Web版ひであき日記

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  シティズンシップ教育の重要性!
2011年07月08日 (金)

hare.gif 北条の県立姫路労働会館。関電労組姫路地区本部の定時大会。挨拶。K県民局副局長、K市農政経済局長らに続いて来賓挨拶。電気事業をとりまく環境は今非常に厳しい。しかし、多くの人が不自由を感じることなく昼も夜も快適に生活できるのは電気の存在によるところが大きい。「節電の要請に応じる必要はない」と言っていた政治家もいたが、リーダーがこうした発言をすることで本当にそう思う人が一定いる。関西では現実に約半分の発電を原子力に頼っている。点検後の再稼動が難しくなっている現状から当面節電に協力することは当然のことではないか。いつの間にか電気事業に従事している人まで肩身が狭くなっている。

郵政民営化の時もそうだったが、何かを悪者のように決めつけ、スケープゴートに仕立て上げて、世論を誘導する。政治家はこうした手法をわかって戦術として使っている。大衆に人気のある政治家がこの手法を使ったときに、大衆によって立つメディアはこれに追随してしまう。そうした時に、冷静に流されず対応する意識が必要であろう。とはいえ最近は確実に逆に行っている。国民意識のスイングも大振りであり、選挙ごとに大きく振れてしまう。

(財)明るい選挙推進協会が県議等に配布している広報誌「私たちの広場」のシティズンシップ教育には必ず目を通し、民主先進国の取り組みを学んでいるが、日本の教育の過程でも実践すべきだ。この広報誌は高校生なら十分理解できる内容である。先日も書いたが、「明るい選挙」の標語入りポスターよりも中身のある教育である。この教育は日本で全く抜け落ち、戦前から一歩も進んでいない。あえて政治を避けてきた歴史は理解するが、もうそうした時代は終わりを迎えつつある。どうにかしたい。

 広報誌「私たちの広場」 

夜、国政、市政関係者と夕食懇談。

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