、姫路市美術展市長賞のF先生をはじめ、書道会の大物ばかり。参加者署名簿に自分の名前を記帳する際、皆さんの達筆振りに緊張のあまり字が震える。高校在学中、書道のK先生に「名前だけは上手く書けるように練習せよ」と指導していただいた言葉を思い出す。皆さんから、妹さんに習えばとの言葉(笑)。

引き続き開催の祝賀懇親会にも出席。香寺町長と合併問題について懇談。前回よりも更に詳細にわたり議論。詳しくは触れられないが、合併についても議会主導で論理の転換をはかる役回りが必要か。姫路市の立場で、メリットがあるか。この言葉が頭に残る。

  陸上自衛隊姫路駐屯地創立記念式典
09/14 (日)

hare.gif 母運転の車で広峰の陸上自衛隊姫路駐屯地。1951年の警察予備隊姫路駐屯地発足以来、52年目の創立記念として姫路防衛協会と陸自第三特科連隊共催の記念式典が開催。M代議士、I市長、K県議のほか多数の姫路市議、近隣首長、遠くは明石のK県議などの参加も。

式典の後、習志野駐屯地に常駐する第一空挺団(陸自最強)によるパラシュート降下、攻撃ヘリ・爆撃機に対する高射砲攻撃など酷暑の中の訓練を拝見。空砲ながらその爆音には他の参加者者と共に大いに驚く。まさに鼓膜が破れんばかり。その他にも実際の戦車や武器の展示、模擬店の出店等もあり、隊員家族や近隣住民のふれあいの場でもあるようだ。

現在、東チモールで行われている国連PKO部隊にも当駐屯地から14名もの隊員が派遣されているとのこと。国防、災害派遣、国際貢献という極めて重要な活動が三本柱となっている自衛隊だが、一般国民との距離はまだ感じる。隊員家族だけでなく、更に広範囲な地域とのふれあいが求められる。

その後、会費制記念会食に移行。現役隊員、OBの皆さんと懇談。制服組には文民統制の原則で政治における権力行使ができないわけだが、最近の稚拙な国会論議を見ていると、彼らの中に不満を持つものがいてもおかしくないと思う。フィリピンのように青年将校が決起する国ではないが、政治の貧困を嘆く議論が忌憚なき意見表明の場では行われているだろう。もちろん今日斯くなる議論はない。広報担当のHさんと日本国際交流センターが主催するアメリカ訪日議員団の施設見学要請。快諾して頂く。


他の参加者から「竹内くんが出席するとは驚いた」なる発言あり。民主党所属、日ごろの質問姿勢から、思想的偏向ある者と認識か(苦笑)。私は学生時代からネオコンとも言われるI防衛長官の知人。彼が震災後の神戸を訪問した際、現場を案内したのも私。憲法上、自衛隊のおかれている矛盾点を理解する一人だが…。更に「政治は経験がないとわからない。自重せよ」的な言葉も。先輩風を吹かせ説教するときは、相手のその道の経験等を調べてから言うべきか。後輩に指導する癖もある私にとっては、まさに他山の石とすべき。彼には「経験を積んだ人は、物事がこうであるという事を知っているが、なぜそうであるかということを知らない」というハイデッガーの言葉を紹介しておこう。「ひとりでは何もできない。しかし、ひとりがはじめなければ何もできない。そのひとりになろう」を改めて肝に銘じる。

散会後、駐屯地内の各施設、展示場などを見学。太平洋戦争時の国防婦人会水上村支部の展示なども。終了後、同僚のK議員に途中まで送ってもらう。感謝。神姫バスで市立美術館。姫路市美術展を観賞。作品を拝見するに、知人の作品多し。割合も相当高い。大いに驚く。

その後、姫路動物園、三の丸広場を散策。移転・廃止説もある動物園だが、動物とふれあう子供たち、親子連れの姿を見て、ここを訪れた幼少時を思い出す。必要な施設。入場者数の低下も言われるが、もう少しきれいにしてあげたい。

その後、みゆき通りの電博堂。電博堂とはNPO法人コンベンションサポートが運営する事務所。姫路の街づくり、中心市街地の活性化に積極的に取り組んでいる。I県知事とI市長による中播磨県民局主催「さわやかトーク」。NPOメンバー、Y商工会議所会頭、県会議員、飛び入り参加のM代議士と共に、特に中心市街地の活性化について議論。I市長からは、「NPOは組織化したやる気ある団体。観光・宣伝・元気などのアウトソーシングの対象にもなる。市民参画室や経済再生室をカウンターパートとして行政運営でも協力して取り組める」との挨拶も。商店街関係者、市役所幹部職員が傍聴する姿も目立った。その後、傍聴に来ていた呉服業を営むTさんと西二階町の東來春。更に御立東のノルディスカでコーヒー。マスターも加わっての政治談議(第13回市政懇談会)。終了後、自宅まで送って頂く。感謝。

  黒田官兵衛特集に感動(&阪神優勝)
09/15 (月)

姫路市文化振興財団が編集・発行するBanCul(恐らく播州カルチャーの略)なる季刊誌を拝見。毎号一読する程度であったが今号は戦国武将、姫路城生れの黒田官兵衛特集。全頁くまなく深読。時に司馬遼太郎の「播磨灘物語」をひきながら、官兵衛の播磨との縁について詳細に調査・分析。三木の別所長治、有岡の荒木村重など随分懐かしい名前も。久方振りに楽しい時間。興味のある向きは是非書店へ。

その後、阪神・広島戦のサンテレビ中継を見つつ事務作業。最近、議会・各種イベントが続き、日程管理さえできぬ状況。赤星のヒットでサヨナラ勝ち。思えば18年前も自宅でサンテレビ中継を見ていた。感慨深し。更に、ヤクルト敗戦によりセリーグ優勝。自宅に戻り夕食をとりつつ深夜まで優勝特番を観賞。

  議会は姫路の縮図!?
09/16 (火)

kouji.gif 播但線・市バスを乗り継ぎ市役所。ドーム特に代って新設された市議会地域経済再生プラン特別委員会を傍聴。まず、平成16年末を目途に最終報告を目指す地域経済再生プラン検討懇話会の設置に伴う補正予算の審査や委員構成、スケジュール、また姫路市の各種経済指標などについて議論。委員構成・月一程度の開催回数は定番としても、第一回の議事要旨を拝見するに、中国の生産性は低く日本経済に大きな影響はない云々。早速製鋼会社出身のY議員から、この認識は違うとの指摘も。実体経済を知る中小企業の経営者も加えるべきという意見も出た。当然の指摘か。僭越ながらこのままでは従前の活性化策同様の答申か。公募委員も募集するとのことだが、従来の募集方法である広報ひめじ・インターネットだけでは、任意合併協の新都市構想策定小委員公募と同様、応募少数になりはしないか。いずれにしろ、重要な問題なので策定後の地域経済再生対策室を中心とした具体化に期待。構想より実践。

散会後、議会事務局のI局長、U総務課長に各種依頼&懇談。最近、公明党や共産党を除く無党派地方議員が増加し、党以外に会派を中心に運営される議会が地方都市を中心に見られる。その中でも会派拘束がないのがトレンドのようだ。拘束があっても会派としての態度を決定はするが、最後は個々の判断に任せるというところも多い。

国や県、政令市の議会とそれ以外の議会(姫路市を含む)が全く違う点は、議員の選出される選挙区が全員同じという点。同じ会派でも全員がある意味でのライバル。この点が、政策中心というより人間関係を中心とした会派運営になる一つの要因。同じ校区選出なら同じ会派というわけにはいかないようだ。政策中心の選挙にするため小選挙区を導入したのは掲示板に書いた。鉄の結束を誇った派閥竹下派も崩壊。時代は動いているが、地方はどういう形になっていくのだろうか。

私の行動については各種心配を頂いているようだ。感謝。私としては、普通の活動をしているつもりだが…。私だけが情報発信をしているという批判もあるようだ。HPはほとんど経費なしで情報公開できる。独占するつもりもない。最近、人間模様や個々の意識を知る機会が多い。議会が姫路の人間模様の縮図なら、姫路が透けて見えるというべきか。批判をするつもりはない。ただ、姫路が住み良くなれば、政治をよくしようという思いだけ。先輩諸兄の多くも問題点は理解されている。ただ、実践をためらうのみ。

その後、市役所西のバングールでカレーパン、コロッケを買い求め控室で昼食。

その後、徒歩で姫路キャッスルホテル。NPO法人コムサロン21ほか主催の播磨人間フォーラムに出席。I市長、M代議士の挨拶の後、結城思聞(元フジテレビアナ松倉悦郎さん)の講演を拝聴。故逸見アナとの生前の友誼、小川宏ショーの脳性まひ児童の話など。心の琴線に触れる内容。大いに感動。その後、コムサロン人間塾のTさん、木鶏クラブのMさんらの分科講演。散会後、夕食懇親会。中学同級生Mくんのお父さんをはじめ、多くの方々と懇談。高校同級生で運輸会社の後継者でもあるFくんの参加も。各種行事での同世代交流はほぼ皆無。お互い同じ思い。終了後、スタッフ慰労会。釣書の話も。苦笑。更に太子町議のUくんらと懇談。多くの方々から、小さくまとまるな的な指摘。最近この指摘が本当に多い。皆さんの思いは理解しているつもり。

  合併における本質的問題
09/17 (水)

puri2.gif 妹Rの運転で市役所。合併問題特別委員会に出席。トップバッターで質問。まずS委員長、合併推進室事務局の皆さんへ委員会説明用資料の事前配付について御礼。

次いで、交付税減額や国レベルの効率的な行政運営という観点を除くという前提、つまり国民というより市民の立場で「姫路市民が受ける合併のメリット」についてO企画局長に質問。数回の質疑応答。

O企画局長の答弁を私なりに解釈すれば「将来的に政令市を目指す姫路市が、当面の合併メリットが少ないからといって、合併せず単独で生き残りをはかるという姿勢でいいのか」というもの。私はやり取りの中で、局長の答弁に『独善』を否定的に捉える行政官としての信念を感じた。私は質問作成時に答弁を想定しているが、O局長については、ドーム土地購入時の金利負担の問題にしろ、今回の合併の問題にしろ、目先だけの答弁でなく、骨太の答弁が多い。今回は『独善』を否定する考えに内心感心。こういう議論がしたい。私も嫌味のような質問をしていると感じることもある。ただ、それは議院内閣制でなく大統領制のもとの議員としての責務であると理解してもらいたい。

ただ、新市構想策定小委員会における町側の要求の数々(合併すれば町側に何をつくってくれるのか云々)を伝聞するだけに、釘をさす役割も必要。交付税カットによる財政逼迫、高齢化率の急上昇など町役場職員が認識している未来予想図が一般町民に伝わっていないからこそ、かくなる発言が出る。強者の論理ではなく、30年後の行政運営を考えた場合の姫路市民の負担増を踏まえ、町側の現経営陣には応分の負担を願うということ。そこに職を得たということも自己責任。私は公約として、『10年、20年、いや30年後の行政運営について責任が持てる若さがあります』と書いた。今後も将来に責任ある議論を進めたい。

散会後、私よりも民間的発想に立つ別会派の某議員から、議員歳費にかかる問題について提案あり。極めて本質的な指摘。大いに賛同。政治資金については専門分野だが、市民の賛同を得づらい要素、また既得権的な要素も存在することから、抜本的改革が必要と認識。選挙制度をあわせた地方議会のそのものを問う骨太の改革案を構想せねば、難しいか。私の私案も披露。

昨日、同一選挙区であることによる問題点について一部記述したが、先輩議員からある取り決めについて教えて頂いた。「議会会期中は、休日を除き、公私立を問わず、保・幼・小・中・高校の卒業式には出席しない」との申し合わせが存在すると。会議を欠席して卒業式に参加するということを防止するための申し合わせと。

出席が確認されれば、議長に謝罪すると共に、所属する会派の会長同伴の上、各会派を謝罪回りするという制裁の例もあるようだ。噂だと思っていたが会議規則集にも掲載。この制裁は議員にとっては厳しい。こういった姫路特有の申し合わせこそ、新人議員説明会で教えてもらいたかった。

M事務所でK県議、党県連のS選対委員長、T総務部長と衆院選の打ち合わせ。日程はほぼ決定。土下座より政策で勝負したい。

その後、昨日のフォーラムでM事務所から紹介のあったUさんが来訪。民間企業間の凄まじい競争について拝聴。

その後、決算審査に備え、質問項目の所管部局の確認。同僚のY議員と議会運営について懇談。ある方向性ついての認識に共感。

退勤後、駅前。姫路城撮影で有名な写真家Kさんと遭遇。私の活動についての評判は各種ルートで伝聞と。恐縮。税の使途についての助言を頂く。

その後、市民クラブ所属で前回の選挙で引退されたA前議員の送別会。後継のA議員の本会議質問を見て安心して引退できると。私もしっかりやれと激励を受ける。様々な政治課題についても懇談。

  公金の適正執行に向けて
09/18 (木)

box.gif 党の全国機関紙「民主プレス」が自宅に届く。私も寄稿したが、内容がなく恐縮。党本部役員室のK先輩とメールのやり取り。久方振りに上京したいが…。

播但線、市営バスで市役所。10時からの一般会計決算特別委員会に出席。職員食堂の弁当の昼食をはさみ17時前まで。総務局、都市局、農業委員会事務局から決算説明並びに質問。款項別にまとめられた支出命令書の束を前に各局の審査をするというスタイル。初めての経験。一般会計の全帳票が置かれているが、限られた中で委員が全てをチェックするのは不可能であり、監査委員の役割か。ただ、驚いたことにほとんどの帳票で「支出事項・決裁者・請求書」以外にほとんどの帳票で領収書が見当たらず。尋ねると、銀行振込みの出納印が領収証書と。一般企業の場合、領収書添付は必須だと思うが、行政の場合、事前に相手先登録がされているため領収書は不要との考えのようだ。不正防止等のため4年に1回、相手先登録の更新・見直しを行っているとの答弁もあった。銀行振込を領収書の代わりにすることに違和感はあるが、事務効率を考慮した考えか。

審査の途中、本来は支払い相手方が作成する請求書を行政側が作成する例を発見(名前と印鑑のみ相手先が記入)。具体的帳票名を出さず質問すると、斯くなる例はないと。更に聞くに、多数の請求件数を抱える業者の場合、相手先の複数業者立会いのもと職員が代筆する例がある云々。怒り心頭。周辺を確認するなど配慮して質問したのだが…。同一筆跡・意図的な日付書き込みを具体的に追及するに漸く認める。民間で、契約日を空白にする例があるのは知る。軽度と言えば軽度だが、発生主義に基づかず、意図的に請求日の日付を決めるなど、公金を執行する立場として許されることではない。

最後に委員長からの指示もあったので、斯くなる例はなくなると思う。散会後、「請求書単体では公文書ではない」と作成の言い訳をしている御仁がいると伝聞。そんなことは百も承知。ただ公金を執行する立場をわきまえぬ発言に怒り心頭。

退勤後、政治関係のKさん、Yさんほかとゼブラ。各種懇談。

  請求書自作に異議あり!
09/19 (金)

kouji.gif 一般会計決算審査2日目。長時間の審議であり、膨大な支出命令書等の伝票を見つつの審査ということでメモも取れず。決算という重要かつ総括的課題の多い審査だけに、同時開催の他の委員会の様子も合わせて知りたい。事務局、傍聴者以外に総括的議事を把握できるものなし。公営企業決算委員会の審議内容も同僚議員から、豊富団地のガス問題、官官交際問題で多少混乱したと伝聞するのみ。何とかしたいが、規則上、委員会議事録は、委員長報告終了(つまり会期終了日)まで出せないということで改めて徹底されているようだ。規則上当然の措置か。私だけ非公式に頼むという話も、担当に迷惑をかけることになる。やはり、現行制度を変えるしか、対処手段はないということだろう。頼む人によってはという、法治主義ならぬ人治主義が公平な議会である筈もない。最近、どんな案件でも本質的なところに帰着すると感じる。

委員会では、昨日質問した請求書作成の件で、各局の伝票を調査。多くの局で日付や金額、適用等の同一筆跡が見られる。なぜ請求金額まで発注者(行政)が記入する必要があるのか?使ったのは業者だ。特に悪質な部署では、スタンプやペン、色遣いなどを使い分けている。昨日の例もあり、一瞥で判然としたため、質問せず建設的に委員長報告と言う形で執行機関側に要請すべきと主張。「この(役所側が作成した)請求書の鉛筆で囲んであるところ(業者名と印鑑だけ)を記入して返信してください。日付は記入しないで下さい」斯くなる要請があるともいう。案件としては瑣末かもしれない。ただ、業者が作成する請求書を発注側(行政)が作成したり、手を加えるなど認められるわけがない。

議会では、決算審査の参考資料である支出決定書を身ながら、予算の適正な執行がなされたかを判断している。ここで、予算執行されたことを証明する書類は、本来領収書であってしかるべき。ただ、事務執行の効率性から、銀行振り込みの出納印で便宜的に代替(※振り込み証明は、相手方の受取を証明するものではない[振込みが口座不在等で未執行となったの場合、銀行は組み戻しで対応]し、相手方登録で相手方の実在を補完証明している)することは自治体の会計基準として認められるのも理解している。ただ、領収書がない以上、監査委員や議員が、予算が適正に使用されたかを判断する書類の中で、相手方が予算を使用した客観的証明は請求書のみである。

私は個別部局をあげて言うつもりは全くない。私の席の前に伝票が置かれた部署が指摘を受けただけ。執行機関を疑うつもりもない。ただ、「そういったことは行っていない」と強弁する姿勢こそがお役所的体質。国会なら、この答弁で審議が止まるだろう。私は、嘘や誤りを隠蔽・糊塗する姿勢が嫌い。責任云々より、事実を示し、改善すればそれでいい。

散会後、適正な予算執行に関して関係者と打合せ。政治をよくしたいという思いで政治家になった。首を取ったりパフォーマンスで目立つつもりもない。よくなればそれでいい。

その後、同僚のY議員の車で姫路キャッスルホテル。M代議士の「明日へ」パーティーに出席。まず、党本部国対委員長の野田代議士、NC安保担当大臣の前原代議士をパネラーとするセミナー。マニフェスト、二大政党、小泉総理=15代慶喜、国債依存率(現在50%・太平洋戦争前38%)、公務員給与の引き下げ(議員含む)、補助金制度→一括交付金、中国向けODAの又貸し問題、1クラス30人学級、警察・入管職員増員、天下り禁止、事前許認可→事後チェック型行政、円安誘導まで多岐にわたる議論。実は2人が初当選した10年前の選挙の際、私は大学1年で奥田代議士(当時、細川内閣の衆院議運委員長)の秘書になったばかり。僭越ながら、日本を任せるに足る立派な人材であると思う。つまり10年で飛躍。内容も含めて大いに感動。落涙寸前。

その後のパーティーでは、参加者の皆さんと懇談。終了直前、選挙の前にお世話になった方から極めて厳しい表情で呼び止められ、「一生懸命応援して、周囲にも支援の依頼もしたのに議員としての姿が見えない。回っても来ない。皆そう言っている」と。大いに驚く。平身低頭で続く話を拝聴。議会活動等を優先して訪問活動等に割く時間が少ないことは気にしていたが…。元々地域や組織中心で個別利益を追う選挙よりも、政策や市民全体の利益を考え行動してきた。その結果が議会活動中心であったのだが…。9000人もの票を頂き、多くの市民の期待にこたえるべつ頑張ってきたつもり。政治に対する認識は様々。私が甘かったということ。現状の1人体制では厳しいことも明らか。ボランティアで助けてもらうことも大切だが、現状は、業務を委託する事務員的役割が必要。外部に求める他なしか。

散会後、多くのお誘いを頂いたが、先約の若竹会代表Fくん、Mさんとふく鳥で懇談。先程の話をするに、同様の話ありと。議員になれば、個人的な要望・口利きをしてくれると思っていた人もいる。旧来の政治を知る人も多い。杓子定規と言われるだろうが、立場を変えるつもりはない。いずれにしろ挨拶回りの重要性はご指摘の通り。若竹会メンバーにMさんを通じて協力要請。深夜まで懇談。

  のぞみ停車間近
09/20 (土)

hare.gif 事務所で作業。夕刻、播但線で姫路。お土産として南口1Fで白鷺陣屋の姫山を買い求め、駅構内で天ぷら駅そば。タイムサービス中で200円。

こだま、のぞみを乗り継ぎ東京。姫路の新幹線のぞみ停車はもうすぐ。利便性は高まる。署名したかいがあった。Hさんと待ち合わせ、赤坂の大昌園。落胆。半額セールや値下げで一時の客を求めても、セールが終れば客は来ず。赤坂全体の地盤沈下、いや日本全体の地盤沈下か。

その後、台湾人で様々な業種の経営を手がけるKさんと遭遇。久方振りに懇談。半蔵門線・田園都市線で藤が丘。今後のことで様々な点について打ち合わせ。

  Hさん一周忌→寝台夜行で姫路へ
09/21 (日)

kocchi.gif 台風接近中の姫路の様子を尋ねるに雨降らずと。母校M中学校の体育大会も無事開催と。招かれるも臨席できず残念。

サンドイッチを食べた後、車で八王子の信松院。故Hさん一周期法要に参列。選挙前に出馬を許可していただいたことを思い出す。60歳での急逝だったが、家族との最後の会話が私の選挙の話だったという。昨年の臨終にも立ち会ったが、選挙結果を改めて墓前に報告。終了後、同じく八王子の鶯啼庵。多摩運送のH社長、関東菱重興産のT社長、マイクロソフトSEのHさんらと懇談。生前の様子から政治の話まで多岐にわたる内容。親族の方々にもご挨拶。散会後、Hさん宅に戻り、お母さんの手料理を頂く。美味。

新幹線終電もなく、神姫バスの渋谷発深夜バスにも間に合わず。ただ明朝は定例の街頭演説。絶対に帰らなければならない。横浜線、京浜東北線を乗り継ぎ横浜駅。姫路に早朝到着の夜行列車サンライズ瀬戸B寝台に駆け込み乗車。寝台列車は阪神大震災時に乗って以来8年ぶり2度目。アラーム、FMラジオなども整備。時代の変化を感じる。最近寝不足だけに揺れや音は気にならず。

震災と言えば、ボランティアのため神戸に向かう際に、臨時鈍行列車(大垣夜行)に乗ったことを思い出す。その際も、Hさんにおにぎりを作ってもらった。今回も持たせてもらった。年月、様々な思いが錯綜。落涙。

  一般決算委員会3日目
09/22 (月)

kumori.gif 五時頃起床。おにぎりを頂く。美味。早朝の姫路駅だが郷愁が漂う。播但線始発で自宅へ帰着。シャワー、新聞チェックをして再度播但線で姫路駅。定例の朝の街頭演説。自民党安倍幹事長の人事について、北朝鮮問題で外務官僚と権力抗争し勝った人物。手強いと評価。これまでの小泉内閣に対する評価について演説。公約反故の数々を思い起こしてもらいたい。

その後、市バスで市役所。先週に一般決算委員会に出席(審査内容については多岐にわたるため、後ほど一括してUP)。帰宅途中、小学校の後輩Nさんと遭遇。小学校の時も一緒に遊んだ仲。久方振りに懇談。同世代も社会を担う年齢になってきた。まるよしで唐々鍋10番。

  運動会→演説会→政策懇談会
09/23 (火)

ame.gif 朝から豊富のはぎ保育園の運動会に出席。まず、O市議会議長の挨拶。私についても過分な紹介を頂く。感謝。バレー部の先輩、同級生、生活体育メンバーなど知己も家族として参加。遅れていると感じる(苦笑)。園児たちの熱心な運動、遊戯を見学。大いに感動。家族席の挨拶回りも。激励の言葉も多い。

スタジオ業やビデオ撮影業を営む三辰堂のSさんと懇談。鷺城ライオンズクラブで黒田官兵衛の没後400年イベントを開催と。ただ既に終了。残念。記念CDを購入。歴史家の黒田美江子先生のご令嬢が歌っているとのこと。世間は狭い。

昼休憩時に園長先生はじめ他の来賓の方々と弁当を食べつつ懇談。いつのまにか政治の話題。議員の待遇等について大きな誤解が多く困惑。退職金何千万、高額の議員年金云々と。「市長と違い議員には退職金は支給されないし、年金も3期同一議会籍を有さぬ場合は掛け捨て同然」と説明。皆大いに驚き、副業なくば厳しいのではとの声も出た。私は政治専業。待遇については、地盤・看板(知名度)・カバン(資産)がなくても立候補でき、家族があっても養育できるだけの制度を拡充すべきだと考えている。政務調査費で議員活動に専念することができる制度にしなければ、有為の専属新人は出馬困難。現下の不況という経済情勢ではあるが、出馬環境の公的環境整備の問題とあわせ、私が着手しなければならない課題の一つ。

午後一番で到着したM代議士に引き続き挨拶。今にも雨がふらんとする雲行きに、ごく簡単に。その後、若竹会のF代表、Mさん、メンバーMくん、選対事務局長を務めていただいたたKさんと姫路サティ前で街頭演説。M代議士、秘書団も合流。小泉内閣の選挙向け人気取り組閣を批判。石原国土交通相は行革担当大臣として何の成果もないし、川口外相にいたっては、存在感すらない。石原都知事の息子、民間女性という理由だけで大臣でいいのか。自民党の古賀元幹事長が講演で語った「選挙に勝つためだけの内閣をつくることで、政権与党の自民党に国民の信頼は得られるのか」「選挙の顔のために政策の違う総裁を選ぶ若手ばかりになった」言い得て妙。人気より政策中心の政権選択型の選挙を望む。

演説中、車内より手を振って下さる方も多い。感謝。更に砥堀のコープ前に移動し演説。近くの312号線の渋滞問題にも言及。最後は降雨の中の演説となったが、無事終了。近所のKさんから、陳情を聞く。

その後、東京若竹会のGくんも合流し、播但線で姫路。駅前のカナリヤで懇談。中央の政治状況から姫路市政の話まで。大いに議論(政治懇談会)。

  議会改革案を大倉議長に提出!!
09/24 (水)

panda.gif 目覚まし時計が鳴る前に起床。今日は、これまで温めてきた議会改革案提出の日。緊張感と気合が入る。議会に出勤し、まず一般会計特別委員会に出席。建設局など重要部局の審査(質疑内容は別途)。

昼休憩時に、当選1回の議員でつくっている03(ゼロサン)会[2003年に初当選の意]の会合。これまで温めてきた議会改革案の最終確認。8議員全員が提出者となることも確認。安堵。全員揃って応接室に移動し、O議長(O副議長、I事務局長、F次長同席)に対して、年長のH議員から要望書を提出。回答までの所要日数や各会派の意向を確認する等の質問があり、最後に議長から「議会の権限・権能の問題もあり、すぐに全てできるというわけではない。ただ、私も1期の頃があり、様々な疑問点を感じたこともあった。私自身も議長として開かれた議会を目指しており、真に前向きに対応したい」との言葉を頂いた。

その後、市政記者クラブの幹事社産経新聞のK記者に呼ばれ、H議員と共に取材対応。改革案の内容については私から説明。質疑応答も。会の趣旨、議事録の公開、政務調査費の領収書問題など他都市との比較もあわせて説明。議事録の公開等よりも領収書問題に興味が高い様子。今実施すれば、県議会や県内各都市より先行実施となる状況や外部監査を導入する都市もあると説明。中核市最高(50万円)の堺市や西宮市(15万円)の例もあわせて説明したが、これは記事にはならないだろう(笑)。

ただ、会見の最後にNHKの記者さんの「こういった文書については事前に記者クラブに提出してください」との要請もあった。テレビの場合、カメラを入れるかどうかは内容を見て事前に判断するということ。国民にニュースを放映する使命を有する方の発言として当然。私も申し訳ない思い。通常ならそうする(国会でも質問原稿の対マスコミ事前配付は慣例)のだが、マスコミに対して、私とは感覚が異なる方もいる。今回もマスコミを巻き込むなという先輩からのご指導もあった。

事を荒立てる内容でもないし、一人パフォーマンスをするつもりもない。本当に中身をとる必要がある基本的な改革案という思いから先輩諸兄のアドバイスを聞きながら対応したつもり。多くの方に賛同して頂きたいし、更に充実し開かれた議会を目指すことで、将来的に姫路市議会が他の都市の視察対象となるような先進議会都市になればいいと思う。北川正恭前三重県知事が成功した理由は、「情報公開と住民参加、徹底した議論」であったという(先日直接聞いた)。市民が要請するまで情報公開しない、ではなく、こちらから見てくださいという姿勢。これがこれからの自治体の情報公開の市政ではないだろうか。

情報がない中で、住民の方も議論に参加してください、公募に応募してくださいといっても、それは上っ面の住民参画ということ。そういった意味では本会議という原稿読み中心の議論だけでなく、委員会議事の積極的公開は絶対に勝ち取りたい。いずれにしろ、他の議員の皆さんも議会改革や制度上の矛盾点等について発言することが多くなった。他にも残る課題等については、若手だけでなく、様々な議論の中で、自然に声が出るようになればいいと思う。「誰が言うかでなく、何をいうか」こういう時代が必ず来る。

議会改革案提出については、当選後、当掲示板でも度々言及してきた。具体的取りまとめは8月12日から(当日記で確認)。行動の提出者が新人議員全員となったことは、望外の喜びであり、多くの先輩議員や事務局の皆さんのアドバイスのお蔭であるとも思う。当選1回生でも議会できちんと活動しているということを市民に知ってもらいたい。私は政治家としてHPで情報公開しているが、政治的なスタンスについては、批判もあるだろうし、客観性がないという指摘を頂くこともある。そういう意味では客観報道してくれるのは、HPでも政党ビラでもなく、新聞やテレビが中心。取り上げていただけるなら、本当にありがたい。

夕刻、市政記者クラブで記者さんと懇談。記事だけでなく校正など毎日遅くまで仕事をされているようだ。退勤後、役所関係のAさん、Iさん、報道関係者のIさん、I2さん、Nさんと駅前の一番(第20回市政懇談会)。市政・国政・選挙・人事・家庭の話題で大いに盛り上がる。しかし訴訟を恐れる心理には驚いた。知っていても書けないという自主規制ネタもあるらしい。散会後、Nさんに自宅まで送ってもらう。感謝。

  読売・朝日・産経・毎日・神戸新聞各紙に掲載!
09/25 (木)

box.gif 読売・朝日・産経・毎日・神戸新聞各紙姫路(播磨)版に議会改革案提出の記事が掲載。段数等違いはあるが、全て肯定的な記事。活動が少しでも市民の皆さんに伝われば。

降雨のため自ら運転し市役所。朝日橋の渋滞に困惑。高架事業全体が完了すれば南北の分断は緩和されるだろうが…。高架のみならずお城周辺の家老屋敷跡にしても計画遅れの原因は移転交渉の遅れ。経済的な観点で言えば、遅れるごとに市民の損失が膨らむということなのだが。「公共の福祉」については決算委員会でも度々議論している。土地収用法の適用に慎重であることはいいが、伝家の宝刀も抜かねばなまくら。

一般会計決算委員会5日目。正直な話、かなりの疲労度。他にも様々な案件が持ち込まれているが、進捗できる状況にあらず。昼食は職員食堂の弁当。

O議長、O副議長から呼び出しあり。H議員、U議員と共に今後の対応について打ち合わせ。夕刻、決算委員会の各局ごとの審査終了。今日の委員会では請求書日付の改竄も発見。カッターで筆跡を削るなど常軌を逸している。公金に対する意識に閉口。創夢会のF議員が幾度となく追及。私が最初に指摘した頃は「職員が請求書を書くなどということは一切ありません」なる答弁もあったが、最近は「そういう例があるかもしれません。今後そういったことがないようにします」という答弁に変ってきた。庁内の連絡があったのだろう。Y委員長からの指示もあり、「全庁的な問題なので、一度庁内で整理したい」というT収入役の答弁で引き取られた。支出命令書起案日と請求書を同一日付にせよという内規的なものがあるから起因する問題だと推測。前渡資金の精算書の提出と合わせて、改善されればいいと思う。「竹内、小さい問題にこだわるな。小さい人間にはなるな」という声を直接掛けて頂いた。私の政治的スタンスを心配されている方が多いし、その方々が言わんとすることは大いにわかる。ある意味で本当にありがたい言葉だと思う。私だって本来、批判などしたくない。野党でもない。ただ、批判せざるを得ないことが寂しい。

議会改革案の具体的調査や(財)日本国際交流センターのYさんと電話打ち合わせなど。議会後は日米議員交流等の受け入れ・衆院選・予算要望・挨拶回りなど膨大な業務が…。考えると頭が痛い。議会で残業。議事課の皆さんも同様に深夜まで残業。ご苦労様。帰宅途中、京口駅東の長浜ラーメン。半ちゃんラーメン。替え玉2回。帰宅後、浜さきの巻き寿司、トロ鉄火。過食症状。

  砕氷艦しらせを歓迎!!
09/26 (金)

acchi.gif 事務所で作業。播但線・市バスで市役所。一般会計決算特別委員会の現地視察。まず、山陽百貨店内のスマイルステーション(駅前市役所)。エプロン姿の窓口職員の姿も。これまでの駅前サービスセンターの利用者数を10%以上、上回っているようだ。M市民局長からは取り扱い事務の数で横須賀市など同様の取組みを進める自治先進都市を上回っていると説明。感心。

その後、お城の玄関先でもある家老屋敷跡の整備状況を視察。移転交渉が進まない最後の1軒のみ残る。国有地という原点に立ち返れば、これ以上の先送りは認められない。

更に、委員会中の私の質問で注目された動物園を訪問。T園長らの案内で見学。私が指摘した観覧車の様子など他の委員にも見て頂く。大規模改修等については文化庁の規制が思いのほか厳しいようだが、現にある施設ということで理解は得られるのではなかろうか。特区の活用ではないが、汗をかく問題か。公立動物園としては播磨のみならず岡山からの学童見学があるなど極めて重要な施設。個人的には、動物・飼育施設・遊具等の思い切った充実を望む。いずれにしろ、作事場を含めた将来計画の早期決定が必要。

市役所の昼休み中に開催の大正琴のコンサートを拝聴後、駅南大路沿いの松屋。ギュウ・カレーなるカレーライスに牛肉を載せたメニュー。松屋といえば渋谷センター街店以来の訪問。

その後、新人議員の会”03会”の会合。議会改革案の提出という新聞報道によって議会内でも蜂の巣をつついたような騒ぎになったようだ。心配されたO議長には各会派に対する提出報告を行うと回答。ただ、新人議員を代表し「わたしたちに全会派を説得せよ」というのは無理との発言があったことに感心。また周辺でも様々な動き。

民間企業の会計決算でも「監査」によって第三者的なチェックを受ける。ましてや行政の場合、予算の議決にはじまり、監査委員による帳票チェック、決算認定という3段階の厳しいチェックがある。ところが、監査委員でも政務調査費についてはチェックできない。市民による情報公開条例の対象でもない。領収書の提出がないこと自体に公金執行上問題があるという議論が他の都市でも行われている。議会事務局や制度の専門家なら誰でも知っている。

しかし、「条例化は行政の役割」なる時代錯誤の噂は姫路市という中核市レベルの議会とも思いたくない。議会は条例を作る機関。作ったことがないからといって機能がないと思われても困る。質問、批判か口利き・要望だけが議会の仕事ではない。

今回の案でも、要望でなく条例を出せばという有識者の声もあった。パフォーマンス型の急進派なら斯くなる手段もとろう。今回の提案はパフォーマンスではない。実をとるために熟慮した結果、要望にした(この内容の条例化は数時間も要らない簡単な作業。私は参議院の議案起草担当)。

地方議会の場合、条例改正案を止める手段は否決・廃案、審議未了・廃案と否決、市長の拒否権しかない(国会は違う。私の論文参照)。議員提出議案が出された時に「誰が言うかより何を言うか」つまり中身で賛否が決まる時代が確実に来る。私が次に狙うのは、議員による条例(改正)案の提出だ。行政に要望するより、自前で条例をつくればいい。議事機能の次は調査(立法)機能を充実させる。議会の本来の機能を取り戻す。

僭越だが、『私の使命は制度改革、つまり次代の精鋭が政治を担う時代への橋渡し』。ここで躓いている訳にはいかない。政治に関わる人間なら、政治の潮流に棹をさすべきではない。野中さんも引退する。政治が動いている。皆わかっているはずだ。

退勤後、タクシーで飾磨港の旅客ターミナル。早大の大先輩でI汽船のA社長の訃報を聞き、弔問に伺う。大変お世話になった。聞けば逝去前日まで職場に来ていたと。ご冥福をお祈りする。

その後、南極観測船あらため海上自衛隊砕氷艦「しらせ」の歓迎式典に参列。自衛隊・地元・議会関係者など多くの方々と懇談。多くの同僚議員が夫人同伴で参加。皆一様に腰が低い。政治家の妻とは斯くなるものか。

数万年前の南極の氷でいただくドリンクは最高。さらに港湾振興課の職員で高校当時の有名人ともいうべきFさんとも邂逅。「永遠の<愛<を誓って」 に感動した当時を思い出す。散会後、帰宅途中のK県議夫妻の車に同乗させていただき姫路駅。その後、捜査関係者と打ち合わせ。更に、坂元町のKさんと懇談。市政、特に歴史や文化について大いにご指導いただく。姫路に関する知識に脱帽。

  岡山からの助っ人!!
09/27 (土)

kocchi.gif 起床後、事務所で作業。私の業務遂行遅れを知り、遠く岡山から助っ人としてSさんが来訪。超党派訪日議員団の受け入れ体制の事務を依頼。昼食は五軒邸のさつまラーメンで半ちゃんラーメン。美味。その後、花田町のヤマダ電機でモバイルパソコンを物色。適当な機種なし。残念。

その後、岩端町のジャスコ、今宿のザ・モールでM代議士と共に街頭演説。N労のKさんも参加。毎回の参加だが、その実践姿勢には恐れ入る。臨時国会開会でM代議士も解散まで上京。留守居役ではないが、頑張らねば。

その後、コープ砥堀店で食材を買い求め、家族も交え自宅で夕食懇談。Sさんも家庭を築いていく道を選択したようだ。心から祝福したい。

  小学校の運動会を見学
09/28 (日)

hare.gif 自転車で母校T小学校。運動会を見学。多くの方から、近況伺いの声掛けや支援の声。感謝。プログラムを見ると高学年(5・6年生)に徒競走がない。M校長によると、各学年の自主性に任せていると。更に、低学年の徒競走は男女混合組。妹の小学卒業以来の見学だが、順位主義の否定か男女平等教育か。詳細が分からないだけに判断できないが、大いに驚く。ただ昔と変わらぬ騎馬戦の存在には安堵。

妹Mの書道教室の生徒さんも多く、来賓席を離れて応援。子供たちからも教育について多くの要望を頂く。最近の子供たちは凄い。明らかに私たちの時よりいい意味でも悪い意味でも大人だ。先生方の負担は同じ40人学級でも更に重いと推測。県との関係もあるだろうが、30人学級の推進、複数担当制拡充は喫緊の課題。民主党政権は30人学級をマニフェストに明記。本当に重要な政策。23歳の大卒新人に1人で担任させるということは非常に重荷だろうと思う。私なら無理だったろう。「(年配の方がよくいうセリフ)昔は60人学級だった」時代のように先生の言うことを聞く子供たちだけではない。親も同様。家庭のしつけ云々に政治が口出しできない以上、率先して教育に投資すべき。しかし「同級生のお子さんが6年生に在籍」には驚愕。

昼休憩時には昼食弁当を食べつつ民生委員さんらと懇談。幼稚園園児募集の結果、20人以下が3年連続すると廃園検討がされるという基準を説明。皆さん大いに驚く。子育てのニーズに合う幼稚園のあり方、保育園との関係は国が省庁間の利権対立によって放置する問題。リーダーシップのかけらも見えない。ここでも政権交代が必要。

終了後、若竹会のYくんと共に事務所。アメリカ合衆国地方議員団の来姫受け入れ体制の打ち合わせ。その後、牛角、さらにまるよしで夕食。

その後、地域の自治会等役員懇談会。町民運動会等の打ち合わせ。多くの人が議会改革案提出の新聞報道について言及。新人の視点が重要との高評価を頂く。年代によりHPなど無縁の方も多い。新聞の影響を改めて実感。

  市民クラブ来年度予算要望検討会
09/29 (月)

kocchi.gif 自ら運転し姫路駅前(遅刻)。朝の街頭演説。K県議に引き続いて演説。M代議士が途中、新幹線で上京したため、持ち時間多し。議会改革案提出と内容について簡単に説明。また選挙公約の進捗状況について、少々早いが中間報告。ドーム系ホールの白紙見直し、中学校給食など実現方向の公約以外にも言及。特に、市役所で行われた入札で談合情報が寄せられたという状況に鑑み、提案した電子入札について、県の運用基準以上の厳しい運用を目指すべきと。契約議案にも裏金疑惑が報道されている某社の名も。建設委員会でも再度議論されるようだ。今日もKさん、Yさんが参加。Yさんからはミニ集会(市政懇談会)の開催の申し出を頂く。感謝。

終了後、市役所。市民クラブの先輩K議員の車に同乗し、青山の市立星の子館。カツ鍋定食の昼食をはさみ、市民クラブの16年度予算要望項目の検討会。Y政調会長を中心に重点要望から各局に対する要望まで多岐にわたり議論。アメリカと違い予算編成権は議会にはない。要望が重要。市町村合併や事業評価システムの導入や市民参画室の積極的活用(NPOと行政との協働推進)を重点項目に追加したり、阪神を念頭にしたプロ野球カード誘致のための設備拡充など様々な多くの会派要望をまとめた。

夕食後、毎夜20時から行われている天体観測会にも参加。アサヒビール系列会社から寄付されたという90cmシュミットカセグレン望遠鏡で火星やM57環状星雲、恒星ベガを学芸員さんの解説付で観望。私にも星を追いかけていた頃があった。

終了後、パソコンもなく、電波も届かないという好環境(?)に、21時過ぎという極めて早い時間に就寝。

  国会代表質問−菅代表の勝利
09/30 (火)

akubi.gif 起床後、新聞チェック。建設委員会で行われた荏原製作所との河川改修工事の契約の継続審査の決定について、各紙言及。別件での談合協力金追徴課税では本契約の解除は難しいようだ。「疑わしきは罰せず」という議論もある。

朝食後、建設の昨日に引き続き予算要望検討会。政務調査費の増額を正式提起。私は聞こえのいい話だけをするパフォーマンス議員ではない、聞こえの悪い話でも主張させてもらう。予算要望として市長部局と交渉すべき問題とも考えたが、現下の経済状況、過去の経緯、他にも見直すべき事項もあるとの話を受け、先輩方に対応等を一任。報酬審で拘束するという旧自治省の行政指導は理解している。著しく高額の場合や議員側の度重なる要望を拒否する手段としては有効だと思うが、姫路市には当たらない。

非二世・非事業家の普通のサラリーマンでも議会に入るようにしたい。家族を路頭に迷わせることを危惧しないようにしたい。政治の将来を考える市民の皆さんには、受益者負担の観点からも、有為の人材を政界に流入させることを理解してもらいたい。

(政治全般)
私は、逮捕される政治家の過去を調べたことがある。どんな人間が多いか?権力の中枢にいる人間か、カネで苦労してきた人間が多かった。政治には金がかかる。個人資産があればそれに手をつければいいだけかもしれない。ただ、金がなければ手をつけてはいけないヤミ献金や賄賂に走る、いや走らざるを得ない政界の現状もあったのだろう。

国会議員は二千万以上の給与がある。ただ、3人の公設秘書給与以外にも平均して10人近い秘書を雇い、皆財政的に苦しんでいる。個人献金の文化がない中で、政党交付金の支給を受けても足りないから、パーティー券の販売や政党を通じた献金で企業の力を借りている議員が多いのが現実だ。

「企業から献金をもらっても企業の言うことを聞きません」というのは、企業が営利集団である以上、道理の通らない話だろう。企業が見返りのない中で献金すれば背任という立派な犯罪なのだ。

私は、10年間の短い政治経験ではあるが、政治資金については、公的負担を拡充しないと絶対に政治はよくならないと思っている。公的負担とは結局、国民(市民)負担である。政治家の仕事で利益を享受するのは国民(市民)。企業や団体、特定の個人に対する献金の見返りとしての利益を配分するより、納税者たる国民(市民)に公平に利益が享受されるのが一番いい方法だと信じる。「企業・個人が個別利益を求めて献金する」以上、政治はよくならないと思う。お金は対価を示す指標。政治家がお金をもらった人のために動いてきた負の歴史がある。逆説的に言えば、公的負担によって政治家は市民のために動くのだ。

検討会終了後、昼食はミートソースのスパゲッティ。その後、前日同様に、K議員運転の車に同乗し市役所。感謝。

久方振りにパソコンチェック。政治とカネという私にも一家言ある掲示板の書き込みに集中。数時間かける。

その後も諸業務あるも一向に進捗せず、大残業(残業手当についてのお尋ねメールもありましたが、そういったものは議員にはありません。念のため)。12月議会の本会議質問者として会派で確認していただいた。何を聞こうか?というのも疑問に思ったことは、すぐ担当課に聞きに行っているからだ。

小泉総理と菅代表の論戦をテレビで見る。命を懸けた論戦の本会議。菅さんは原稿なし。小泉さんの絶叫する郵政民営化など簡保や郵貯の方針は全く議論がない。これから時間をかけて検討するとの答弁に呆れる。

大残業。12時前だが福祉部局にも明かり。驚く。自動車のため、国道312号線沿いのCOCO一番屋で野菜カレー5辛。



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